学校の様子

予告なし避難訓練

 2学期に行った地震の避難訓練(「○時間目に地震の避難訓練をします」と事前に知らせておいての実施)を発展させて、一般職員にも生徒にも実施日時の詳細を伝えないで※、今回地震想定の避難訓練を実施しました。

 この日、訓練の対象となったのは、昼休みと5校時の間の時間。非常放送が流れ、一次避難の指示があると、廊下にいた生徒はガラスに背を向けて低い姿勢をとり、教室で5校時の準備をしていた生徒はとっさに机の下にもぐり、など、各々が適切な避難行動を考えてとっていました。二次避難でグラウンドに集合するよう指示があると、ヘルメットや身近にある落下物を防げそうなもので頭部を覆いながら、避難経路に従ってグラウンドまで避難しました。

 見た限り、ほとんどの生徒がよく動けていましたが、わざわざヘルメットをとりに教室に戻ってしまったり、頭部を守るものが見当たらず右往左往してしまったりした生徒も中にはいたようです。そうした失敗に気づけたという点でも、今回の訓練はよい機会になったことでしょう。(職員も臨機応変な行動・指示が求められ、どのようにすべきだったかを考える機会になりました。)

 今年は新年早々に北陸地域で大きな地震がありましたが、本校の安全主任は石川県出身。集合後の講評では、年始に被災したときの状況を交えた話があり、生徒は真剣な面持ちで聞いていました。

※「今週のどこかの時間で地震の訓練をする。教室にいるときとは限らない。周りに大人がいるとは限らない。」とだけ伝えた。