合唱コンクール
山武中合唱コンクールを応援していただいたすべての人へ
10月30日(金)
生徒の皆さん、今日は素晴らしい歌声を聞かせてくれてありがとうございました。
1年生は声変わりの前の子どもらしい伸びやかな歌声でした。2年生は学級のまとまりを感じさせる気持ちのこもった合唱となりました。そして、3年生はさすがでした。男子の声も女子の声も大人になってきて、女声は透き通り、男声は低く太い声を響かせることができました。それぞれのパートが互いの声を聴きあいながら、ハーモニーを響かせました。1年生から3年生まで、それぞれに心と体が成長していることを感じた合唱コンクールでした。
今年はコロナウイルス感染の拡大もあって、大きな声で歌うことも、狭い空間で互いの声を響かせあうことも難しい状況になりました。また、音楽の時間と帰りの会の歌声タイムだけでの練習になりました。
私は、学校で合唱を行う目的はコンクールで順位を競ったり、うまい下手を決めたりすることではないと思っています。皆さんの中には、運動が苦手な人がいるのと同じように、歌うことが苦手な人もいます。しかし、一つの目標を目指し、学級の合唱をどうすればいいか話し合ったり、時には気まずい雰囲気になったりしながら、それらを乗り越えて解決して、みんなで作り上げることに学校での合唱の意味があります。仲の良い友達や家族とカラオケで好きな歌を歌うのと違うのはここにあります。
これから新山武中学校の伝統を作っていくのは君たちです。3年生は素晴らしい伝統の基礎を築いてくれました。その3年生から受け継いだバトンを次につなげるのは2年生、君たちです。
今までの努力を今日で終わりにせず、これからも「歌声の響く山武中学校」の伝統を作るために皆さんの歌声によって、美しいハーモニーの華が学校いっぱいに咲くことを期待しています。
今回は地域学校協働本部の皆さんがボランティアで生徒と保護者の座った座席の消毒とライブ配信の支援をしてくださいました。また、最初は正面からのカメラが始まる寸前に不具合が出てしまい。不安いっぱいのライブ配信でしたが、修正後は両方のカメラで600以上のアクセスをしてたくさんの方に見ていただくことができました。
今年の合唱コンクールは、生徒と職員だけでなく、地域と家庭の皆さんの御協力で行うことができたコンクールでした。
本当にみなさんありがとございました。