学区の概要

   松尾中学校は,昭和30年に旧豊岡村,旧大平村,旧松尾町の合併に伴い,昭和33年に旧町村にあった豊岡中,大平中,松尾中が昭和33年に統合して誕生した。翌昭和34年6月に,桔梗が丘に新築された鉄筋4階建の円形校舎に670余名の生徒が入校して実質的に統合が完了した。

 

   この地は,かつての松尾藩太田氏の城跡であり,眼下に街並みと九十九里平野,さらに遠く太平洋を望める歴史と自然に抱かれた,教育の場として最高の環境にある。


   本校の学区には,北西部に下総台地の一角にあたる豊岡小学校,南東部に九十九里平野内にある大平小学校,そしてその中間の台地と平野にまたがった商業地区を含む松尾小学校の3小学校がある。

  
   学区内の主産業は農業であり,平野部の大平地区では稲作と畜産が盛んである。海抜40メートル位の山の連なる豊岡地区では,山間の低地に水田が,高台には野菜栽培の畑が広がっている。また,大平地区と松尾地区には工業団地があり,地域の活性化に大きく貢献している。


山武市立松尾中学校
校舎からの眺望。遠くに太平洋が霞む。