7月14日から今週末の期末テストへ向けて補習を行っています。参加希望者が多く、生徒たちも張り切ってテストへ向けての学習に取り組んでいます。
　今回、１学期のテストの範囲は６月からの１ヶ月半の内容なので復習や振り返り学習がしやすくなっています。さらに１年生は授業のガイダンスもあったのでテスト範囲がとても短くなりました。
   
　授業では各教科とも確認のミニテストや単元テストを行って自分が理解していないところや苦手なところを復習できるように指導しています。苦手やわからないところを克服し、今年度初の定期テストへ向けての生徒たちの頑張りを期待しています。

　学校が始まって１か月が過ぎました。山武中学校では６月は５教科(国語・数学・理科・社会・英語)を中心に授業を行ってきました。
　密接になりがちな環境で発声をしたりリコーダーなどの楽器を使ったりする音楽や密閉された空間でマスクを外して活動する体育については、授業を開始することができませんでした。家庭科の調理実習は今も行っていません。
　しかし、７月になって山武市の状況も安定してきた状況を踏まえ、体育も音楽も少しずつ授業を進めています。
　体育は一人一人がソーシャルディスタンスをとり、縄跳びから始めました。また、音楽は窓を開けて発声を抑え歌唱の授業を始めています。
　終業式までの２０日間、猛暑のなか期末テスト、大掃除を行います。熱中症対策にも、コロナ対策にも気を付けつつ、生徒・職員みんなで協力をして乗り切っていきたいと思います。

７月６日（月）
　１年生を対象に千葉県警 外房地区少年センターの主任少年補導専門員の方を講師にお招きして「スマホ教室」を開催しました。
　現在、生徒たちの身近になった感のあるケータイやスマホの利便性の裏に潜む危険性について具体的な事例を用いながら説明してくださいました。
　「ＬＩＮＥのグループの中で言っていた悪口が他の人に伝わってけんかやトラブルになった」「知らない人と趣味や話が合うので会ってみたら、実は中学生と連れ出すための罠だった」「個人的な話や情報を信頼して教えたら、一斉に迷惑なダイレクトメールが送られてきた」など、普段生徒が気が付かないようなことをわかりやすく教えてくださいました。
　　

　7月3日（金）３年生の生徒・保護者を対象に進路説明会を行い、進路を決定するまでの流れや上級学校についての説明をしました。
　今年度、大きく変わったのは、公立高校の入学検査が前期・後期制の２回から１回になったことです。
　　
　さらに、千葉県全体の生徒の減少に伴い、今後募集定員が大幅に減少する可能性もあります。もちろん、この地区も同じです。
　そこで、生徒たちには「しっかりと情報を得ること」「保護者とよく話し合うこと」そして、「最終的には自分で決める気持ちでいること」の大切さについて話をしました。生徒たちはみな真剣に話を聞き、気持ちを新たに自分の進路について向かい合う準備ができたようです。
　来年の３月、すべての生徒が笑顔で山武中学校を巣立つことができるように、全職員で生徒を支えていきたいと思います。

　７月２日（木）。今日は３年生の初めての実力テストが行われました。出題範囲は主に１・２年生の内容でした。
　これから数回の実力テストを行います。大切なのは自分が何が分かっていて何が分からないかを知ることです。また、それによって、自分の実力を知り、自分の進路を目指す指標にもなります。　　
　７月４日は保護者も参加しての校内進路説明会を予定しています。いよいよ３年生の進路選択がスタートです。
　私は生徒たちに、中学校卒業後の進路選択にあたって「自分の進路は自分で決める」「いける学校ではなく行きたい学校を選ぶ」「普段の授業と生活を大切にする」の３つの話をしました。
　例年より２か月遅の進路指導開始となりました。生徒が悔いのない進路決定ができるように支えていきたいと思います。

　6月30日（火）に山武市教育委員会による”いじめ防止啓発事業”が１年生を対象に行われ、千葉大学から派遣された講師の方が「いじめ防止啓発のプログラム」を実施してくださいました。
　内容は、「クラスの仲間からＳＮＳで悪口を書き込まれた同級生に対してどうするか」というものでした。どのクラスも多くの生徒が「何らかの行動する」「意地悪な書き込みはやめようという内容で書き込む」という選択をしました。
　　　
　携帯電話やスマートフォンの普及とともに誰でも情報を発信することができるようになりました。しかし、「匿名なら何を言ってもいい」とか「相手が悪いのだから、ＳＮＳでどんなことを言ってもいい」などと考え安易に人を傷つけるような言葉をＳＮＳなどに発信してしまう人がいるのも事実です。
　本校の生徒たちはその多くが「いじめを見たら傍観者にはならない」と考えています。この今の気持ちを大切に育て「自分がされて嫌なことは人にしない」を大原則にいじめのない学校にしていきたいと考えます。また、ＳＮＳなどのネット社会にもきちんと付き合える生徒を育てていきたいと考えました。
　また、授業では山武市で導入している「生徒が困ったことや悩み」を気軽に相談・報告できる「ストップイット」というアプリも紹介されました。

　6月25日（木）に、延期になっていた生徒総会が行われました。
　昨年と違い各学級の討議も意見を持ち寄って集まっての答弁の検討も、時間も場所も制約されての活動となり、生徒総会を企画・運営する生徒会本部や専門委員会は大変に苦労をしました。
　しかし、そのような状況の中でも、昨年度の活動・決算の総括、今年度の活動の方針・年間の計画・予算の決定など令和２年度活動の基本がしっかりと話し合われました。
　　　　
　今回はコロナウイルス感染防止対策として放送での総会実施となりました。生徒会本部役員、専門委員会の委員長はもちろん、学級の生徒たちも真剣に議案書に目を通しながら放送を聞いていました。中学校で生徒会活動や総会を行うのは、将来生徒たちが自治的活動に参加する準備・練習のためですが、新山武中学校２年目の総会は大人の総会にも負けないくらい立派に行うことができました。。

　先日、保護者の皆さんに登下校時の本校駐車場への左折での進入・退出、及び、校門前の多目的広場での生徒の乗降をお願いしました。
　おかげさまをもちまして、学校周辺の混雑が大変緩和され生徒が安全に送迎していただけるようになりました。
　朝、多目的広場駐車場から歩いてきた生徒は学校前の横断歩道を渡って校門をくぐって登校します。横断歩道で手を挙げると止まってくださる自動車と渡らせてもらった後に自動車に向かってお辞儀をする生徒がいます。
　急いでいる通勤の時に渋滞で動かなくなれば誰でもイライラします。学校に電話をかけていらっしゃる気持ちも大変よくわかります。しかし、本来は上記のような心のやり取りができるのが山武中学校の生徒でありこの地域の人たちなのだと思います。
　気持ちのいいあいさつができる、「ありがとう」が言える、そんな山武中学校の生徒をたくさん育てていきたいと思っています。
　今後、大雨などで送迎の自動車が多くなって現在の駐車スペースでは足りなくなりそうな場合も想定されます。市とも相談して駐車待機場所などを検討していきたいと思います。御協力ありがとうございました。

　6月16日（火）
　生徒たちが待ちに待った部活動が再開しました。３か月半ぶりの部活動です。
　ほとんど体を動かしていなかった生徒たちなので段階を追っての練習を行いました。
　　　　　　
　また、できるだけ３密を避けるために活動場所の換気、生徒同士の距離に注意をしての活動など制約が多い中での再開です。それでも生徒たちは久しぶりの部活動を大いに楽しんで取り組んでいました。後から聞くと、久しぶりに運動をして筋肉痛になった生徒の多かったとか、頑張った証拠です。
　少しずつですが学校が平常に戻っていっています。
　　　　　　

6月11日（木）
　1年生の交通安全教室が行われました。
例年であれば、山武警察署や交通安全普及協会の方が見えて、生徒への指導を行っていただけるのですが、これまた新型コロナウイルスの影響で信号機だけ貸していただいて教職員の指導となりました。
　　　
　小学校では交通安全教室は行うものの、通学で自転車を使っていた子どもは少なかったので（睦岡小の一部）、実際に登下校に自転車を使うようになるのは中学生になってからが初めてという生徒がほとんどです。
　6月になって初めて登校してくる一年生が交通ルールやマナーが分からずに自転車の運転をして地域の方に迷惑をかけたり中には指導していただいたりした生徒もいたようでした。
　今日の教室で学んだ左側通行、一時停止の実施、ヘルメットの着用、併進の禁止など「自分の命は自分で守る（自分で考えて行動する）」を普段の生活の中で実践させていきたいと思います。

6月10日（水）
先週火曜日から給食も始まりました。
　　
3か月ぶりの給食です。ただし、向かい合うスタイルはなし。全員前を向いておいしい給食をいただきましたが、しーんとした中での黙々と食べる生徒たちでした。見かねて給食中に放送委員会で音楽を流してくれています。まだしばらくは、全員前をむいての給食が続きそうです。　
　
　今週になって余裕が出てきたのでしょう。生徒たちは給食が終わるとすぐに外に駆け出して、鬼ごっこやかけっこ、今までの家で閉じこもっていたうっぷんを晴らすかのように走り回っています。　　
　これからの季節は熱中症も心配ではありますが、３か月前の生活に少しでも戻せるように取り組んでいきます。
　

　山武中学校では朝登校してくると昇降口に一列に並び、一人ずつ上履きに履き替え教室に上がります。各階では観察カードを提出して健康状態をチェックし、手を洗って教室に入ります。一週間でこの動きもルーティーンとなりスムーズに進むようになりました。
　先週は1週間授業があり、生徒たちにはこの３か月の生活とはまるで違ったものになりました。「久しぶりの学校」「今までとは違う新しい生活様式」にもかかわらず、大変良く頑張っていましたが、やはり金曜日あたりになると朝の「おはよう」の挨拶の声もややトーンがダウン気味でした。
　ところが、土日の２日間の休みで疲れも回復したのでしょう。月曜日の朝の昇降口では大きな「おはようございます」の声をたくさん聞くことができました。

　６月５日（金）に３年生を対象に薬物乱用防止教室が行われました。
　千葉県警察外房地区少年センターから２名の講師の方がお見えになりました。
　薬物乱用による脳への影響やフラッシュバックの恐怖、周りの大切な人たちへの影響など、ほんのちょっとの好奇心や知り合いからの誘いに乗ったばかりに、人生が狂ってしまうことを、実際の例を挙げてお話ししていただきました。
　　
生徒たちは大変熱心に話を聞き、センターの方たちからも「しっかりとした態度で話もよく聞き、とても話し甲斐がありました。大変感動しました」とほめていただきました。
　つらいことや苦しい音があっても、薬物などに頼らずそれを乗り越えられる生き生きとした生徒たちを育てていきたいと強く感じました。
　外房地区少年センターの皆さん本当にありがとうございました。

　６月２日（火）、各学年とも授業が始まりました。
　今年度初の授業なのでオリエンテーションが主な内容でしたが、生徒たちは大変真剣に話を聞いていました。特に１年生は教科ごとに担当が変わることに戸惑いつつも、いろいろな先生と触れ合えることに興味津々の様子でした。
　また、今日から給食も開始しました。パン、コロッケ、パスタサラダ、ヨーグルト、牛乳と盛り付けにもそれほど時間がかからないものでした。生徒たちは全員が黒板の方を向いて密接にならないように給食を食べました。「新生活様式」になれるのは大変そうです。
　山武中学校では、コロナ対策・熱中症対策として窓を開けて授業をします。これから気温が高く蒸し暑い日が予想されるので、しばらくの間はジャージ・体操服での登下校、授業への参加を認めました。清潔な衣類の着用と衣服による体温の調節を行いたいと思います。

　本日６月１日（月）、山武中学校は始業式を行いました。なんと２か月遅れの放送での始業式となりました。
　　　
　午前中だけでしたが、生徒たちは落ち着いて授業を行うことができました。１年生は学校生活や学習の約束事について、２年生は学級の目標などをみんなで考え確認しました。学級替えのない３年生は本日から授業をスタートしました。

　新型コロナウイルス感染対策はもちろんですが、長い休み明けの一週間になるので生徒たちの心身の変化や疲労のようすに気を配りながら、新学期を進めていきたいと考えています。

　今週は１年生が２６日（火）、２年生が２７日（水）、３年生が２８日（木）に分散登校をして、学活を中心に２時間の授業を行いました。
　登下校時の昇降口や休み時間のトイレなど込み合いそうな場面や生徒の動線について確認を行いながら、６月からの学校再開にむけて検証を行いました。
　　　
　１、２年生は新しい学級に戸惑いがあるのか、静かに教室で過ごして生徒たちの動きも少なかったようです。その点、気心の知れた３年生は一週間ぶりの再会で話したいことが多いようで、ソーシャルディスタンスをとりつつにぎやかに過ごしていました。
　明日２９日（金）はいよいよ３学年がそろっての登校になります。安全に気を付けつつ来週からの実際の活動再開の検証になるように授業を行います。
　

　５月１６日（土）は体育祭の予定でした。しかしながら、今回のコロナウイルス禍によって残念ながら実施することはできませんでした。現在、日程を調整して２学期に行う予定ですが、授業時間の確保や他の行事との関係で未定な部分も多く、学校が再開したら詳細についてお知らせします。
　さて、明日からは２回目の登校日です。１９日（火）１年生、２０日（水）２年生、２１日（木）３年生となります。なお、今回は学級ごとに時間差登校・下校となります。時間と場所を確認して登校してください。
　課題と朝の検温（健康観察カード）、マスク着用を忘れずに、交通安全に気を付けて登校しましょう。

　１２日～１４日にかけて各学年が集会を開きました。そこで、私は生徒たちへ二つのお願いをしました。
　一つは「自分で考えて行動できる生徒になってほしい」、もう一つは「自分がされて嫌なことは人にしない生徒になってほしい」です。
　この臨時休業は「学校での学習が進まない、集団生活の中で学ぶべきことができない。」生徒たちにとって大変なピンチです。
　しかし、私は生徒たちにぜひこの臨時休業を①「学習を振り返るチャンス」②「自分で自分の生活を決めるチャンス」③「１０年後の自分について考えるチャンス」にしてほしいと話しました。
　第２次大戦中のイギリスの首相チャーチルは言います。「悲観主義者はあらゆる機会の中に問題を見いだす。 楽観主義者はあらゆる問題の中に機会を見いだす。」　
　楽観主義者でがんばりましょう　山武中学校！

　５月１４日（木）は３年生の登校日でした。
　朝から天気が良く、湿度もそれほど高くはなく、まさに風薫る５月らしい気持ちいい一日でした。生徒たちは、衣替え移行期間中なので、夏・冬服混じりの登校となりました。
　　　　　
　３年生も２年生と同様に、２月２８日以来の登校となり、久しぶりに出会った友達と大変うれしそうに話をする姿があちらこちらで見られました。
　初めに学級で担任のあいさつ、その後、体育館に移動して学年集会を行いました。
　体育館では「校長のあいさつ、学年職員からの話、進路についての話、生活・学習について」がありました。集会後は学級に分かれ来週の確認をして分散下校を行いました。
　「今できることを自分で考えてしっかりとやりきる」。中３になったとたん試される時を迎えています。でも「みんな独りぼっちじゃない。みんなで支えあっていこう。」そんな山武中学校３年生であってほしいと思います。
　来週は２１日（木）が登校日になります。学級ごとの分散登校なので間違えないようにしましょう。

　１３日（水）に２年生が登校してきました。なんと２月２８日（金）以来、７３日ぶりの学校です。
　身長がぐんと伸びた生徒、学校に来られてうれしそうな生徒、友達を会えることの喜びを全身で表現している生徒！がいました。
　今日は天気が良く,朝から気温が高かったので、ほとんどの生徒が夏服で登校していました。マスク越しではありましたが、元気な声で「おはようございます」という元気な挨拶が聞かれとてもうれしくなりました。
　　　　　
　２年生になって初めての登校なので、教室の確認、課題の回収と配布、学年全体での集会、その後、学級活動を行いました。次の登校日は２０日（水）になります。課題にしっかりと取り組んで登校しましょう。