校長室から

10月18日 市球技大会「準決勝敗退」という財産

City volleyball game tournament ”semi-final loss" an asset

東金アリーナに、山武市内の小学校11校が集まり、市球技大会が開催されました。

緊張気味の表情で始まった試合も、1点また1点と点数を重ねるたびに、応援席から「ヒューガ!」の声援が聞こえてくると、選手たちからも次第に笑顔が見え、男女ともにいつもの調子でパスがつながっていきました。

初戦を勝ち抜き、準決勝にコマを進めた男子に対して、女子はフルセットまで戦いましたが初戦を逃し、意気消沈…かと思いきや、組み合わせの関係で、

「先生、次の試合で2セット取って勝てば、準決勝に行けるかも」

と、希望の光が。

すでに気持ちを切り替えた女子チームは、次の試合に向けていつものような明るさでウォーミングアップをこなし、準決勝への切符をかけた戦いに挑みました。

こうなると、応援席の保護者の方々の声援にも力が入ります。学年主任のリードで、「ヒューガ! ヒューガ!」と大盛り上がりしました。

おかげで、一時はダメかと思われた戦況を覆し、見事に女子も準決勝にコマを進めることができました。

ただ、準決勝では、男女ともに一進一退の攻防を繰り広げましたが、あえなく敗退。

悔しさで涙が止まらない子が続出する中、監督からの

「5年生も、この悔しさをしっかり覚えておこう。そして来年へ…」

熱い言葉に、真剣に耳を傾ける子どもたちの姿がありました。

今まで真剣に練習に取り組んできたからこその涙でした。よい試合でした。

保護者の皆様、これまでの応援ありがとうございました。