校長室から

2月13日 話題のChatGPT

ChatGPT is a hot topic right now.

引き続き、6年生との会食を行っています。

小学校の一番の思い出や、中学校への期待と不安、将来の夢などについて尋ねているのですが、その回答の内容もさることながら、答え方もそれぞれ個性があって、いいひとときを過ごしています。

今日は試みに、今話題のChatGPT(人工知能)に、会食に来てくれた子どもたちの名前や将来の夢を打ち込み、その場で物語を作らせるところを見せてみました。

 

「○○さんの夢は、将来薬剤師になることです。□□さんは、サッカー選手になるのが夢です。◇◇さんの夢は、猫カフェを開くことです。会話文を入れて、物語をつくってください」

と指示すると、ChatGPTが考え始めているかのように、しばらくカーソルが点滅します。すると、

 

題名:「○○さんは、将来薬剤師になることを夢見ていました」

○○さん:「私、将来は薬剤師になりたいと思っています。人の健康を守ることが大好きなので」

□□さん:「私はサッカー選手になりたいんだ。いつか世界のトップ選手になりたいんだ」

◇◇さん:「私は猫カフェを開きたいと思っています。猫と一緒に楽しい時間を過ごせるなんて、最高だと思います。」

○○さん:「みんな、将来の目標がすごいね!」

□□さん:「一緒に頑張ろう!」

 

と、ものの10数秒で物語がつくられたのを見て、それまでおとなしかった6年生たちから驚きの声が上がりました。

さらに、この文章を◇◇さんが「『私』なんて使わない。『オレ』って言う」と言うので、それじゃあということで、

「◇◇さんは、自分のことを「オレ」って言います」

と指示すると、すかさず、

「◇◇さんは、自分のことを「オレ」と呼ぶようになりました」

とさらに自然な会話が続いていくのを見て、またまた「オーッ」と驚きの声が上がりました。

子どもたちは、今後、こうした技術がさらに一層進む社会に出て活躍することになります。アメリカの一部の学校では、すでにAIを使用することを禁止しているようですが、アシスタントとしてうまく使いこなしていくことも大切なのではないかと思っていますが、皆さんはいかがお考えでしょうか。