1月16日 スクールカウンセラーによる授業
Classes by school counselor
月に1~2回程度、スクールカウンセラーが来校し、子どもたちの様子をみたり、相談に乗ったりしてくれています。
いつも笑顔を絶やさず、優しく接してくださるので、子どもたちからも絶大な信頼を集めています。
今回は、もうすぐ卒業する6年生のために、ストレスについて考え合う授業をしてくださいました。
「昨日、算数の宿題があった。1時間目の算数の時間に、先生に「昨日の算数の宿題の答えをみんなの前で発表してください」と言われ、あおい君は思いもよらず当てられた。宿題は見直したけれど、間違えたらどうしようと考えているうちにドキドキして、冷や汗が出そうになった」
といったシチュエーションを想定し、ストレッサー(原因)やストレス反応(結果)を整理し、「あおい君が元気になるための手助け」について考え合いました。
意外にも、どう助けたらよいのか思いつかず、苦戦している子が多かったようです。
ゲームなどでは、「困ったら電源を切る」「リセットする」等の対応で済ませていることが多いだけに、わざわざ手助けをしようという発想自体が難しかったのかもしれません。
少しずつ、こうしたコミュニケーションに関係する学習も重ねていきたいと思います。