大平小学校ダイアリー

大平小学校ダイアリー

2月3日(月)2月スタート

 1月がいき、2月がスタートしたと思ったら今日は既に3日・・・2月に逃げられないように1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。そんな気持ちを伝えようと本日行われた全校朝会では、日々の積み重ねの大切さについての話しをしました。地道な努力を続けていくことができる人になってほしいです。

 朝会では、賞状伝達も行われました。「千葉県小学校家庭科教育研究協議会作品展」「千葉県小中高校書き初め大会」「山武郡市小中学校書き初め展覧会」「校内書き初め・書写展」とたくさんの児童に賞状を手渡しました。日頃からの努力を全校児童に紹介することができて良かったです。

 

2月4日(火)3年生社会科校外学習

 今日は、3年生が山武市民俗資料館へ校外学習に行ってきました。

 この資料館は、歌人・小説家伊藤左千夫の生家に隣接して建設されています。

 伊藤左千夫の生家では、昔使われていた道具や生活に触れる体験が出来ます。子どもたちは、千歯こき、炭を使ったアイロン、昔の電話、洗濯板など今では目にすることがなくなった古い道具についての説明を興味深く聞いていました。

 また、昔の道具を用いた火起こし体験も行い、火がついたときには、歓声が上がりました。

 資料館の方では、常設展示の伊藤左千夫の作品や企画展示の山武市で発掘された埴輪の展示を見学しました。資料館スタッフの方々の丁寧な説明や指導によりとても充実した校外学習となりました。社会科の「古い道具と昔のくらし」に結びつけ学習を深めていきたいと思います。

   

2月5日(水)照度・空気検査

 本日、学校薬剤師さんが来校し、本校の教室の明るさや空気の状態が適正かどうかを調べるための検査が行われました。照度計や気体検知管等を使用し、時間をかけて検査していただいた結果、教室の明るさも二酸化炭素濃度も良好ということでした。

 最近、全国的に児童・生徒の視力低下が問題になっています。環境面を整えることはもちろんですが、幼い頃からの生活習慣が影響する場合もあるため、自分自身の健康を守っていくための指導も合わせて進めていきたいと思います。

2月6日(木)入学説明会

 本日、来年度入学予定児童の保護者を対象に「新入生入学説明会」を行いました。入学予定者は、23名です。業者による学用品の販売が済んだ後、入学準備・学校生活・PTA活動等についての説明やお願いをしました。

 4月の入学式までに不安や心配事をできるだけ取り除き、小学校での新しい生活に希望をもって登校してくれることを願っています。

         

 

2月10日(月)樹木の剪定

 本日、業者による、校庭の樹木の剪定が行われました。

 道路側へ伸びてしまった枝の剪定や倒木の恐れのある古い樹木の伐採をお願いしました。

 歴史のある学校ですので、校庭の樹木もかなり大きく育っているものもあります。歴史や伝統、景観等、様々なことに配慮しながら環境整備に努めていきたいと思います。

 先週は、千葉県の「さくら優良品種の植樹奨励事業(さくらの名所づくり運動)」に応募し、桜の苗木(ソメイヨシノ)を2本いただき校門脇に植樹しました。現在は、本当に細い苗木ですが大平小学校を見守りながら生長し、春が来るたびにきれいな花を咲かせてくれることと思います。

   

 

 

 

 

2月12日(水)縦割り班活動

 本日、わくわくタイムを利用して、「第2回縦割り班活動」を実施しました。今日の活動は、児童会役員が企画した「宝探しゲーム」でした。ゲームの内容は、校庭中に児童会役員が事前に隠して置いた宝物(ピンポン球60個)を縦割り班対抗で探し出すというものです。

 低学年、中学年、高学年と時間に差を付けてスタートし最後は全校児童みんなで宝物探しに夢中になりました。宝物を見つけた児童は、本当に嬉しそうでした。60個中58個の宝物を見つけた時点で制限時間が来てゲーム終了となりました。

 一番たくさんの宝物を探し出した縦割り班のグループ全員に児童会役員手作りの賞状が手渡されました。全校児童全員が楽しむことができた企画・運営をしてくれた児童会役員児童に感謝します。

    

2月14日(金)作品づくり

 各学年の廊下には、3学期に入り図画工作の時間に一人一人の児童が取り組んで仕上げた作品が展示されています。紙や木・板を材料に、はさみやノコギリを使用して作った作品です。先週までは、5年生が家庭科の時間にミシンを使ってエプロン作りをしていましたし、1年生は、凧を作って風のある日に校庭で楽しく凧あげをしていました。

 今は家庭において、子どもがノコギリやミシンを使って作業をすることなど、ほぼ無いものと思われます。凧あげなども遊び方、遊ぶ場所の変化に伴い、見かけることもなくなりました。

 大人が意識し、機会を与えない限り子どもたちはその機会を得ないまま大人になってしまうことが増えているのではないでしょうか・・・全てのことを体験・経験することは出来ませんが、将来何が役に立つかわかりません。出来るだけの体験・経験をさせてあげたいものです。「やってみたら楽しかった」ということもたくさんあることと思います。

   

2月18日(火)三寒四温

 昨日は、暖かく過ごしやすい1日でしたが、今日は一転、気温が上がらず、風も冷たい1日でした。それでも、校庭の梅の木、水仙が見頃を迎え、春の訪れを感じさせてくれます。

 子どもたちは、雨さえ降っていなければ、寒さや風に左右されることなく休み時間となれば、元気に外に飛び出していきます。思い切り体を動かす楽しさを存分に味わっている子どもたちにたくましさを感じます。

      

2月19日(水)卒業式まで1ヶ月・・・

 今年度の卒業式は、3月19日(水)です。ちょうど1ヶ月後となりました。6年生の教室では、卒業までのカウントダウンが始まり、在校生の教室からは、今月の歌に混じって、卒業式に歌われる「大空がむかえる朝」が聞こえてくるようになりました。時の経つ早さに驚き焦る気持ちとさみしさも感じます。

 今年度をしっかり締めくくり、希望をもって進学・進級できるよう職員も児童も一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

      

 

 

2月20(木)4年生 福祉体験学習

 本日4年生が「福祉体験学習」を実施しました。

 山武市社会福祉協議会とサポートボランティアの方々を講師にお招きし、主に「高齢者疑似体験」と「車椅子体験」を行いました。

 高齢者疑似体験では、体験用の装具を身に付け日常生活を疑似体験しました。自分たちが普段何気なく行っている歩いたり階段を上ったり、箸やはさみを使ったりすることが年齢を重ねるにつれ、難しくなってくることを身をもって体験しました。

 車椅子体験では、車椅子に乗る側と車椅子を押す側の両方を体験しました。路面の少しの凹凸を乗り越えることや障害物を避けることが車椅子を利用している人やその介助をする人にとっては、とても大変なことだと気づくことができました。

 今日の体験を通して、高齢者や障害を抱える人たちを思いやり、考えたり行動したり出来るような福祉の心が育ってくれることを願っています。