投稿日時: 2022/07/14
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本日、大平小学校では、水難学会から2名の講師を招き、着衣泳を学びました。
毎年この時期になるとニュース等では、水の事故が報道されています。万が一水に流されてしまったとき、どのように行動すべきかを、2人の講師の先生から説明を受けました。最も大切なのは、「UITEMATE」=「浮いて待て」なのだそうです。水難事故への対処方法として、今、世界的に注目されている合い言葉が、「UITEMATE」だと、説明していただきました。
【水難学会の方々による説明の様子から】
力を抜いた状態で水に浮くことができれば、息が吸えますし、溺れることもありません。ペットボトルや発泡スチロール等の浮く物があれば、ラッコのように胸に抱えることで更に浮力が増します。この「UITEMATE」を津波の被害が多い東南アジアの国々に紹介したところ、日本語のまま、広まっていたとのことです。
【1・2・3年生の様子から】
講義の後は、早速実践です。体の力を抜き、仰向けになり、声を出さずに、水に浮いてみます。初めのうちはどうしても体に余計な力が入り、沈んでしまう子どもが多かったのですが、リッラックスし、体が水に浮く感覚(コツ)をつかむとペットボトル無しでも水に浮いていられるようになる子どもも見られました。
【着衣泳の様子から】
2時間という短い時間でしたが、大変有意義な着衣泳の学習となりました。教えていただいた水難学会の講師の皆さん、ありがとうございました。