大平小学校ダイアリー

1. 10月4日(金)3年生算数

投稿日時: 2024/10/04 管理者

 本日2時間目、3年生がグラウンドの幅跳びの砂場で学習をしていたため、参観に行きました。

 算数科「重さ」の学習をしている所でした。一人一人の児童がビニール袋に砂を入れ、ちょうど1㎏の砂袋を感覚で作る学習をしていました。出来上がった砂袋を用意された秤に乗せ、重さを量り、自分の感覚が正しかったかどうかを確かめていました。中には、2倍近くの砂袋を作ってしまっていた児童もいました。

 学年に合わせ「重さ、長さ、速さ、時間」等の学習がありますが、単位の知識と実際の生活とが結びつかないことがよくあります。「1mものさし」などは、毎時間、指導者が黒板に線を引くために使っているので目にしているはずですが、実際に手を広げて1mを作ることが難しいということが起こります。

 算数の問題として、テストでは正解できても実際の生活と結びついて使いこなせないようでは困ります。全てを体験することはできませんが、今回の学習のように「1㎏」をただの数字として捉えるのではなく、実際の「重さ」として頭と体で覚えていくことが必要だと思います。