6月30日（火）に山武市教育委員会による”いじめ防止啓発事業”が１年生を対象に行われ、千葉大学から派遣された講師の方が「いじめ防止啓発のプログラム」を実施してくださいました。
　内容は、「クラスの仲間からＳＮＳで悪口を書き込まれた同級生に対してどうするか」というものでした。どのクラスも多くの生徒が「何らかの行動する」「意地悪な書き込みはやめようという内容で書き込む」という選択をしました。
　　　
　携帯電話やスマートフォンの普及とともに誰でも情報を発信することができるようになりました。しかし、「匿名なら何を言ってもいい」とか「相手が悪いのだから、ＳＮＳでどんなことを言ってもいい」などと考え安易に人を傷つけるような言葉をＳＮＳなどに発信してしまう人がいるのも事実です。
　本校の生徒たちはその多くが「いじめを見たら傍観者にはならない」と考えています。この今の気持ちを大切に育て「自分がされて嫌なことは人にしない」を大原則にいじめのない学校にしていきたいと考えます。また、ＳＮＳなどのネット社会にもきちんと付き合える生徒を育てていきたいと考えました。
　また、授業では山武市で導入している「生徒が困ったことや悩み」を気軽に相談・報告できる「ストップイット」というアプリも紹介されました。

　6月25日（木）に、延期になっていた生徒総会が行われました。
　昨年と違い各学級の討議も意見を持ち寄って集まっての答弁の検討も、時間も場所も制約されての活動となり、生徒総会を企画・運営する生徒会本部や専門委員会は大変に苦労をしました。
　しかし、そのような状況の中でも、昨年度の活動・決算の総括、今年度の活動の方針・年間の計画・予算の決定など令和２年度活動の基本がしっかりと話し合われました。
　　　　
　今回はコロナウイルス感染防止対策として放送での総会実施となりました。生徒会本部役員、専門委員会の委員長はもちろん、学級の生徒たちも真剣に議案書に目を通しながら放送を聞いていました。中学校で生徒会活動や総会を行うのは、将来生徒たちが自治的活動に参加する準備・練習のためですが、新山武中学校２年目の総会は大人の総会にも負けないくらい立派に行うことができました。。

　先日、保護者の皆さんに登下校時の本校駐車場への左折での進入・退出、及び、校門前の多目的広場での生徒の乗降をお願いしました。
　おかげさまをもちまして、学校周辺の混雑が大変緩和され生徒が安全に送迎していただけるようになりました。
　朝、多目的広場駐車場から歩いてきた生徒は学校前の横断歩道を渡って校門をくぐって登校します。横断歩道で手を挙げると止まってくださる自動車と渡らせてもらった後に自動車に向かってお辞儀をする生徒がいます。
　急いでいる通勤の時に渋滞で動かなくなれば誰でもイライラします。学校に電話をかけていらっしゃる気持ちも大変よくわかります。しかし、本来は上記のような心のやり取りができるのが山武中学校の生徒でありこの地域の人たちなのだと思います。
　気持ちのいいあいさつができる、「ありがとう」が言える、そんな山武中学校の生徒をたくさん育てていきたいと思っています。
　今後、大雨などで送迎の自動車が多くなって現在の駐車スペースでは足りなくなりそうな場合も想定されます。市とも相談して駐車待機場所などを検討していきたいと思います。御協力ありがとうございました。

　6月16日（火）
　生徒たちが待ちに待った部活動が再開しました。３か月半ぶりの部活動です。
　ほとんど体を動かしていなかった生徒たちなので段階を追っての練習を行いました。
　　　　　　
　また、できるだけ３密を避けるために活動場所の換気、生徒同士の距離に注意をしての活動など制約が多い中での再開です。それでも生徒たちは久しぶりの部活動を大いに楽しんで取り組んでいました。後から聞くと、久しぶりに運動をして筋肉痛になった生徒の多かったとか、頑張った証拠です。
　少しずつですが学校が平常に戻っていっています。
　　　　　　

6月11日（木）
　1年生の交通安全教室が行われました。
例年であれば、山武警察署や交通安全普及協会の方が見えて、生徒への指導を行っていただけるのですが、これまた新型コロナウイルスの影響で信号機だけ貸していただいて教職員の指導となりました。
　　　
　小学校では交通安全教室は行うものの、通学で自転車を使っていた子どもは少なかったので（睦岡小の一部）、実際に登下校に自転車を使うようになるのは中学生になってからが初めてという生徒がほとんどです。
　6月になって初めて登校してくる一年生が交通ルールやマナーが分からずに自転車の運転をして地域の方に迷惑をかけたり中には指導していただいたりした生徒もいたようでした。
　今日の教室で学んだ左側通行、一時停止の実施、ヘルメットの着用、併進の禁止など「自分の命は自分で守る（自分で考えて行動する）」を普段の生活の中で実践させていきたいと思います。