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校長室から

35名の松尾っ子、卒業おめでとう!!

 一雨ごとに春めいている中、3月18日(金)に松尾小学校第3回卒業証書授与式が行われました。今年度も、新型コロナウイルス感染対策のため、在校生は参加せず、来賓の方も教育委員会の方1名だけの参加という、規模を縮小した形で行いました。
 卒業証書を手渡した時の卒業生の顔は、喜びにあふれ、希望に輝いていました。また、立派になった卒業生の凛とした態度に、未来を切り拓いていこうとする強い決意を感じました。
 しかし、卒業生が心身ともにたくましく成長し、卒業を迎えることができたのは、幼い頃から健やかな成長を願い、一生懸命に育てられた御家族がいたからです。また、安全に安心して登下校ができるようにと、毎日優しく見守っていただいた地域の方がいたからです。そして、深い愛情をもって指導してきた先生方や絆で強く結ばれた友達がいたからです。卒業生には、これまでお世話になってきたこれら大勢の方々に、これからも感謝の気持ちを持ち続けてほしいと思います。
 よく卒業は新しい人生の出発点であると言われます。卒業生の皆さんは中学校に進まれても、小学校で学んだことを大切に、未来に夢を抱き、その夢に向かって意志高く学び続けていってください。そして、自分の人生に、全力を尽くしてください。卒業生の健闘を祈ります。
 卒業生の保護者の皆様、お子様の御卒業、誠におめでとうございます。お子様が立派に成長された姿を前にされ、さぞお喜びのことと思います。皆様には、これまで松尾小学校をあたたかく見守り、しっかりと支えていただきました。皆様の御理解と御協力に、学校を代表し、厚くお礼申し上げます。

   

   

 

卒業式予行練習

 明後日の卒業式を前に、予行練習を行いました。呼名された後の「返事」や、証書を受け取る際の手の出し方、お辞儀をする際の背骨や首や角度、歩いているときの視線や胸の張り方など・・・どれをとっても立派です。頼もしくさえ感じました。 
 適度な緊張感を保ち、「思い出に残る素晴らしい卒業式にしよう!」という6年生の強い意志を感じた予行練習でした。
 また、5年生は当日出席しませんが、来年のために予行練習だけ保護者の席に座って見学しました。

   

6年生を送る会

   3月8日(火)2~3校時、「6年生を送る会」を行いました。
 感染症対策のために、体育館には6年生と運営の5年生だけが入り、あらかじめ各学年で6年生へのメッセージを撮影しておいた動画を見てもらいました。また、他の学年も同じ時間に教室で動画を見ました。
 どの学年も呼びかけやダンス、劇などにより6年生への感謝の気持ちを表現しました。全校で集まることができなかったのは残念でしたが、どの学年の発表も6年生のために一生懸命準備したことが伝わってきました。離れていても各教室からの大きな拍手が聞こえてくるようで、会は終始温かい雰囲気で進んでいきました。
 また,この会は5年生が中心となって準備、運営をしっかりと行いました。来年度,最上級生となる5年生の自覚も感じられるすばらしい会となりました。
 6年生も安心して5年生にバトンを渡すことができるのではないでしょうか。
 3月8日は、各学年一人一人の成長にもつながっていることを感じて、大変嬉しい気持ちで一杯になりました。
 6年生は18日(金)が卒業式です。残された日々を大切にしながら、いい思い出をたくさん作って、立派に卒業してほしいと思います。

   

   

 

成長の中に

 寒さの中にも春の訪れを感じる今日この頃です。様々な木をよく見ると、芽が出始めて、花を咲かせる準備をしています。
 子ども達にとっては一年間のまとめとなる時期ですが、一日一日を大切にして、学級の友達や先生方と多くの思い出をつくってほしいと思います。
 さて、3月は多くの活動の中で、いつもリーダーとして活躍していた6年生35名が卒業を迎えます。各学年が、6年生への感謝の気持ちや卒業をお祝いする気持ちを伝えようと準備を進めています。    
 6年生には、それらの思いをしっかりと受けとめ自信をもって松尾小学校を巣立っていってほしいと思います。今年度の6年生の学年スローガンは「挑戦」です。様々な活動の中で、自分たちの姿が松尾小学校の姿であるという気持ちをもち、下級生の道しるべとして素敵な姿をたくさん見せました。「何事にも前向きに取り組む」という力強いスローガンでした。この姿勢は、5年生にしっかりと受け継がれ松尾の伝統として根付いていくことと思います。
 そのバトンを受け継ぐ5年生は、「ハーモニー」をスローガンとし、多くのことに「協力」した一年間でした。3月は、学校全体を見ながら「更に協力」し、4月からは、最高学年として松尾小学校をリードしていってくれるものと期待しています。その他の学年も、この一年、学級の目標に向かって、心を一つにして進んできました。その振り返りを行いながら、次の学年に向けて準備をしていきます。
 3月は是非、御家庭でも卒業や進級を前にして一年間を振り返り、お子様の成長を一緒に喜んでいただけたらと思います。子ども達の成長には、一人ひとりの頑張りと努力が、そして、それを支えてくださったたくさんの人の励ましがあったことと思います。子どもたちの成長の中にあるその見えないものをしっかりと見つめさせたいとも思います。
 残り少ない令和3年度ですが、変わらぬ御理解・御協力をよろしくお願いいたします。

   

2月を迎えました!

 日差しも明るく、日も少し長くなったように感じます。
 早いもので2月に入りました。コロナウイルス感染症が今後どうなるか気になるところではありますが、引き続き感染症予防に努めていきたいと思います。 
 さて学校では、「まとめの時期」に入りました。始まりがあれば、終わりもあります。子ども達は、学年の始めや学期ごとに目標を立てたことでしょう。目標の達成度はどうだったのでしょうか。
 「初心忘るべからず」という言葉があります。これは世阿弥が考えた言葉で、今では「最初の志を忘れてはならない」という意味で使われています。しかし、世阿弥が意図とすることは少し違っていたようです。「初心を忘れるな」とは、人生の試練の時に、どうやってその試練を乗り越えていったのかという経験を忘れるなということだそうです。
 これから子ども達が成長していく過程には、様々な試練が待ち受けています。そんなとき助けになるのは、家族や友人、まわりの人々、そして、自分です。今まで自分が経験してきた試練をどう乗り越えたのか、それを思い出せるかどうかが重要なポイントではないでしょうか。 
 今年度も残り2か月、生活や学習をまとめる上で、分からないこと、忘れたこと、できなかったこと等をもう一度振り返らせ、確実なものにさせていきたいと考えます。
 保護者の皆様には、変わらぬ御理解と御協力をお願いいたします。