大平小学校ダイアリー

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【特別編】 芸術鑑賞会にて『ドン・キホーテ』上演される!

 本日は、芸術鑑賞会でした。カンパニーデラシネラさんをお呼びして、セルバンテス作の『ドン・キホーテ』を見せていただきました。感染症予防対策のため、永らく外部団体をお呼びしての活動等は控えていましたが、久々の芸術鑑賞会(学校行事)とあって、子どもたちの表情には輝きが戻っていました。

 本日の演劇では、役者さんたちは、一切台詞を用いず、演技(パントマイム)と効果音のみで表現しておりました。光と影の演出も効果的で、さすがプロフェッショナルだと感じました。随所にコミカルな演技を見せてくれたので子どもたちもニコニコ顔で喜んでいました。

 また、本日は保護者の方々にも参加いただきました、ありがとうございました。

※子どもたちが演技を見る様子を動画でも御覧いただけます。

10月18日(月) 大平小学校の子どもへの支援について【ユニバーサルデザインの視点から2】

 大平小学校では、「授業のユニバーサルデザイン」の考えのもと、『学びやすい教室環境や学習環境の整備』、『学習や行動のルールの明示』、『指示・説明のわかりやすさや見通しの持ちやすさ』、『特性や学習速度に対応した複数の学習方法や教材』等に気を配っています。

 前回からの続きで、今日は「学習や行動のルール明示」についてお伝えします。低学年は特に個人個人の発達状況が異なっているので、言葉だけでは伝わらないことが多々あります。従って教室内には、整理整頓や子どもの活動、導線などを考慮し、状況理解ができるよう、ルールを明示しています。

 授業においても同様です。1年生の教室内ですが、活動の見通しが持てるよう1日の学習活動の流れが示してあります。また、算数の授業の場面ですが、黒板には問題(絵で状況を表している)が提示され、手元には数の動きが分かるよう(算数セットから)教具を用いて、増やしたり減らしたりして回答を求めます。このとき、子どもたちには、活動時間を意識させるためタイマーを使って活動時間を提示します。

 こうした工夫は、どの学年の学級担任も心掛けており、「どの児童にも分かる・できる」授業となるよう日々の教材研究を行っています。【つづく】

【特別編】 大平小学校部活動の様子について

 緊急事態宣言の期間が明けて、大平小学校では部活動が再開されています。部活動は、ソフトバレーボールと金管部です。ソフトバレーボール部は、山武郡市球技大会(オープン参加・10月23日予定)に出場するために、練習に取り組んでいます。また、金管部は、曲目を完成させるために金管楽器を、リコーダーに持ちかえ、練習に取り組んでいます。

 それぞれ大会や発表会が控えており、ソフトバレー部は、山武市内大会が最終の大会(11月中旬)となります。金管部は、11月18日の校内での発表会に向けて、曲の完成を急いでいます。

【金管部パート練習の風景】

【バレー部体育館練習と外練習】

※【校内の様子】にソフトバレー部による体育館練習を動画にアップしました。

思い出のアルバムに3年生の校外学習の様子をアップしました!

 ログインしていただいた後、メニュー → 思い出のアルバム → 思い出のアルバム 令和3年度 と進んでいただきますと3年生の校外学習の様子を見ることが可能です。

 ※思い出のアルバムを見るためには、IDとパスが必要です。学級担任をとおして御確認ください。

10月15日(金) 大平小学校の子どもへの支援について【ユニバーサルデザインの視点から】

 ユニバーサルデザインとは、「年齢や能力、状況などにかかわらず、できるだけ多くの人が使いやすいように、製品や建物・環境をデザインする。」という考え方です。近年この考え方は、学校の授業等の中にも取り入れられてきています。つまり、全ての子どもにとって「分かる・できる」授業となるような様々な工夫です。
 教員は、「授業のユニバーサルデザイン」の考えのもと、『学びやすい教室環境や学習環境の整備』、『学習や行動のルールの明示』、『指示・説明のわかりやすさや見通しの持ちやすさ』、『特性や学習速度に対応した複数の学習方法や教材』等に気を配っています。

では、その事例をいくつか紹介します。

 まずは、教室環境です。掲示物を精選し、教室環境はシンプルに保ちます。これは学習のねらいや活動に応じた教材の提示を効果的にするためです。

【14日放課後時点での整理整頓された2年生教室内・15日朝の会での児童スピーチ場面&担任板書&生活ルール】

 朝の会では、担任の伝えたい言葉を、チョークの色で強調しながら、板書しています。また、子どもたちが守るべきルールを、絵にして左脇に示しています。視覚から入る情報は、まとまった言葉よりも伝わりやすいこともあります。

左端には、現在習っている漢字の復習として、子どもがいつでも振り替えることができるように掲示しています。

 教員が使用するチョークにも、ユニバーサルデザインの考え方が取り入れられでいます。このチョークは、色覚の個人差を問わず、より多くの人が色の違いを識別しやすいように作られています。板書は、毎日行われ、子どもたちが必ず目にするものです。たかがチョークと思いがちですが、とても大切な視点であると考えます。 【つづく】