大平小学校ダイアリー
7月11日(金)着衣泳
7月11日(金)、2名の消防署員の方々を講師に迎え、全校児童(1・2校時:4~6年生、3・4校時:1~3年生)に対し、着衣泳を実施していただきました。
プールに入る前に、講師の先生から、「溺れた場合、浮いて助けを待つこと」「溺れている人を助けに行かずに、浮く物を渡したり、声をかけたりすること」「浮くときは、ラッコ浮きが良いこと」「ラッコ浮きの方法」などについて、教わりました。
その後、子どもたちは、長袖・長ズボンを着た状態で、水の中に入って、歩きました。「体が重たい。」という声が次々上がりました。
そして、ラッコ浮きに挑戦しました。まず、空のペットボトルをおなかに抱えて、浮かんでみました。余裕がある子どもは、ペットボトルなしにも挑戦しました。体の力を上手に抜いて、長時間、浮くことができている子どもも多くいました。
今後、水難事故に遭わないことが一番ですが、海や川などに行ったとき、大雨等で道路が冠水したときなど、今回の着衣泳の学習を生かして、命をしっかり守ってもらいたいと思います。
7月10日(木)1年生 国語の授業
7月10日(木)3校時、1年生が国語の授業で、「おおきなかぶ」の劇をしました。ナレーター、おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ねずみの役を分担して、グループごとに発表しました。
どの子どもも、練習の成果を発揮し、登場人物になりきって演じていたこと、聞きやすい大きな声で発表していたこと、演じている子どもも見ている子どもも笑顔で劇を楽しんでいたことが良かったと思います。
劇が終わった後、お互いに良かったところを発表し合いました。すばらしかったのは、友達の良いところをたくさん見つけて発表していたことと、良かったところを発表する子どもに対し、クラス全員が発表者の方を向いて聞いていたことです。
お互いを大切にしている様子がよく伝わってきて、温かい気持ちになりました。
7月9日(水)5年生校外学習「パラマウントベッド工場見学」
7月9日(水)、5年生が総合学習における「ものづくりのまち山武市」の学習でパラマウントベッドの千葉工場と松尾工場へ見学に行きました。
千葉工場の中ではプレス→溶接→塗装→組み立てと順番に案内され、その工程を見学させてもらいました。そこで子ども達が気づいたのは、大きな工場なのに人が少ないことです。昔はほとんどが手作業でしたが、いまでは機械化が進み、多くの部分が機械で効率よく作られるようになりました。生産性を上げることで利益の増大、コストの削減、品質の安定、従業員のモチベーション向上、人材不足の解消など、様々なメリットがあることも知ることができました。
次に松尾工場に行くと、パラマウントベッドミュージアムに案内され、そこではパラマウントベッドの歴史や実物のベッドやマットレス等を見ることができました。特に子ども達が目を引いたのは昭和天皇が使用された同型のベッドが展示されていたことです。世界に3台しかなく、それらを見て「すごーい!」や「貴重だね!」と少し興奮して見ていました。
「パラマウント」の由来は「最高」という意味だそうです。「最高のベッド」を医療機関や福祉施設等に届けるために日々、より良いベッドの研究をしているそうです。そして、最後に「社会人として大事なことは何ですか?」と担任が聞くと、それは人に感謝ができる人と言っていました。「人間は一人では生きていけないからこそ、感謝ができないといけない。それを子どものときから教えることが大事だと思うようになりました。」と話していました。
今回、工業の仕組みだけでなく、社会人として大切なことも学ぶことができました。学校でも、日々の生活の中で感謝することの大切さを教えていきたいと思います。
7月8日(火)クラブ活動
7月8日(火)に、今年度初めてのクラブ活動を行いました。今年度は4~6年生を対象に、外スポーツ・体育館スポーツ・室内ゲーム・クラフトアート・科学の5つのクラブを開設し、各学期に1回、活動を予定しています。今回は熱中症予防のため、外スポーツクラブは外ではなく、教室でのレクに変更しましたが、それぞれ楽しく異学年交流活動を行うことができました。次回は12月16日(火)に活動予定です。
7月1日(火)5年生 思春期教室
7月1日(火)3校時、思春期相談員、大学の教授及び山武市役所健康支援課の方を講師に迎え、5年生に対し、思春期教室を実施していただきました。
まず、講師の先生が、思春期の男子と女子に起こる体や心の変化について、説明しました。心の変化については、講師の先生と5年生の学級担任が、友人関係や親子関係や恋愛感情をテーマにした脚本を元に演技をして、子どもたちに具体的にどのように判断するべきなのかを考えさせました。そして、思春期を順調に迎えるためには、「食事」「運動」「睡眠」が重要であると述べられました。
次に、講師の先生が、妊娠のしくみと赤ちゃんが誕生するまでを、イラストと赤ちゃんの人形を使って、具体的に説明しました。その中で、実際の赤ちゃんの心音や産声を録音したものを聞かせてくれました。
それから、子どもたちは、グループに分かれて、3000gの重さがある赤ちゃんの人形を抱っこする体験等と、妊婦体験ジャケットを着て妊婦体験をしました。子どもたちは、赤ちゃんの人形を抱っこする際に、本当の赤ちゃんを抱っこするときのように両手で優しく抱っこしていました。また、妊婦体験では、妊婦体験ジャケットを着た子どもから、「重い。」という声が上がりました。
今回の学習を通じて、思春期を迎えるに当たっての心構えをもち、改めて命の大切さについて考えることができたと思います。