校長室から

2020年7月の記事一覧

3年生部活動部員ねぎらいと激励の集い

 7月17日(金)
 今年は部活動の目標である「春の大会、夏の総合体育大会、コンクール」などすべてが中止になってしまいました。ところが本校の3年生は6月から再開した部活動に本当に一生懸命に励んでいます。
 そこで、各部活動に所属する3年生へ、今までの活動へのねぎらいと残りの中学校生活、卒業後のそれぞれの活動への激励の思いを伝えたくてみんなに集まってもらいました。
       
 人それぞれ部活動で学んだことや体験したことは違う。
 友達と一緒に頑張るうれしさ、つらい練習を乗り越えてつかんだ栄冠、上手に演奏ができるようになって好きになった楽器。
 2週間で中学校の部活動は終わりだけれど、これは次のステージの始まり。
 やりたりないと思った人は次のステップで完全燃焼を目指しなさい。中学校での経験を生かして新しいことに挑戦したいという人はぜひ頑張ってほしい。
 辛い練習や苦しいけいこに3年間一生懸命立ち向かってきた人は、次のステップでも新たなところでもかならず輝くことができるはず。
 残り2週間、先生たちに、保護者に、後輩に、みんなの最後の姿を見せつけ3年間の部活動にけりを付けて次のステージへ向かってほしい。
 期待しています。

1学期期末テスト

7月17日(金) 
 今日は1学期の期末テストがありました。
 約1か月の学習内容の短い範囲だったので、生徒たちは復習がしやすかったのではないでしょうか。
 1年生は中学校での初めての定期テストなので緊張しながら真剣に望んでいました。2、3年生は落ち着いて最後まで頑張って問題に取り組んでいました。
 定期テストは受けて終わりではありません。自分が何がわかっていて何がわかっていないのかを知ることが大切です。今年は夏休みがいつもの半分くらいですが、わからなかったところをしっかりと復習して2学期をむかえてほしいと思います。

山武中学校子ツバメ巣立ちの時

7月16日 
 一昨日まで来賓玄関の上にではピーピーと黄色いくちばしを大きく開けて子ツバメたちが親鳥に餌をねだっていました。しかし、その巣が昨日は空になりました。
 子ツバメたちは巣離れ、巣立ちの時を迎えたようです。
 一度、巣立っていった子ツバメたちは自分たちで大空を舞い餌をとり、さらに大きくなって秋には温かい南へと帰ってゆくのでしょう。
 故郷の山武中学校を忘れずにいてほしいものです。
   
 本校の3年生も大空を飛ぶ力をしっかりと身につけて来年3月の巣立ちを迎えさせたいと思いました。

補習開始

 7月14日から今週末の期末テストへ向けて補習を行っています。参加希望者が多く、生徒たちも張り切ってテストへ向けての学習に取り組んでいます。
 今回、1学期のテストの範囲は6月からの1ヶ月半の内容なので復習や振り返り学習がしやすくなっています。さらに1年生は授業のガイダンスもあったのでテスト範囲がとても短くなりました。
   
 授業では各教科とも確認のミニテストや単元テストを行って自分が理解していないところや苦手なところを復習できるように指導しています。苦手やわからないところを克服し、今年度初の定期テストへ向けての生徒たちの頑張りを期待しています。

体育・音楽の授業開始

 学校が始まって1か月が過ぎました。山武中学校では6月は5教科(国語・数学・理科・社会・英語)を中心に授業を行ってきました。
 密接になりがちな環境で発声をしたりリコーダーなどの楽器を使ったりする音楽や密閉された空間でマスクを外して活動する体育については、授業を開始することができませんでした。家庭科の調理実習は今も行っていません。
 しかし、7月になって山武市の状況も安定してきた状況を踏まえ、体育も音楽も少しずつ授業を進めています。
 体育は一人一人がソーシャルディスタンスをとり、縄跳びから始めました。また、音楽は窓を開けて発声を抑え歌唱の授業を始めています。
 終業式までの20日間、猛暑のなか期末テスト、大掃除を行います。熱中症対策にも、コロナ対策にも気を付けつつ、生徒・職員みんなで協力をして乗り切っていきたいと思います。

スマホ教室開催

7月6日(月)
 1年生を対象に千葉県警 外房地区少年センターの主任少年補導専門員の方を講師にお招きして「スマホ教室」を開催しました。
 現在、生徒たちの身近になった感のあるケータイやスマホの利便性の裏に潜む危険性について具体的な事例を用いながら説明してくださいました。
 「LINEのグループの中で言っていた悪口が他の人に伝わってけんかやトラブルになった」「知らない人と趣味や話が合うので会ってみたら、実は中学生と連れ出すための罠だった」「個人的な話や情報を信頼して教えたら、一斉に迷惑なダイレクトメールが送られてきた」など、普段生徒が気が付かないようなことをわかりやすく教えてくださいました。
  

進路説明会

 7月3日(金)3年生の生徒・保護者を対象に進路説明会を行い、進路を決定するまでの流れや上級学校についての説明をしました。
 今年度、大きく変わったのは、公立高校の入学検査が前期・後期制の2回から1回になったことです。
  
 さらに、千葉県全体の生徒の減少に伴い、今後募集定員が大幅に減少する可能性もあります。もちろん、この地区も同じです。
 そこで、生徒たちには「しっかりと情報を得ること」「保護者とよく話し合うこと」そして、「最終的には自分で決める気持ちでいること」の大切さについて話をしました。生徒たちはみな真剣に話を聞き、気持ちを新たに自分の進路について向かい合う準備ができたようです。
 来年の3月、すべての生徒が笑顔で山武中学校を巣立つことができるように、全職員で生徒を支えていきたいと思います。

3年生実力テスト

 7月2日(木)。今日は3年生の初めての実力テストが行われました。出題範囲は主に1・2年生の内容でした。
 これから数回の実力テストを行います。大切なのは自分が何が分かっていて何が分からないかを知ることです。また、それによって、自分の実力を知り、自分の進路を目指す指標にもなります。  
 7月4日は保護者も参加しての校内進路説明会を予定しています。いよいよ3年生の進路選択がスタートです。
 私は生徒たちに、中学校卒業後の進路選択にあたって「自分の進路は自分で決める」「いける学校ではなく行きたい学校を選ぶ」「普段の授業と生活を大切にする」の3つの話をしました。
 例年より2か月遅の進路指導開始となりました。生徒が悔いのない進路決定ができるように支えていきたいと思います。

いじめ防止啓発授業

 6月30日(火)に山武市教育委員会による”いじめ防止啓発事業”が1年生を対象に行われ、千葉大学から派遣された講師の方が「いじめ防止啓発のプログラム」を実施してくださいました。
 内容は、「クラスの仲間からSNSで悪口を書き込まれた同級生に対してどうするか」というものでした。どのクラスも多くの生徒が「何らかの行動する」「意地悪な書き込みはやめようという内容で書き込む」という選択をしました。
   
 携帯電話やスマートフォンの普及とともに誰でも情報を発信することができるようになりました。しかし、「匿名なら何を言ってもいい」とか「相手が悪いのだから、SNSでどんなことを言ってもいい」などと考え安易に人を傷つけるような言葉をSNSなどに発信してしまう人がいるのも事実です。
 本校の生徒たちはその多くが「いじめを見たら傍観者にはならない」と考えています。この今の気持ちを大切に育て「自分がされて嫌なことは人にしない」を大原則にいじめのない学校にしていきたいと考えます。また、SNSなどのネット社会にもきちんと付き合える生徒を育てていきたいと考えました。
 また、授業では山武市で導入している「生徒が困ったことや悩み」を気軽に相談・報告できる「ストップイット」というアプリも紹介されました。