校長室から

2020年7月の記事一覧

スマホ教室開催

7月6日(月)
 1年生を対象に千葉県警 外房地区少年センターの主任少年補導専門員の方を講師にお招きして「スマホ教室」を開催しました。
 現在、生徒たちの身近になった感のあるケータイやスマホの利便性の裏に潜む危険性について具体的な事例を用いながら説明してくださいました。
 「LINEのグループの中で言っていた悪口が他の人に伝わってけんかやトラブルになった」「知らない人と趣味や話が合うので会ってみたら、実は中学生と連れ出すための罠だった」「個人的な話や情報を信頼して教えたら、一斉に迷惑なダイレクトメールが送られてきた」など、普段生徒が気が付かないようなことをわかりやすく教えてくださいました。
  

進路説明会

 7月3日(金)3年生の生徒・保護者を対象に進路説明会を行い、進路を決定するまでの流れや上級学校についての説明をしました。
 今年度、大きく変わったのは、公立高校の入学検査が前期・後期制の2回から1回になったことです。
  
 さらに、千葉県全体の生徒の減少に伴い、今後募集定員が大幅に減少する可能性もあります。もちろん、この地区も同じです。
 そこで、生徒たちには「しっかりと情報を得ること」「保護者とよく話し合うこと」そして、「最終的には自分で決める気持ちでいること」の大切さについて話をしました。生徒たちはみな真剣に話を聞き、気持ちを新たに自分の進路について向かい合う準備ができたようです。
 来年の3月、すべての生徒が笑顔で山武中学校を巣立つことができるように、全職員で生徒を支えていきたいと思います。

3年生実力テスト

 7月2日(木)。今日は3年生の初めての実力テストが行われました。出題範囲は主に1・2年生の内容でした。
 これから数回の実力テストを行います。大切なのは自分が何が分かっていて何が分からないかを知ることです。また、それによって、自分の実力を知り、自分の進路を目指す指標にもなります。  
 7月4日は保護者も参加しての校内進路説明会を予定しています。いよいよ3年生の進路選択がスタートです。
 私は生徒たちに、中学校卒業後の進路選択にあたって「自分の進路は自分で決める」「いける学校ではなく行きたい学校を選ぶ」「普段の授業と生活を大切にする」の3つの話をしました。
 例年より2か月遅の進路指導開始となりました。生徒が悔いのない進路決定ができるように支えていきたいと思います。

いじめ防止啓発授業

 6月30日(火)に山武市教育委員会による”いじめ防止啓発事業”が1年生を対象に行われ、千葉大学から派遣された講師の方が「いじめ防止啓発のプログラム」を実施してくださいました。
 内容は、「クラスの仲間からSNSで悪口を書き込まれた同級生に対してどうするか」というものでした。どのクラスも多くの生徒が「何らかの行動する」「意地悪な書き込みはやめようという内容で書き込む」という選択をしました。
   
 携帯電話やスマートフォンの普及とともに誰でも情報を発信することができるようになりました。しかし、「匿名なら何を言ってもいい」とか「相手が悪いのだから、SNSでどんなことを言ってもいい」などと考え安易に人を傷つけるような言葉をSNSなどに発信してしまう人がいるのも事実です。
 本校の生徒たちはその多くが「いじめを見たら傍観者にはならない」と考えています。この今の気持ちを大切に育て「自分がされて嫌なことは人にしない」を大原則にいじめのない学校にしていきたいと考えます。また、SNSなどのネット社会にもきちんと付き合える生徒を育てていきたいと考えました。
 また、授業では山武市で導入している「生徒が困ったことや悩み」を気軽に相談・報告できる「ストップイット」というアプリも紹介されました。