大富小 学校歳時記
№35 9月18日(水) 芸術家と学ぶ ~創造性を育む図工の指導~
本年度は、1年生から4年生までの図画工作の授業を、プロの芸術家であるバルサミコヤス先生に担当していただいています。芸術家というと、少し難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、授業は、学習指導要領に沿って、子どもたちの発達段階に合わせた内容をしっかりと指導しております。各学年の担任の先生とバルサミコヤス先生との二人体制で授業を進めておりますので、子どもたちは安心して授業に取り組んでいます。
今日は、1年生の図画工作の様子をご紹介します。
今日のテーマは「桜の木を描こう」です。子どもたちは、画用紙に思い思いの桜の木を描き始めました。バルサミコヤス先生から「ドロッピング」や「マーブリング」といった技法を教わり、カラフルな桜の花びらを表現していました。また、指に絵の具を付けて、指で着色する方法も学び、個性豊かな桜の木が次々と完成していきました。
子どもたちは、バルサミコヤス先生との授業を通して、絵を描くことに対する興味関心を高め、想像力を豊かに育んでいます。
№34 9月12日(木) 稲刈り・収穫体験
9月12日(木)5年生は、待ちに待った稲刈り体験を行いました。5月に自分たちで植えた稲が、大きく成長し、黄金色に実った稲穂を目の当たりにして、子どもたちは目を輝かせていました。
子どもたちは、稲刈り鎌の操作に戸惑いながらも、お米の先生の丁寧な指導のもと、上手に稲を刈っていました。汗を流しながらも、真剣な表情で作業に取り組む姿は、頼もしく感じられました。
その後は、コンバインによる稲刈りを間近で見学しました。あっという間に稲が刈り取られていく様子に、子どもたちは驚きの声を上げていました。
収穫した稲穂を脱穀し、乾かすと色が白く変わり、食べられることを知り、子どもたちは興味津々な様子で米粒を見つめていました。記念にもらった米粒を大切そうにポケットに入れて持ち帰る姿が印象的でした。
今回の稲刈り体験を通して、子どもたちは、お米ができるまでの過程を肌で感じ、食への感謝の気持ちを深めたことと思います。地域の方々のご協力に心より感謝申し上げます。
№33 9月11日(水) さんむふるさと学習 ~山の体験~
9月11日(水)、5年生は、さんむふるさと学習の一環として、「山の体験」に参加しました。場所は、緑豊かな日向の森で行われました。
子どもたちは、まず、周辺の小枝を集め、約30cmに切り揃えて束ねる作業に取り組みました。次に、丸太を斧で割り、燃やすためにちょうど良い大きさの薪をつくりました。
その後、実際に薪に火をつけて、薪を燃やす実演を見せてもらいました。火が燃え上がる様子や煙の匂い、パチパチと音を立てる薪の様子などを間近で体験することで、子どもたちは自然の力強さを感じ、さらに興味・関心を深めたようです。
また、木を燃やす場合は、化石燃料を燃やす場合に比べて、二酸化炭素の排出量が少ないことを知り、環境に優しい行動についても理解を深めました。「山の体験」は、ただの体験活動に留まらず、環境問題について考える貴重なきっかけとなりました。
№32 9月5日(木) 予告なし避難訓練
9月5日(木)の業間休みに地震発生を想定した避難訓練を実施しました。今回の避難訓練は、事前に訓練があることを子どもたちに知らせることなく実施しました。
訓練開始の放送が流れ、突然の事態に戸惑う子どもがいることを想定しておりましたが、落ち着いて、迅速に避難することができました。
校庭で遊んでいた低学年の子どもたちは、高学年の子どもたちに声を掛けられ、校庭の中央に集まり、身を低くして頭を守りました。普段から防災意識の高い高学年の子どもたちが、低学年の子どもたちをしっかりとサポートする姿が見られました。
他の子どもたちも9月3日(火)に行われた「シェイクアウト」訓練で学んだことを生かして、素早く身を潜め、頭を守り、身の安全を確保する行動をとることができました。
№31 9月3日(火) 2学期始業式
9月3日(火)に、2学期の始業式を行いました。台風10号の影響により、2日(月)は臨時休業となり、1日遅れてのスタートとなりました。2学期の始業式も暑さ対策のため、リモートでの実施となり、子どもたちは冷房の効いた教室内でモニターに映し出された映像を見て参加しました。
始業式では、校長先生より「凡事徹底」についてお話がありました。あいさつ、掃除、返事、時間、歌声など、当たり前のことをきちんと行うことの大切さを改めて強調され、子どもたち一人一人が意識して生活できるよう呼びかけられました。また、体と頭を鍛えることの重要性についても触れられ、具体的なアドバイスをいただきました。
新学期がスタートし、子どもたちは新たな気持ちで学校生活を送っています。保護者の皆様におかれましても、引き続き大富小の教育活動にご理解とご協力をいたします。
№30 8月24日(土) PTA奉仕作業
8月24日(土)には、第2回PTA奉仕作業が行われました。
当日は厳しい暑さの中でしたが、多くの保護者の皆様に御参加いただき、誠にありがとうございました。おかげ様で、校庭の雑草がすっかり無くなり、気持ちの良い環境で2学期をスタートさせることができます。
今回の奉仕作業には、たくさんの子どもたちも参加してくれました。作業終了後には、PTAの皆様からアイスのプレゼントがあり、子どもたちは大喜びでした。
保護者の皆様の御協力、そして子どもたちの積極的な参加により、とても実りある奉仕作業となりました。引き続き御理解と御協力をお願いいたします。
№29 8月3日(土) PTAバレーボール大会
8月3日(土)、山武市PTAバレーボール大会が行われました。
本校は、成東中学校、成東小学校と合同チームを組んで参加しました。事前の抽選会でシード権を獲得し、準決勝(2回戦)から試合に臨みました。
対戦相手は、山武望洋中学校です。力強いアタックで攻める相手に対し、本校合同チームはチームワークを武器に粘り強くボールをつなぎ、懸命にボールを拾い続けました。白熱した試合展開となりましたが、2―1で見事勝利を収めることができました。
決勝戦では、山武中学校と対戦しました。選手たちは最後まで諦めずに戦い抜きましたが、惜しくも勝利には届かず、準優勝という結果となりました。
選手の皆さんの熱い思いと、日々の練習の成果が実を結び、素晴らしい成績を残すことができました。準優勝という素晴らしい結果、本当におめでとうございました。また保護者の皆様におかれましては、当日までの温かいご支援と熱い応援、誠にありがとうございました。
№28 7月19日(金) 1学期終業式
7月19日(金)、終業式が行われました。
今年の終業式は、熱中症警戒アラートが発令されていたため、体育館に集まらずオンラインで行われました。子どもたちは各教室でテレビモニターに映し出された画面を見ながら参加しました。画面越しではありましたが、校長先生の話に真剣に耳を傾けて聞いていました。夏休みもたくさんの経験をして、さらに大きく成長してくれることを願っています。
№27 7月11日(木) 着衣水泳
7月11日(木)、1年生から3年生が着衣水泳を行いました。
着衣水泳は、もしも生活の中で水に落ちてしまった際に、どのように対処すれば良いのか、そして、溺れている人を見かけたらどのように対処すればよいのかを学ぶことを目的として実施しました。
まず、落ち着いて助けを求め、浮いて待つことの大切さを学びました。溺れている人を見かけてもむやみに助けに入らず、すぐに大人に知らせること、助けるときは、近くにあるペットボトルなどを投げ入れて、助けを求めることを学びました。また、服を着て水に入り、服を着ていると思ったように動けなくなることを体験しました。
子どもたちは、普段とは違う状況での水泳学習に戸惑いながらも、真剣に取り組んでいました。いざという時は今回の学習を思い出し、冷静に対処してほしいと思います。
№26 7月5日(月) 菊の定植
7月5日(金)、5年生が5月に差し芽を行い、毎日水やりをして大切に育ててきた菊が、プランテーに植えるのにちょうど良い大きさに生長しています。今日は、社会福祉協議会から6名のお花の先生をお招きして、菊の定植について教えていただきました。子どもたちは、先生方の丁寧な指導のもと、鉢に土を入れ、菊の根っこを優しく広げて丁寧に植えていました。
「根っこを傷つけないように、気を付けないといけないんだね。」
「ぼくが植えた菊は、どんな花が咲くのかな。」
「毎日、水やりを頑張ります!」
子どもたちの会話からは、菊への愛情と、これから咲く花への期待が伝わってきました。お花の先生の皆様、御指導ありがとうございました。
№25 7月2日(火) 水道出前授業
7月2日(火)、山武郡市広域水道企業団から講師を2名お招きし、4年生が「水道出前授業」を受講しました。
授業では、汚れた水をきれいにする実験を行いました。ペットボトルに薬品を入れると、汚れが凝集し、沈殿する様子を観察しました。子どもたちは、普段何気なく使っている水が、このような工程を経て安全な水になることを実感し、水の大切さを改めて認識しました。
さらに、水道水とミネラルウォーターの飲み比べを行いました。味の違いを当てることができたのは2名だけでした。この結果から、子どもたちは水道水が安全で美味しいものであることを理解しました。
今回の授業を通して、子どもたちは水の大切さ、水道水の安全性を学び、身近な環境について考えるきっかけを得ることができました。実験を通して実際に体験することで、教科書で学ぶ以上の理解を深められたようです。講師の方々の御指導のおかげで、子どもたちの学びは一層豊かなものになったと感じています。山武郡市広域水道企業団の方々、御指導ありがとうございました。
№24 7月1日(月) 心を込めて!~花いっぱい大作戦~
7月1日(月)、3年生が種から育てたサルビア、千日紅、マリーゴールド(赤・黄)を地域の事業所(11か所)に配付しました。地域の方々の心を少しでも明るくしてくれることを願い、プランターに「心を込めて!~花いっぱい大作戦~」というメッセージカードを添えて手渡しました。配付時には、「毎日水やりをして大切に育てました。この花が、皆さんの心を和ませてくれると嬉しいです。」とメッセージを読み上げ、草花に込めた思いを伝えていました。地域の方皆さんから笑顔や感謝の言葉をいただき、子どもたちも大きな喜びを感じていました。地域の皆様に、子どもたちの温かい思いが届くことを心から願っています。
№23 6月27日(木) 教員研修~パソコンを活用した授業~
(株)内田洋行より講師をお招きし、教員研修を行いました。今回は、教育用アプリ「スカイメニュークラウド」の授業での利活用について学びました。「スカイメニュークラウド」は、以下のようなことが可能なアプリです。
・課題や資料を児童一人一人のパソコンに送信し、提示することができる。
・課題の提出状況をリアルタイムに把握することできる。
・子どもたちのパソコン画面を大型モニターに映し出して、全体に共有することができる。
使いこなすにはまだまだ研修が必要ですが、パソコンを活用して、子どもたちの「わかった、できた!」が1つでも増えるよう、引き続き研修を進めていきたいと思います。
№22 6月24日(月) 職場体験
6月24日(月)、6年生が職場体験を行いました。今年度は、なるとうこども園、菓子工房ミルモナ、緑の風の3つの職場に分かれて行いました。
なるとうこども園では、園児たちとふれ合い、遊びや保育のお手伝いを体験しました。先生方からは仕事のやりがいや、子どもたちの笑顔を引き出すための工夫について話を伺いました。園児たちの無邪気な笑顔に囲まれ、温かい雰囲気の中で職場体験をすることができました。
ミルモナではケーキ作りの工程を見学し、食材の下処理などに挑戦しました。職人のていねいな手さばきに見とれ、ケーキ作りの楽しさと難しさを感じました。試食したケーキの美味しさに、将来パティシエを目指したいという夢を抱いた子どももいたようです。
緑の風では、食品の販売補助をしたり、食品のパッケージ詰め作業を手伝ったりしました。働く皆さんの丁寧な仕事ぶりや話から、食の大切さについて考え、農産物を販売する仕事に興味をもつ子どももいました。
どの職場においても、子どもたちは積極的に質問し、進んでコミュニケーションを図っていました。職場の中に入り込んで、働く方といっしょに仕事をすることで、仕事に対する責任の重さや働くことの楽しさについて実感できたようです。
なるとうこども園、ミルモナ、緑の風の皆様、子どもたちを受け入れていただきまして、本当にありがとうございました。
№21 6月19日(水) 笑顔があふれる「なかよしタイム」
今年度初めての「なかよしタイム」が開催されました。「なかよしタイム」は、1年生から6年生までの異学年で構成されたグループで、様々な交流活動を行います。今回は、グループの顔合わせと、みんなで楽しめる「だるまさんが転んだ」を行いました。「だるまさんが転んだ」では、上級生が下級生に優しくルールを教えながら、みんなで協力してゲームを楽しんでいました。短い時間でしたが、上級生と下級生が笑顔で交流し、親睦を深めることができました。今後の「なかよしタイム」でも、様々な活動を通して、学校全体がさらに仲良くなれるよう指導していきます。
№20 6月19日(水) 待ちに待った プール開き
青空の下、子どもたちが待ち焦がれていたプール開きが行われました。校長先生から、水泳を通して「やる気」「元気」「勇気」「根気」を養い、心身ともに大きく成長してほしいというメッセージが送られました。校長先生から力強い水泳学習への意気込みが語られると、子どもたちの顔にも期待と喜びが満ち溢れました。体育主任からは、プールでの安全な行動について、改めて注意が促されました。子どもたちは真剣な表情でしっかりと話を聞いていました。
いよいよ、お待ちかねのデモンストレーション。6年生の子どもたちが、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールと様々な泳法を披露しました。滑らかな美しい泳ぎを見て、子どもたちは目を輝かせ、水泳学習への意欲を高めていました。これから始まる水泳学習を通して、子どもたちが水に親しみ、心身ともに健やかに成長できるよう指導していきます。
№19 6月18日(火) 春の草花 プランターへの定植
4月に3年生が種から大切に育ててきたサルビア、千日紅、マリーゴールド。
最近はぐんぐん成長し、色鮮やかな花を咲かせ始めました。
今日は、社会福祉協議会からお花の先生をお招きして、春の草花の定植を行いました。今回で3回目となるお花の先生との共同作業。子どもたちは、先生の名前を覚えて、すっかり仲良しになりました。
「○○先生、この花はどうやって植えたらいいの?」
「○○ちゃん、優しく土をかけてあげてね。」
と、先生と子どもたちの楽しそうな会話が、あちらこちらで聞こえてきました。
それぞれの草花をプランターにていねいに植え替え、根付くようにたっぷりと水をあげました。7月には、地域事業所11か所に、子どもたちが愛情込めて育てた草花を届けます。
「自分たちが育てたお花が、地域の皆さんの心を少しでも明るくできたら嬉しいな」
「お花を届けるのが楽しみ!」
子どもたちの笑顔と、地域への思いやりが、温かく広がっていくようです。
№18 6月10日(月) 未来へつなぐ、さんむの海
6月10日(月)、山武市教育委員会から講師の先生をお招きし、4年生が「さんむの海 環境教育プログラム」学習を行いました。まず、環境保全事業のひとつである「国際環境認証ブルーフラッグ」について学び、その後、バスで移動して本須賀海岸へ。海岸では、ビーチクリーンを行ったり、砂浜の中に混ざっているマイクロプラスチックを集めたりして、環境保全について深く理解することができました。子どもたちは、自然とのつながりを感じ、海の大切さを実感したようです。自分たちの行動が環境に与える影響について考え、市の財産ともいえる美しい海を将来に残そうと、強い決意を胸に帰路につきました。このプログラムは、子どもたちに環境問題への意識を高め、持続可能な社会の実現に向けて積極的に行動していくことの大切さを教える貴重な機会となりました。
№17 6月5日(水) 5・6年生 山武郡市小学校陸上競技大会に挑戦
6月5日、山武郡市小学校陸上競技大会が東金アリーナで開催されました。本大会の種目は、100m、80mハードル、女子150m、男子200m、女子800m、男子1500m、走り幅跳び、走り高跳び、ソフトボール投げ、リレーとなります。本校の5・6年生から代表を選出し、それぞれの種目にエントリーしました。どの選手も素晴らしい活躍を見せました。特に、6年生男子走り幅跳び、80mハードル、ソフトボール投げでは、入賞を果たすという輝かしい成績を収めました。今回の大会で得た経験を糧に、さらなる高みを目指し、これからも学校生活の様々な場面で活躍してほしいと思います。また、当日はたくさんの保護者の方に御声援をいただきました。ありがとうございました。
<大富小 主な記録>
6年男子走り幅跳び 第2位 407㎝
6年男子80mハードル 第4位 14.00秒
6年男子ソフトボール投げ 第4位 47.6m
№16 6月1日(土) 一致団結!運動会
悪天候のため前日まで開催が危ぶまれていた運動会ですが、6月1日(土)に予定通り開催することができました。今年度は「一致団結」~仲間を信じて最後まで~をスローガンに掲げ、学校全体が気持ちを一つにして取り組むことを重点としました。また、保護者や地域の方が参加する競技を取り入れ、大人と子どもが関わり合いながら競技をする姿が多々見られました。参観しているご家族の方や地域の方も思わず笑顔になるような心温まる運動会となりました。PTAの皆様におかれましては、朝早くからグラウンドに溜まった水を掻き出すなど、運動しやすい環境づくりに御協力いただきましてありがとうございました。お陰様で子どもたちは、練習の成果を十分に発揮し、力いっぱい体を動かすことができました。