校長室から

校長室から

学年全員リレー(体育の授業)

 先々週から、体育では陸上競技の種目をしています。
 短距離走、障害物走、全員でのリレーです。
 今年の体育祭は例年と違い、午前中だけの競技となりました。種目はまだすべてが決まっているわけではありませんが、今体育で取り組んでいる全員リレーは種目となりそうです。
 いつもなら地域の方や来賓の方に大勢来ていただいて、生徒たちの様子を御覧になっていただくチャンスですが、今年はそれもかないません。しかし、生徒たちにとっては、みんなで協力して一つのことに取り組んだり、みんなで楽しんだりする絶好の機会です。
 できる範囲で取り組める体育祭になるようにしたいと思います。
  
3年生の全員リレーの練習風景です。

英語力アップ講座

 9月17日(木)に2回目の英語力アップ講座(山武市グローバル人材育成事業)が行われました。今回は3年生を中心に行いました。
 17人の生徒が受講し、10月に行われる英語検定に向けて勉強に励みました。
   

重陽の節句

 昨年9月9日の明け方に台風15号が千葉県に大きな被害を与えてから、今日で1年がたちました。山武市では長期の停電や断水、一週間以上の学校の閉鎖など数十年に一度という台風被害が出ました。さらに、その後、台風19号や21号に伴う大雨が追い打ちをかけるようにやってきて、昨年の秋は、長い間不安で不便な生活を余儀なくされました。
 そして、今年。新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年の台風以上に私たちの生活に深刻な影響(被害)が出ています。
 古代中国では奇数を縁起が良い「陽数」と言い、陽数の一番大きい9が重なる9月9日を重陽と呼びました。菊の節句ともいわれ、魔を払うという菊を愛でて不老長寿を願ったそうです。
 今年は残暑が大変に厳しく、9月に入っても連日30度を超える日が続いています。体育や部活動など熱中症が心配される活動については、いつも以上に休憩や給水、内容の変更などを行い、生徒たちの体調を管理して行っています。しかしながら、6月までの臨時休校の影響からか、生徒たちの基礎体力の不足を感じることが多く、9月に入って体調不良を訴える生徒が多くなっています。
 あらためて、重陽の節句の今日、菊の節句の故事に倣い、暑気と魔を払い生徒たちが生活のリズムを整え健康になるために「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さを呼びかけ、体調の管理、体力の向上を目指したいと思います。

英語力アップ講座・英語検定

 山武市ではグローバル人材の育成の一環として、市内の中学校の生徒に対し年間で3回ある英語検定のうち、1回の受験分について補助をしています。また、各学校単位で英語指導の講師を招き、英語力アップ講座として希望の生徒に英語検定に向けた講習会を行っています。
 本校では夏季休業中の8月6日(木)に英検34級受験のための講座を行いました。1回目の英語検定はコロナウイルス感染拡大のため、学校では行いませんでしたが、第2回目の検定を10月2日に本校会場で行います。
 ぜひ多くの生徒が合格してほしいと思います。

避難訓練実施

 8月20日(木)
 始業式のあった日ですが、この日は午後も授業を行い6時間目に避難訓練を実施しました。
 震度6クラスの直下型地震を想定し、避難経路を確認するとともに、もしもの時に安全に避難するための行動がとれるように実施しました。
 学校では合言葉を「おさない、かけない しゃべらない もどらない(おかしも)」とし、避難マニュアルをもとに、地震や火事発生時の対応を指導しています。
 生徒たちは、日頃の指導の成果を発揮して、地震発生の放送で机の下に体を隠し、その後は無言で避難することができました。
   

2学期が始まりました

 8月20日(木)
 19日間の夏休みが終了し、今日から2学期が始まりました。
 1学期の始業式、終業式ともに放送による式でしたが、今回はインターネットによるオンライン会議システムを活用しての始業式となりました。
 一番長い2学期が中学校の本番です。
 「自分で考えて行動する」「自分がされて嫌なことは人にしない」中学生を目指し、自分なりの「目標を持ち、計画を立て、そして実行できる」ようにいろいろなことに取り組んでほしいと思います。
 
 始業式では、1・2・3年生の代表の生徒が2学期の抱負を話しました。
 それぞれの代表が新型コロナウイルス感染に対してソーシャルディスタンスに注意しながらの新しい生活様式を進めること、そして、そんな中でも学習について積極的に取り組むことについて話をしてくれました。
 特に3年生は入試などの進路決定に対する不安とそれに負けない強い意志、そして、何が起こっても3年生みんなで団結して山武中を引っ張っていくという頼もしい決意表明を語ってくれました。
    

1学期終了

7月31日(金)
 今日で1学期が終了しました。
 2か月の臨時休業による授業の遅れを取り戻すために、普段より10日遅い終業式となりました。また、
始業式に続き、今回も残念ながら、子どもたちの顔が見えない放送での式でした。
 始業式で私は生徒たちに、「平成2年6月1日は山武中学校が生徒と先生たちが全員で新型コロナウイルスに挑戦を始める日です。」と話しました。
 三密を避け、手洗いをし、授業もできるだけ集団での活動を避けるようにしてきました。また、
音楽や体育の授業、部活動や各種の行事が大きく制限される中、学校全員でソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用、家庭での健康観察を行ってきました。おかげで、山武中学校がコロナ感染のクラスターになることはありませんでした。
 明日から夏休みが始まります。生徒たちには「自分の身は自分で守る」を常に意識し、どうすれば感染症や身の回りにある危険が回避できるか考え行動するように指導しました。
 2学期は8月20日(木)がスタートです。(いつもより10日早い)1学期の生活のリズムを崩さないようにして、2学期を迎えさせたいと思います。
 

3年生部活動部員ねぎらいと激励の集い

 7月17日(金)
 今年は部活動の目標である「春の大会、夏の総合体育大会、コンクール」などすべてが中止になってしまいました。ところが本校の3年生は6月から再開した部活動に本当に一生懸命に励んでいます。
 そこで、各部活動に所属する3年生へ、今までの活動へのねぎらいと残りの中学校生活、卒業後のそれぞれの活動への激励の思いを伝えたくてみんなに集まってもらいました。
       
 人それぞれ部活動で学んだことや体験したことは違う。
 友達と一緒に頑張るうれしさ、つらい練習を乗り越えてつかんだ栄冠、上手に演奏ができるようになって好きになった楽器。
 2週間で中学校の部活動は終わりだけれど、これは次のステージの始まり。
 やりたりないと思った人は次のステップで完全燃焼を目指しなさい。中学校での経験を生かして新しいことに挑戦したいという人はぜひ頑張ってほしい。
 辛い練習や苦しいけいこに3年間一生懸命立ち向かってきた人は、次のステップでも新たなところでもかならず輝くことができるはず。
 残り2週間、先生たちに、保護者に、後輩に、みんなの最後の姿を見せつけ3年間の部活動にけりを付けて次のステージへ向かってほしい。
 期待しています。

1学期期末テスト

7月17日(金) 
 今日は1学期の期末テストがありました。
 約1か月の学習内容の短い範囲だったので、生徒たちは復習がしやすかったのではないでしょうか。
 1年生は中学校での初めての定期テストなので緊張しながら真剣に望んでいました。2、3年生は落ち着いて最後まで頑張って問題に取り組んでいました。
 定期テストは受けて終わりではありません。自分が何がわかっていて何がわかっていないのかを知ることが大切です。今年は夏休みがいつもの半分くらいですが、わからなかったところをしっかりと復習して2学期をむかえてほしいと思います。

山武中学校子ツバメ巣立ちの時

7月16日 
 一昨日まで来賓玄関の上にではピーピーと黄色いくちばしを大きく開けて子ツバメたちが親鳥に餌をねだっていました。しかし、その巣が昨日は空になりました。
 子ツバメたちは巣離れ、巣立ちの時を迎えたようです。
 一度、巣立っていった子ツバメたちは自分たちで大空を舞い餌をとり、さらに大きくなって秋には温かい南へと帰ってゆくのでしょう。
 故郷の山武中学校を忘れずにいてほしいものです。
   
 本校の3年生も大空を飛ぶ力をしっかりと身につけて来年3月の巣立ちを迎えさせたいと思いました。