校長室から

校長室から

2学期もあと少し、冬の気配

 教室に加湿器が設置されました。事務室前にはクリスマスの飾りつけ、3年生の進路相談室には、私立高校や公立高校の案内。

 

 12月も半ばになり、いよいよ2学期も終わりです。校舎の中にも外にも冬の気配が近づいてきました。

 

ICTを活用した授業

 校内を回って授業を参観しています。
 ときどき、教室の学習の様子をのぞいていると「校長先生 おはようございます」と声をかけてくれる生徒もいます。
 山武市ではICT機器を充実させていただいています。
 先日は、2年生の数学の授業で、プロジェクターと黒板に貼るホワイトボードを使って図形の証明のの授業を行っていました。学習内容への理解を進めるICTを活用した授業でした。
 

 また、2年生の理科の授業ではテレビと電子黒板と黒板をフルに使い、1時間の流れ、授業のポイント、資料をわかりやすく提示し、生徒の関心・意欲を引き出しています。 
 

加湿器を設置

 新型コロナウイルス感染とインフルエンザ感染防止のために、コロナウイルス感染対策費を活用し全クラスに加湿器を配置しました。
 11月2日に保健委員会で加湿器を各クラスに設置し、11月4日から使用を開始しています。管理は、毎日、保健委員が放課後に水を捨てて本体とタンクを乾かします。吹き出し口から高温のスチームが出るため、ついつい手をかざしたくなるあたたかい温度です。
 

 また、来賓玄関と職員入り口に、体温を計って手の消毒ができる機会を設置しました。
 ”クラスターを発生させない”を目標に学校全体で取り組んでいきます。

第4回実力テスト

 11月5日(木)に3年生の第4回実力テストがありました。また、6日からは、三者面談も始まり、いよいよ3年生の進路選択も大詰めです。
 子どもたちにとって、自分の人生の進む道を決める初めての大きな選択です。小学校・中学校の義務教育で培ってきた力を大いに発揮して、それぞれが納得のいく選択をしてほしいと思います。
 今年は公立高等学校の入学検査が、1回となりました。また、近隣の高校も定数が減っているところがあります。中学校では適切な情報を生徒、保護者に提供し、「自分が決める」ように指導していきます。
 ガンバレ、3年生。

合唱コンクール

 山武中合唱コンクールを応援していただいたすべての人へ 
                         1030日(金)


 生徒の皆さん、今日は素晴らしい歌声を聞かせてくれてありがとうございました。

 1年生は声変わりの前の子どもらしい伸びやかな歌声でした。2年生は学級のまとまりを感じさせる気持ちのこもった合唱となりました。そして、3年生はさすがでした。男子の声も女子の声も大人になってきて、女声は透き通り、男声は低く太い声を響かせることができました。それぞれのパートが互いの声を聴きあいながら、ハーモニーを響かせました。1年生から3年生まで、それぞれに心と体が成長していることを感じた合唱コンクールでした。

 今年はコロナウイルス感染の拡大もあって、大きな声で歌うことも、狭い空間で互いの声を響かせあうことも難しい状況になりました。また、音楽の時間と帰りの会の歌声タイムだけでの練習になりました。
 私は、学校で合唱を行う目的はコンクールで順位を競ったり、うまい下手を決めたりすることではないと思っています。皆さんの中には、運動が苦手な人がいるのと同じように、歌うことが苦手な人もいます。しかし、一つの目標を目指し、学級の合唱をどうすればいいか話し合ったり、時には気まずい雰囲気になったりしながら、それらを乗り越えて解決して、みんなで作り上げることに学校での合唱の意味があります。仲の良い友達や家族とカラオケで好きな歌を歌うのと違うのはここにあります。
 これから新山武中学校の伝統を作っていくのは君たちです。3年生は素晴らしい伝統の基礎を築いてくれました。その3年生から受け継いだバトンを次につなげるのは2年生、君たちです。

 今までの努力を今日で終わりにせず、これからも「歌声の響く山武中学校」の伝統を作るために皆さんの歌声によって、美しいハーモニーの華が学校いっぱいに咲くことを期待しています。

 今回は地域学校協働本部の皆さんがボランティアで生徒と保護者の座った座席の消毒とライブ配信の支援をしてくださいました。また、最初は正面からのカメラが始まる寸前に不具合が出てしまい。不安いっぱいのライブ配信でしたが、修正後は両方のカメラで600以上のアクセスをしてたくさんの方に見ていただくことができました。
 今年の合唱コンクールは、生徒と職員だけでなく、地域と家庭の皆さんの御協力で行うことができたコンクールでした。
 本当にみなさんありがとございました。

 

合唱コンクールリハーサル

 山武中学校では10月30日(金)に合唱コンクールを行います。
 今年はコロナウイルスの関係で東金文化会館での開催ができなくなりました。
 また、歌うのも各クラス課題曲一曲となり、当日の発表も全員が集まれないので、縦割りで3グループでの合唱コンクールとなります。
 
 普段の練習は「音楽と帰りの歌声タイムだけ、となりの人とは間をあけて、教室ではマスクをつけて」となりました。
 そんな制約の多い中ですが、先週の金曜日に1・2年生のリハーサル、今週の月曜日に3年生のリハーサルが行われました。
  
 体育館で人が見ている前で、隣前後と1m以上の距離を開けての合唱はとても難しいものです。一人一人が独唱を行っているようなもので、音とりに自信のない生徒は怖くて声が出ません。それでも、みんなで励ましながらハーモニーを響かせようとしていました。
 コンクール当日、どのくらい生徒たちがこの壁を乗り越えられるか、生徒の成長に期待したいと思います。

残念ながら雨です

10月1日(木)
 今日は体育祭の予定でしたが、残念ながら雨で明日、金曜日への延期となりました。
 
 昨日、係や役員を中心にみんなで体育祭会場の準備をしましたが、この雨でせっかく引いたラインも消え、グラウンドにも水たまりができてしまいした。今日は、金曜日の授業をしています。生徒たちはグラウンドを眺めながら恨めしそうです。
 しかし、明日は降水確率0%、秋晴れの予報が出ています。気持ちのよい清々しい天気の下、精一杯走る山武中学校の生徒の姿を期待します。
  

体育祭練習2明日は本番

9月30日(水)
 いよいよ明日が体育祭です。今年は予行なしで、ほぼぶっつけ本番です。
 しかし、実行委員、各役員、学年の担当の生徒が3年生を中心にしっかりと活動し、明日を迎える準備が整いました。
 今年初めて生徒全員で取り組む行事です。学校の行事は生徒たちの帰属意識や団結力、行事を企画をする力・感動する心を育てます。
 当日はお客さんがいませんが、生徒たちには各種目とも精一杯取り組んで大いに楽しんでほしいと思います。
   
 実行委員長の話    開会式風景      開閉会宣言 
 
 
 3年生全員リレー

体育祭練習開始

9月28日(月)
 今日から体育祭の練習を始めました。
 先週とは違って、秋の清々しさを感じる気持ちの良い快晴の中での練習となりました。
 整列、集合、開会式の動きの確認など、今までであれば何時間もかけて行う内容を2時間で行いました。しかし、生徒たちも時間のないことを意識し短時間で素早く行動することができました。
 生徒たちは実行委員を中心に企画を立てて思い出に残る体育祭になるように今一生懸命準備に取り組んでいます。
 しかし、今年の体育祭は非公開となり、残念ながら地域の方や保護者の方には参観を遠慮していただくことになります。当日は保護者の皆さんにはインターネットを活用したオンライン配信を予定しています。準備には万全を期していますが、なにぶん初めての試みゆえうまくいくかどうか心配な部分もあります。
 学校からのメールに御注意ください。
   
              本番さながらの練習の風景
 また、今後は合唱コンクールもオンライン配信を予定しています。

台風による臨時休校

9月24日(木)
 本日は10時登校となりました。昨年9月の台風に比べると雨風もそれほどひどくなかったので、生徒たちも安全に登校できました。また、学校も雨漏りや破損などなく無事に朝を迎えることができました。
 危機の管理の鉄則は最悪の状態を想定することです。今後とも昨年のことを教訓に生徒たちが安全に登校できるように取り組んでいきたいと思います。

学年全員リレー(体育の授業)

 先々週から、体育では陸上競技の種目をしています。
 短距離走、障害物走、全員でのリレーです。
 今年の体育祭は例年と違い、午前中だけの競技となりました。種目はまだすべてが決まっているわけではありませんが、今体育で取り組んでいる全員リレーは種目となりそうです。
 いつもなら地域の方や来賓の方に大勢来ていただいて、生徒たちの様子を御覧になっていただくチャンスですが、今年はそれもかないません。しかし、生徒たちにとっては、みんなで協力して一つのことに取り組んだり、みんなで楽しんだりする絶好の機会です。
 できる範囲で取り組める体育祭になるようにしたいと思います。
  
3年生の全員リレーの練習風景です。

英語力アップ講座

 9月17日(木)に2回目の英語力アップ講座(山武市グローバル人材育成事業)が行われました。今回は3年生を中心に行いました。
 17人の生徒が受講し、10月に行われる英語検定に向けて勉強に励みました。
   

重陽の節句

 昨年9月9日の明け方に台風15号が千葉県に大きな被害を与えてから、今日で1年がたちました。山武市では長期の停電や断水、一週間以上の学校の閉鎖など数十年に一度という台風被害が出ました。さらに、その後、台風19号や21号に伴う大雨が追い打ちをかけるようにやってきて、昨年の秋は、長い間不安で不便な生活を余儀なくされました。
 そして、今年。新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年の台風以上に私たちの生活に深刻な影響(被害)が出ています。
 古代中国では奇数を縁起が良い「陽数」と言い、陽数の一番大きい9が重なる9月9日を重陽と呼びました。菊の節句ともいわれ、魔を払うという菊を愛でて不老長寿を願ったそうです。
 今年は残暑が大変に厳しく、9月に入っても連日30度を超える日が続いています。体育や部活動など熱中症が心配される活動については、いつも以上に休憩や給水、内容の変更などを行い、生徒たちの体調を管理して行っています。しかしながら、6月までの臨時休校の影響からか、生徒たちの基礎体力の不足を感じることが多く、9月に入って体調不良を訴える生徒が多くなっています。
 あらためて、重陽の節句の今日、菊の節句の故事に倣い、暑気と魔を払い生徒たちが生活のリズムを整え健康になるために「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さを呼びかけ、体調の管理、体力の向上を目指したいと思います。

英語力アップ講座・英語検定

 山武市ではグローバル人材の育成の一環として、市内の中学校の生徒に対し年間で3回ある英語検定のうち、1回の受験分について補助をしています。また、各学校単位で英語指導の講師を招き、英語力アップ講座として希望の生徒に英語検定に向けた講習会を行っています。
 本校では夏季休業中の8月6日(木)に英検34級受験のための講座を行いました。1回目の英語検定はコロナウイルス感染拡大のため、学校では行いませんでしたが、第2回目の検定を10月2日に本校会場で行います。
 ぜひ多くの生徒が合格してほしいと思います。

避難訓練実施

 8月20日(木)
 始業式のあった日ですが、この日は午後も授業を行い6時間目に避難訓練を実施しました。
 震度6クラスの直下型地震を想定し、避難経路を確認するとともに、もしもの時に安全に避難するための行動がとれるように実施しました。
 学校では合言葉を「おさない、かけない しゃべらない もどらない(おかしも)」とし、避難マニュアルをもとに、地震や火事発生時の対応を指導しています。
 生徒たちは、日頃の指導の成果を発揮して、地震発生の放送で机の下に体を隠し、その後は無言で避難することができました。
   

2学期が始まりました

 8月20日(木)
 19日間の夏休みが終了し、今日から2学期が始まりました。
 1学期の始業式、終業式ともに放送による式でしたが、今回はインターネットによるオンライン会議システムを活用しての始業式となりました。
 一番長い2学期が中学校の本番です。
 「自分で考えて行動する」「自分がされて嫌なことは人にしない」中学生を目指し、自分なりの「目標を持ち、計画を立て、そして実行できる」ようにいろいろなことに取り組んでほしいと思います。
 
 始業式では、1・2・3年生の代表の生徒が2学期の抱負を話しました。
 それぞれの代表が新型コロナウイルス感染に対してソーシャルディスタンスに注意しながらの新しい生活様式を進めること、そして、そんな中でも学習について積極的に取り組むことについて話をしてくれました。
 特に3年生は入試などの進路決定に対する不安とそれに負けない強い意志、そして、何が起こっても3年生みんなで団結して山武中を引っ張っていくという頼もしい決意表明を語ってくれました。
    

1学期終了

7月31日(金)
 今日で1学期が終了しました。
 2か月の臨時休業による授業の遅れを取り戻すために、普段より10日遅い終業式となりました。また、
始業式に続き、今回も残念ながら、子どもたちの顔が見えない放送での式でした。
 始業式で私は生徒たちに、「平成2年6月1日は山武中学校が生徒と先生たちが全員で新型コロナウイルスに挑戦を始める日です。」と話しました。
 三密を避け、手洗いをし、授業もできるだけ集団での活動を避けるようにしてきました。また、
音楽や体育の授業、部活動や各種の行事が大きく制限される中、学校全員でソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用、家庭での健康観察を行ってきました。おかげで、山武中学校がコロナ感染のクラスターになることはありませんでした。
 明日から夏休みが始まります。生徒たちには「自分の身は自分で守る」を常に意識し、どうすれば感染症や身の回りにある危険が回避できるか考え行動するように指導しました。
 2学期は8月20日(木)がスタートです。(いつもより10日早い)1学期の生活のリズムを崩さないようにして、2学期を迎えさせたいと思います。
 

3年生部活動部員ねぎらいと激励の集い

 7月17日(金)
 今年は部活動の目標である「春の大会、夏の総合体育大会、コンクール」などすべてが中止になってしまいました。ところが本校の3年生は6月から再開した部活動に本当に一生懸命に励んでいます。
 そこで、各部活動に所属する3年生へ、今までの活動へのねぎらいと残りの中学校生活、卒業後のそれぞれの活動への激励の思いを伝えたくてみんなに集まってもらいました。
       
 人それぞれ部活動で学んだことや体験したことは違う。
 友達と一緒に頑張るうれしさ、つらい練習を乗り越えてつかんだ栄冠、上手に演奏ができるようになって好きになった楽器。
 2週間で中学校の部活動は終わりだけれど、これは次のステージの始まり。
 やりたりないと思った人は次のステップで完全燃焼を目指しなさい。中学校での経験を生かして新しいことに挑戦したいという人はぜひ頑張ってほしい。
 辛い練習や苦しいけいこに3年間一生懸命立ち向かってきた人は、次のステップでも新たなところでもかならず輝くことができるはず。
 残り2週間、先生たちに、保護者に、後輩に、みんなの最後の姿を見せつけ3年間の部活動にけりを付けて次のステージへ向かってほしい。
 期待しています。

1学期期末テスト

7月17日(金) 
 今日は1学期の期末テストがありました。
 約1か月の学習内容の短い範囲だったので、生徒たちは復習がしやすかったのではないでしょうか。
 1年生は中学校での初めての定期テストなので緊張しながら真剣に望んでいました。2、3年生は落ち着いて最後まで頑張って問題に取り組んでいました。
 定期テストは受けて終わりではありません。自分が何がわかっていて何がわかっていないのかを知ることが大切です。今年は夏休みがいつもの半分くらいですが、わからなかったところをしっかりと復習して2学期をむかえてほしいと思います。

山武中学校子ツバメ巣立ちの時

7月16日 
 一昨日まで来賓玄関の上にではピーピーと黄色いくちばしを大きく開けて子ツバメたちが親鳥に餌をねだっていました。しかし、その巣が昨日は空になりました。
 子ツバメたちは巣離れ、巣立ちの時を迎えたようです。
 一度、巣立っていった子ツバメたちは自分たちで大空を舞い餌をとり、さらに大きくなって秋には温かい南へと帰ってゆくのでしょう。
 故郷の山武中学校を忘れずにいてほしいものです。
   
 本校の3年生も大空を飛ぶ力をしっかりと身につけて来年3月の巣立ちを迎えさせたいと思いました。