新年度がスタートして2ヶ月が過ぎようとしています。その間授業はもちろん、校外学習や行事、係活動がほぼ計画通り進んでいます。授業では、すでに単元テストが行われたり、その直しや復習をしたりする様子も見られます。2年生の教室からは、「先生直すところがない人はどうしますか？」という自慢げな声も聞こえています。それぞれの教室には、【入る前に言ってから入ろうコーナー】など工夫され、授業内容の定着や学力向上に向けた取り組みが見られます。6年生は、100ます計算のタイムチャレンジで競い合っているようです。児童も担任も頑張っています。

   1時間目から5、6年生は話し合いの授業を展開していました。6年生は、国語の授業です。話し合いの進め方や意見の出し方、話し方を学んでいました。各班ごとにテーマを決め、赤帽子をかぶった司会を中心にルールに沿って話し合いをしていました。担任は、話し合いの様子を観察しながら、指導にあたっています。5年生は、体育の授業です。ティーボールを学習するための事前指導です。チーム決めを中心にルールの確認や作戦について話し合っていました。2年生は、生活科です。タブレットを使って、自分で育てている野菜のこれまでの成長観察の記録紹介と発表です。
　2時間目には、3年生が「ネギ農家見学」のために校外学習に出かけました。近所の農家さんの畑に歩いていきました。過日の5年生の田植えも好天でしたが今日の日差しもその時以上の強さです。田植えの時の児童の感想には、農家さんの苦労がよく分かった…というような表現が多くありました。今日の3年生がどのような成果と感想を持って帰るのか楽しみです。

5年生が調理実習を行いました。茹で野菜サラダを作っています。材料は、キャベツやブロッコリー、サツマイモ、ニンジンです。それぞれを適当な大きさにちぎったり、包丁で切ったりして、鍋で茹でました。また、調味料を計量して、ドレッシングを作っている児童もいました。役割分担をしながら、楽しそうに実習をしていました。
　きれいに盛り付けをした後は、黙食での試食です…「おいしい～」の声がちょっと漏れていました…。
　手袋、マスク着用等、コロナ感染症防止対策を施しながらの家庭科授業です。

〇先週末、地元企業からサンパチェンスの苗をいただきました。早速、栽培委員会が大きな鉢に植え付けをしてくれました。新校舎へ引っ越しを行う夏には、きっと大きな塊となって花をたくさん咲かせることと思います。
〇草との戦いも始まってきました。芝生の管理には手間がかかります。短く刈った後の後始末を外掃除の児童が行ってくれています。短時間で手際よい作業に感心します。
〇6年生が、毎週月曜日と水曜日の朝の時間に、1年生の教室で読み聞かせをしてくれています。6年生は緊張しながら、一生懸命に読んでくれています。1年生は、静かに目と耳で聴いています。大切な交流の時間です。

〇ICT支援員による教師用パソコンへ算数・国語のデジタル教科書のインストールが始まりました。今後は教室での使用が可能になります。
〇廊下には、チャレンジスピード2の記録表がすでに掲示されています。記録の積み重ねが楽しみです。各学年でも授業成果の掲示や作品展示の準備が進んでいます。
〇5年生は、昨日の田植えを終え、次は、宿泊体験学習の準備です。
〇3年生は、タブレットを使って、スカイメニューによる教師と児童の双方向のやり取りの確認をしています。
〇校舎をひと回りして戻ってくると地域の方が自転車でペットボトルのキャップを届けてくださいました。家族が現在通っているわけではないということです。有り難いことです。
ペットボトルのキャップは、貧困国の子ども達のポリオワクチンに変わり、救いとなります。