2021年10月の記事一覧
御声援ありがとうございました。
10月16日(土)秋空の下、今年度の松尾小学校運動会が開催されました。
温かい御声援ありがとうございました。
さて、運動会は、「運動する楽しさを味わう」ことはもちろんですが、「自主性を生かす」ことや「他者と協力する心を身に付けさせる」ことがねらいです。学校では、大きな行事の一つとして、子どもが大きく成長する場に位置付けています。
また、子ども達たちは、保護者の皆様に見てもらえることで、「今ある力」を最大に出そうとします。そして保護者の皆様には、一年一年、できることが増えていく、精一杯に成長している姿を見ていただく場であります。
今回、たくさんの保護者の皆様に見ていただけて開催できたことは、子どもたちにとってそして学校教育にとって大変意義のある大切な日であったと思い、本当に感謝しております。また、参観をいただいた保護者の皆様にも安全対策に一人一人御協力をいただいたり、準備・運営・片付けにもお力添えをいただいたりしたことで運動会が成功したと思います。本当にありがとうございました。
このところ朝夕が肌寒くなりました。深まりゆく秋を感じると共に、学習や多様な体験を通して、子ども達が一層成長する「実りの秋」となりますよう、運動会での頑張りと成長がさらに様々な取り組みに繋がりますよう、学校と家庭、地域とがしっかりと連携していきたいと思います。
今後とも御理解・御協力をよろしくお願いいたします。
6年生は松尾小のリーダーとして、この運動会を立派に運営しました。また、下級生は6年生の演技や応援、立派な仕事ぶりを憧れの眼差しで見つめていました。こうして、松尾小の運動会の歴史が作られ引き継がれていくのだと思います。コロナ禍にありながら、皆で力を合わせて精一杯頑張った運動会は、将来、子ども達が大人になっても忘れられない思い出に残る運動会になることでしょう。
運動会スローガン「炎のように燃え上がれ!いっしょうけんめいゴールに向かえ~みんなに笑顔と感動を~」
明日はいよいよ運動会です。きっと、スローガンのように、炎のように燃え上がりながらゴールに向かう松尾っ子がたくさん見られることでしょう。そして、会場にいるみんなに笑顔と感動を与えてくれることでしょう。
保護者の皆様には、今年度の運動会もコロナ対策による午前中開催や様々な制限等をお願いいたしました。御理解・御協力をお願いいたします。
明日は、松尾地区の宝である子ども達の躍動する姿に温かい声援を送っていただければと思います。そして子ども達と心ひとつに、思い出に残る素晴らしい運動会をつくりあげていただければ幸いです。
~運動会の歴史~
新型コロナウイルスの影響で、残念ながら運動会の中止や延期の話を耳にする機会が増えました。子どもの頃、天気予報を確認しながら楽しみにしていたこと、そして親として子ども達の熱がこもった演技で楽しませてもらった記憶が鮮明に残っている方も多いのではないでしょうか。時に、保護者参加競技で起こる数々のハプニングも、脳裏に焼き付き忘れることができないワンシーンかもしれません。
そもそも、運動会はどこでいつどのようにして始まったのでしょうか?
その起源の定説はいくつかありますが、「運動会」と呼ばれる行事を初めて行ったのは、東京大学だそうです。(明治16年)
その後、初代文部大臣の森有礼が横浜の外国人租界地で行われた陸上競技会を見物して体育教育に有効だと判断したことから、全国の小中学校で運動会を催すように訓令を出しました。しかし命令を出された時代は、まだ教育制度が定まっておらず、そもそも運動場という施設もなかったため、当時はいくつかの学校合同で神社や寺の境内を借り運動会を主催していました。
そして、明治33年、学校に運動場を設置することが義務付けられると、全国的に小中学校でも運動会が行われるようになりました。綱引きなど、運動会に日本の伝統行事として行われてきたものが種目として取り込まれるようになったことで、小学校の運動会に住民も参加するようになっていきました。この結果、運動会が地域をあげての一大イベント、学校と地域の共同のお祭りのような性格をもつようになりました。こうして運動会には弁当を提げた地域住民が、校庭にゴザを敷いて種目に参加したり応援したりで秋の1日を楽しむ、というスタイルが定着しました。
現在も競技内容を変化させつつも、子ども達が行事を通じて成長するという教育的目的はもちろん、子ども達の成長を地域のみんなで喜ぶ行事として行われ続けています。