緑海小日誌

2020年11月の記事一覧

ボッチャ体験

 

 20日(金),3・4年生は,東金特別支援学校の先生を講師に招き,ボッチャ体験を行いました。

 ボッチャは,脳性麻痺等により運動能力に障害がある競技者のために考案されたスポーツで,パラリンピックの正式種目にもなっています。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに,赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり,転がしたり, 他のボールに当てたりして,いかに近づけるかを競います。目標に自分のボールをたくさん近づけるというところは,カーリングによく似ています。障害者スポーツとして考案されましたが,大人でも子どもでも誰でも気軽に参加できるスポーツですし,チーム内で作戦を考え,みんなで楽しく競技することができます。

 3・4年生はまず,ボッチャのルールの説明や試合の様子(ボールを重ねるという,スーパーショットもあります。)の映像を見た後,実際にチームに分かれ,体験を始めました。「数メートルの距離の的に向けてボールを投げるだけなので,簡単だよ。」と思っていた子どもたちですが,いざ投げてみると,違う方向に飛んでしまったり,転がらずに止まってしまったりと,初めはやはり難しかったようです。しかし,練習を重ねるにつれ子どもたちはコツを覚え,だいぶ上手になり,後半の試合は,とても白熱したものとなりました。来年のパラリンピックが,また楽しみになりました。

避難訓練(津波)

 11月4日(水),地震発生後の津波を想定し,避難訓練を行いました。緑海小の屋上は津波避難場所となっています。1年生は,初めて避難階段を上り屋上に移動しました。全員の避難を確認後,校長先生から,「一つしかない命を守るための訓練をしました。学校以外の場所で地震が起きたらどうしますか。」と話がありました。11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」でした。緑海小学区では,現在,井之内地区に津波避難施設(築山)整備工事が進められています。御家庭でも,地震・津波の時の避難場所についてお子さんと確認していただけたらと思います。

異文化理解出前講座

 11月2日(月),外国人講師4名をお招きし,異文化理解出前講座が実施されました。低・中・高学年に分かれての学習は例年と同じですが,今年はコロナ対策のため,座学中心で行いました。

今回は,オーストラリア,ジャマイカ,スリランカ出身の先生(現在,ALTとして日本在住)が,自国の文化や学校生活について,クイズ等をとおして説明してくれました。

現在,外国との行き来はほとんどできない状況ですが,来年のオリンピック・パラリンピックにはたくさんの外国人が来日すると思います。「おもてなし」の心をもって,お迎えしたいですね。