大平小学校ダイアリー
10月20日(水) 5年生宿泊体験学習その2
宿泊体験学習2日目です。
1日目の活動ですっかり疲れた子どもたちは、温かいバンガロー内で、寝袋で寝て一夜を過ごしました。どの子どももぐっすりと寝ていました。朝の起床時間は、6時半です。担任の先生の声により、目覚めた子どもも多かったようです。
2日目の日程は、体験学習がメインです。午前中に、ウォールクライミング、アイロンビーズ作りを行いました。ウォールクライミングでは、ハーネスと命綱を身につけ、体育館の天井付近までのゴールを目指します。アイロンビーズ作りでは、それぞれが個性的な作品に仕上げていました。
昼食は、班ごとに、野外でお弁当を食べました。好天に恵まれ、温かい日差しのもと、子どもたちは、美味しそうにおにぎりを頬張っていました。残すは、振り返り活動と退所式のみです。2日間を思い返し、しおりに感想を書き込みました。退所式ではお礼の言葉をまとめた掲示物を所員に手渡しました。
無事学校に到着、解散する前に「宿泊体験学習を終えて、楽しく参加できましたか?」と尋ねたところ、全員手をあげて「楽しかったです!」と力強く答えてくれました。
2日目の様子は以下の写真の通りです。
【退出準備・朝食・ウォールクライミング準備】
【ウォールクライミング】
【アイロンビーズ作り・2日目昼食】
【振り返り活動・お礼の言葉・退所式】
【集合写真後帰途へ・大平小学校到着】
※キャンプファイヤーの様子やクライミング等の様子は、動画でも御覧いただけます。
10月19日(火) 5年生宿泊体験学習その1
5年生のの宿泊体験学習は、1泊2日、千葉市少年自然の家(長柄町)にて行われました。感染症予防対策を行いながらの宿泊学習でしたが、随所に子どもたちが生き生きと活動する姿が見られ、充実した学習にすることができました。
体験学習でのKeyWordは、「協力」、「全力」、「責任」です。子どもたちは、各グループリーダーを中心に行動します。また、生活班(部屋)、活動班(体験学習)、野外班(飯ごう炊飯)といった、それぞれの班で役割を担います。
「先生、次はなにをするんですか?」、「しおりを見て行動してください。」というようなやりとりもしばしばありましたが、その都度、子どもたちは、グループ毎に行動予定を確認していました。自主的に行動できるようになることは、とても大切です。この経験が、次年度の修学旅行にも生かされます。
1日目の活動は以下の写真の通りに進みました!
【朝の会・バンガロー・入所式】
【オリエンテーリング】
【1日目昼食】
【リネン準備・バンガロー前・バンガロー内】
【飯ごう炊飯準備】
【カレー作り・スープカレーに?・キャンプファイヤー】
【キャンプファイヤーレク・健康観察・部屋長会議】
思い出のアルバムについて
10月18日現在,メンテナンス中により,HPの思い出のアルバム(令和3年度版)が
保護者の方から御覧になれない状況となっております。復旧までしばらくお待ちください。
【特別編】 芸術鑑賞会にて『ドン・キホーテ』上演される!
本日は、芸術鑑賞会でした。カンパニーデラシネラさんをお呼びして、セルバンテス作の『ドン・キホーテ』を見せていただきました。感染症予防対策のため、永らく外部団体をお呼びしての活動等は控えていましたが、久々の芸術鑑賞会(学校行事)とあって、子どもたちの表情には輝きが戻っていました。
本日の演劇では、役者さんたちは、一切台詞を用いず、演技(パントマイム)と効果音のみで表現しておりました。光と影の演出も効果的で、さすがプロフェッショナルだと感じました。随所にコミカルな演技を見せてくれたので子どもたちもニコニコ顔で喜んでいました。
また、本日は保護者の方々にも参加いただきました、ありがとうございました。
※子どもたちが演技を見る様子を動画でも御覧いただけます。
10月18日(月) 大平小学校の子どもへの支援について【ユニバーサルデザインの視点から2】
大平小学校では、「授業のユニバーサルデザイン」の考えのもと、『学びやすい教室環境や学習環境の整備』、『学習や行動のルールの明示』、『指示・説明のわかりやすさや見通しの持ちやすさ』、『特性や学習速度に対応した複数の学習方法や教材』等に気を配っています。
前回からの続きで、今日は「学習や行動のルール明示」についてお伝えします。低学年は特に個人個人の発達状況が異なっているので、言葉だけでは伝わらないことが多々あります。従って教室内には、整理整頓や子どもの活動、導線などを考慮し、状況理解ができるよう、ルールを明示しています。
授業においても同様です。1年生の教室内ですが、活動の見通しが持てるよう1日の学習活動の流れが示してあります。また、算数の授業の場面ですが、黒板には問題(絵で状況を表している)が提示され、手元には数の動きが分かるよう(算数セットから)教具を用いて、増やしたり減らしたりして回答を求めます。このとき、子どもたちには、活動時間を意識させるためタイマーを使って活動時間を提示します。
こうした工夫は、どの学年の学級担任も心掛けており、「どの児童にも分かる・できる」授業となるよう日々の教材研究を行っています。【つづく】