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2023年7月の記事一覧

R5.6.20(火)全校 水泳学習(初泳ぎ)

6月20日(火)のいきいきタイムにプールサイドにて「プール開き」を行いました。

本年度の水泳学習がスタートです。はじめに、水泳学習で守るべきことについて全校児童で確認しました。その後の「初泳ぎ」は、兄弟学年(1・6年、3・5年、2・4年)でプールへ入りました。子ども達は、ルールを守りながら楽しんで過ごすことができました。また、上学年の子が下学年の子の面倒を見る姿も見られました。

水泳学習は、7月中旬まで続きます。現在は、低学年と高学年に分かれて、子ども達一人一人の目標が達成できるようコース別に分かれて練習をしています。

7月13日(木)には「着衣水泳」を行う予定です。

R5.6.29(木) ブルーフラッグ環境教育セミナーを実施

 

本校の学区には、「本須賀海水浴場」があります。この「本須賀海水浴場」は、世界的なきれいな海水浴場として認められ、「ブルーフラッグ」認証を取得しています。(2019年取得以降、5年連続で取得しています。)

「ブルーフラッグ」は、ビーチ、マリーナの国際環境認証であり、水質、環境マネジメント、環境教育、安全とサービスについての基準を達成したことによって与えられるものです。

千葉県では、山武市の「本須賀海水浴場」と勝浦市の「興津海水浴場」の2か所が「ブルーフラッグ」認証を取得しています。日本全体では、認定ビーチが7か所、認定マリーナが1か所です。

 

鳴浜小学校では、昨年度から総合的な学習の時間において、この「ブルーフラッグ」認証を取得している本須賀海水浴場を学習に取り上げ、環境問題や地域の良さについて知り、郷土の自然を大切にする学習に取り組んでいます。

その一環として、6月29日(木)に「ブルーフラッグ環境教育セミナー」を実施しました。(4・5・6年生を対象)講師として、一般社団法人日本ブルーフラッグ協会の代表理事の他、サポートスタッフ2名が来てくださいました。

はじめに、海の環境問題とブルーフラッグ制度についてのお話を伺いました。講師の先生からは、①2050年問題について②マイクロプラスチックについて③海に流出したプラスチックごみの量については、ぜひ覚えておいてほしいとのお話がありました。そのあと、実際に「本須賀海水浴場」に移動し、2つの体験をしました。

 

「調べるビーチクリーン」の体験では、一人一人が自由に砂浜のごみ拾いを行いました。きれいに見える砂浜も、みんなでよく砂浜を探してみると小さなプラスチックごみやペットボトル、たばこの吸い殻等をたくさん拾うことができました。

「10000ピースプロジェクト」の体験では、砂浜に1㎡の枠をつくり、その枠の中を徹底的にきれいにする体験をしました。4人組でザルを使って小さなごみを見つけました。白や青、緑色の小さなプラスチックや黒い炭のかけらが多く出てきました。

振り返りでは、2つの体験をした感想を発表し合い、問題意識を共有しました。そして、「どうしたら海岸のごみを無くすことができるか」について、発表し合い、今後、自分たちでできることについて発表しました。

本校には、ビーチクリーンの活動を進んで行っている児童もおり、みんなに呼びかける姿もありました。「ブルーフラッグ」認証を取得するためには、毎年33個もの基準を満たすことが必要であることを知りました。これからもずっときれいな本須賀海水浴場であるために私たちにできることに取り組んでいきたいと思います。

 

※「本須賀海水浴場」について

 砂浜の長さは500mで、広大な九十九里浜にあり、太平洋の大海原で夏は海水浴が楽しめます。また、海岸線には、ヤシ(約30本)の木がたくさん植えられおり、南国気分が味わうことができ、白くて広い砂浜がある海水浴場です。(山武市ホームページより)