大平小学校ダイアリー
10月14日(金) 食品ロスの改善プロジェクト【3年生の取組から】その1
大平小学校の3年生の児童は、総合的な学習の時間に、食品ロス改善のための学習を行いました。まずはじめに、子どもたちは、担任の先生が用意した資料を通して「食品ロス」という言葉を学びました。知ってのとおり、食品ロスとは、不必要に食品を廃棄してしまうことです。
お店で売られている食品が、消費期限を過ぎると廃棄されたり、売り物として見栄えが悪いだけで廃棄されてしまったりしている現状があります。日本全体で廃棄される食品の量となると、それは、子どもたちにとって想像もつかないほどでした。食品ロスの現状を知ると3年生の児童達は驚きを隠せません。
そして、実際には自分達も給食を残していることに気づきました。少しでも食品ロスを減らすために、「自分にできることは何か?」、「学校全体でできることは何か?」を考えて、どんな取組にしていこうかと班単位で、その学習をスタートさせました。 (つづく)
【総合的な学習の様子:「どうする?食品ロス」】
10月17日(月) 食品ロスの改善プロジェクト【3年生の取組から】その2
前回の記事からの続きですが、大平小学校の3年生の児童は、総合的な学習の時間に、食品ロス改善のための学習を行いました。3年生の子どもたちは、「食品ロス」の現状を知り、実際に大平小学校でも給食の時間に「食べ残し」がかなり出てしまっていることに気がづきました。
そして、少しでも食品ロスを減らすために、「自分にできること」を考えてみました。子どもたちが考えた方法は、「食品ロスの現状を分かりやすく他学年の児童に伝えること」と、「学校全体の給食の食べ残しを少しでも改善するために行動していくこと」としました。 (つづく)
【総合的な学習の様子:「食品ロス」の現状をポスターに!】
10月18日(火) 思春期教室について【5年生】
5年生の児童を対象に思春期教室を開きました。了徳寺大学から2人の先生をお招きし、思春期をむかえようとしている5年生児童に 以下の視点から講義をしていただきました。
〇自分のからだについて正しい知識を学ぶ。
〇自他ともに生まれてきた命を大切にする心を育てる。
〇自己肯定感を高め 、今後の 成長に生かせるようにする。
子どもたちは、先生方による講話に真剣に耳を傾けていました。また、話を聴く姿勢がとても良く、説明に対する反応がとても正直であったため、講師の先生方は、5年生の児童を大いに褒めてくれていました。
学習の最後に、5年生の児童は、感想の中で「赤ちゃん人形をそっと腕に抱えてみると、柔らかく、とても大切なものだと感じた」、「命を大切にして、生活していきたい」などと述べていました。
目的を十分に達成できた思春期教室となりました。
【授業の様子から】
10月20日(木) 『業間マラソン』について
大平小学校では、『継続的な運動週間を身につけ、心身共に健康な児童の育成』を目指して、朝マラソンを開始することとしました。10月4日(火)から11月1日(火)まで、期間を定めての実施で、毎週火曜と木曜の業間休みの時間(午前10時10分から10時30分)の間で行っています。
走る前は、スローテンポの曲に合わせて3分間の準備運動を行います。実際に走る時間は、6分間で、ハイテンポの曲に合わせて走ります。走るコースも学年によって違います。1・2年生は校庭のトラックコース(1周約150m)、3・4年生は校庭大回り【校舎前~サッカーゴールより外】(1周約200m)、5・6年生は校庭大回りにムシムシ山方面を含めた超大回りコース(1周約300m)です。
周回数の目安は、1年生から4年生は4周以上、5・6年生は3周以上としています。目標を達成できた児童は、帽子の色を白から赤にします。また、走った周回数は、毎回記録を取り自分がどれだけ走ることができたのかを、確認できるように指導しています。
子どもたちは、自分が定めた目標(ペースや周回数)に向かって、秋空の元、元気よく向寒マラソンに挑戦する姿を見せていました。
10月21日(金) 食品ロスの改善プロジェクト【3年生の取組から】その3
前回の記事からの続きです。大平小学校の3年生の児童は、総合的な学習の時間に、食品ロス改善のための学習を行い、「食品ロス」の現状を知り、実際に大平小学校でも給食の時間に「食べ残し」がかなり出てしまっていることに気がづきました。
そこで、「自分にできること」を2つ考えました。一つは、ポスターを用いて、食品ロスの現状を分かりやすく他学年の児童に伝えることです。そして、もう一つは、学校全体の給食の食べ残しを少しでも改善するために呼びかけを行うことです。
3年生の児童達は、自分たちの作成したポスターをもとに、班ごとに各学年を訪問し、食品ロスについて、具体的に説明し、今後大平小学校の食べ残しを少なくするための方法を提案しました。その方法とは、毎日の給食残菜の量を【青】【黄】【赤】の色で各学年に伝えていくことです。
残菜量は、色つきカードで、各学年に伝えられます。この他、給食室の入り口には、残菜が少ない学年を紹介する掲示物を作成しています。少しでも、「食品ロス」を減らす取組について、御家庭でも話し合ってみてはいかがでしょうか?