校長室から

2022年9月の記事一覧

9月29日 オンライン社会科見学(3年生)

Social studies field trip through the electronic blackbord

3年生は、ランドロームフードマーケット山武店に、電子黒板を通じて「社会科見学」を行いました。

本校の4組担任の小野先生だけがランドロームに伺い、Zoomで3年1組とつなぎ、スーパーマーケットのバックヤードや店内の状況を中継してくれたことで実現しました。

例年行う社会科見学のスタイルでは、実際に直接店内に入って見学するため、それぞれが注目する箇所が違うので、感想を述べ合う際にも話題が拡散しがちです。しかし、今回のように、小野先生が店内で向けたカメラの先を、みんなで共有するので、その驚きなども共有しやすいという利点があります。

今日の「見学」中も、自動でのり巻きができあがる様子をみんなで見た際には、人目をはばからずに大きな声で「おーっ」という歓声が教室中に鳴り響きました。衛生上も、実際の店内ではできない反応です。

ただ、実際に店内に入ってみないと感じることのできないにおいであったり、温度などについては、Zoomでは伝わりません。また、注目する箇所も教員によって限られてしまうため、大人でも気づかないような店の工夫点を、子ども自身が自分の目で発見するといったことが起こりにくいのも事実です。

デジタルとリアルと。

今後も、それぞれのよさを生かしながら、授業を組み立てられたらと思います。

   

9月28日 初めてバッタをつかまえた!

Caught my first grasshopper!

突き抜けるような秋空の下、にぎやかな1年生が校内の畑や芝生などに行って、バッタを見つけては、かごの中に入れていました。

「見てみて~」

と自慢げに差し出すかごの中には、すでにたくさんのバッタやカマキリが…。

今回で3回目となるこの活動で、とうとうバッタにさわることができた女の子もいました。

「今日で、クラスのみんながさわることができるようになりましたね」

という担任の先生の言葉に、自然と拍手も起こっていました。

「さあ、つかまえたバッタさんたちを逃がしましょう。どこに逃がしてあげるといいですか?」

という先生からの投げかけに、友達と一緒に畑や芝生に向かう子どもたち。

「さようなら」

「今までありがとう」

など、ついさっきつかまえたばかりのバッタたちに声をかけながら名残惜しそうに逃がしていました(笑)

 

9月27日 運動会の振り返り

Reflecting on the Sports Day

それぞれの学年・学級に応じて、大いに盛り上がった運動会を振り返りました。

運動会で楽しかったことや頑張ったことなどについて、絵や文章に表したクラスのほか、「かけぬけろ ゴールテープの その先へ」という今年のテーマをもとに、「ゴールテープの先に何が見えたか」について話し合うクラスなどもありました。

同じ運動会でも、それぞれの受け止め方は様々です。

 

9月25日 運動会を開催しました

The Sports Day!

一日延期となりましたが、おかげさまで、さわやかな秋空の下、無事に運動会を行うことができました。

子どもたちがつくった今年の運動会のテーマは、「かけぬけろ ゴールテープの その先へ」でしたが、勝ち負けを競うゴールだけでなく、ダンスや係活動など、それぞれの立てた目標に向かって、一生懸命に、そして楽しみながら、うれしい気持ちや悔しい気持ちを分かち合うことができたように思います。

お昼をはさんで一日かけた運動会ということで、低学年の子どもたちも、さぞ疲れたのではないかと思って声をかけましたが、「楽しかった~」と多くの子どもたちが笑顔で答えてくれたのを見て、ほっとしました。

6年生にとっては、小学校生活最後の運動会となりましたが、どの子どもたちにとっても思い出深い一日になりました。

ご協力いただいたPTA役員はじめ保護者の皆様、ありがとうございました。

秋空の下での運動会

白組の応援団による応援

全校での大玉リレーは僅差の結果に

内田教育長もこっそりご参観に

ゴールテープのその先へ!

1年生によるチャンス走

会場もどよめく5年生のチャンス走

様々な形で行われたチャンス走

下学年のダンスも盛り上がりました

赤組の応援団による応援

団体競技も盛り上がりました

6年生は親子で。 風船が割れない…

玉入れの結果は、何と1個差!

上学年のダンスも、表現力いっぱい

応援が後から加わる綱引き

結果は…

優勝した白組団長による感謝の弁

次点に甘んじても顔を上げる団長

 

9月22日 運動会を25日に延期しました

Sports Day postponed

このところずっと天気予報を確認してきましたが、やはりあいにくの悪天候の予報は変わらず、24日(土)に運動会を開催することは困難であると考え、一日延期することとしました。また、会場準備等を勘案し、開始時刻も約1時間遅らせる旨を、18時40分、保護者の方をはじめすべての関係者各位にメール配信しました。

祝日を挟んでいるために判断に悩みましたが、子どもたちの安全を最優先し、辛うじて24日に実施したとしても気温が上がることが予想される24日よりも、気温が下がるであろう25日の実施を選びました。

開始時刻を1時間遅らせるものの、低学年の子どもたちの負担を考え、下校時刻がそれほど遅くならないようにするにはどうしたらよいか、臨時の職員会議を開き、先生方みんなで様々な知恵を出し合いながら、綿密なタイムスケジュールを作り直しました。

なんとか25日には、実施できるようにしたいと思います。

9月22日 前日準備

Preparation for the day before

下学年がいつもよりも早めに下校した後、上学年の子どもたちが、それぞれの担当に分かれ、運動会の前日準備を行いました。また、PTA役員の方々も駆けつけてくださいました。

秋分の日をはさんで24日は、あいにくの悪天候が予想されており、前日準備といっても、できる範囲は限られていましたが、広い敷地内を力を合わせて整備し、すぐに運動会が開催できるよう、準備を進めました。

準備の計画を確認する

PTA役員の方々も

校庭の整備も

入場門をつくる

まだまだ雑草が…

みんなで力を合わせて…

車に気を付けながら…

駐車場の清掃

放送用のコードの処理も

9月21日 運動会・予行練習

Rehearsal

運動会当日、子どもたちが大勢の観衆の前で緊張したり、非効率な動きになったりしないように、より明確な見通しを持つことができるように、予行練習を行いました。

本番さながらの緊張感をもって練習に取り組み、各係の子どもたちも見通しを持つことができたようです。

9月20日 運動会を支える係活動

Work at the Sports Day

運動会では、競技に注目されがちですが、あくまでも子どもたちの手でつくりあげるものですので、円滑に運営するための係があります。

今日は、明日の予行練習を前に、上学年児童による各係での打ち合わせや練習等を行いました。

応援係

決勝審判係

児童係

出発係

招集・整列誘導係

賞シール・記録係

保健係

放送係

用具係

9月17日 PTA奉仕作業(草刈り等)ありがとうございました!

Thank you for participating in PTA service work!

3連休初日の17日、PTA会長をはじめ整備・厚生委員会のおかげで、多くの保護者や子どもたちが集まり、1週間後に運動会を控えた日向小の広大な校庭に生えた雑草取り・草刈りに御尽力いただきました。

暑い中でしたが、おかげさまで、無事故で作業を終えることができました。

台風の進路が気になるところですが、よい運動会を迎えることができるよう、さらに準備を進めていきたいと思います。

Before①

after①

親子で作業

before②

after②

雑草でいっぱいになりました

before③

after③

校舎の裏側も

9月16日 Teams上に「校長室」をつくり、運営しています

We created a principal's office in "Microsoft Teams"

実は、今年の夏休み中、試験的にTeams内に「校長室」をつくり、低学年・中学年・高学年の子どもたちに向けて、毎日短いメッセージを送り続けていました。(写真は、夏休み最終日に、6年生の男の子が、私を気遣って送ってくれたメッセージです)

おかげさまで、夏休み期間中、宿題の進捗状況を教えてくれる子がいたり、お互いに励まし合うメッセージが交わされたりと、特に「高学年用の校長室」では、やり取りが続きました。

この経験を踏まえ、2学期以降は、さらに私から「お題」を提供し、ディベートをし合う場などに発展させていきたいと考え、新学期早々、高学年の子どもたちには「お題」を出したところです。

諸事情から、現在の「お題」について、ここで紹介するわけにはいきませんが、アンケート機能なども使いながら、通常の授業時間を妨げることなく、高学年の子どもたちとのやり取りが始まっています。

また、国の補助金を利用して、全ての児童分のタッチペンを購入することができましたので、まだタイピングがおぼつかない子どもたちも、タッチペンによる文字入力を行うことができるようになりました。

ネット上の「日向小」も開校することで、子どもたちと新たなつながり、新たな学びの場をつくっていきたいと考えています。

 

 

9月15日 応援団による全体練習

Whole practice by the cheering squad

運動会は、あくまでも子どもたちの手でつくっていくもの。これまで毎日、休み時間に応援団長を中心に、練習や打ち合わせを重ね、朝練習では、各学級を訪れ「指導」してきた応援団たち。

今回は、運動場で、全校児童の前で、本番さながらに大きな声を出して練習に取り組みました。

9月14日 校庭で全体練習(運動会に向けて)

Practicing as a whole for the Sports Day

運動会直前の週の天候が危ぶまれることから、早め早めに全体練習を行っています。

今回は、赤白の応援団長を中心に、全校一斉に大玉送りのルールの確認&試しの活動を行いました。練習では2回とも白組が勝ちましたが、当日は…?(笑)。

 

 

9月13日 ワンツーサンム

One To Sun-Mu ~S-dream 未来へ~

山武市では「豊かな心と健康でたくましい心を育む」ために様々な活動を通して「子どもたち一人ひとりが自己表現力、情操、協調性、達成感」を培っています。そして、平成28年度より、新たな切り口として、山武市小中学校共通のヒップホップダンスプログラムを実施しています。(山武市教委HPより)

山武市のダンス教育推進事業の一環で、日向小にもダンス講師が派遣され、子どもたちに向けて学年別にワンツーサンムの講習会が行われました。

どの学年も、多くの子どもたちがマスクを外し、顔を真っ赤にさせながら、ダンス練習に取り組みました。

下学年の様子

高学年の様子

 

 

9月12日 クラブ活動

 Club Activities

クラブ活動には、4年生以上の子どもたちが、学年や学級の枠をこえて取り組んでいます。子どもたちの興味・関心を追求するこの活動も、6年生が中心となって計画を立てて運営することを通して、主体的に取り組む態度を養うことを目的としています。

茶道については、外部から先生をお招きしてご指導いただいていますが、これも昨年度までに茶道を学んだ子どもたちからの要望があって続いているクラブです。

「やらされている」のではなく、自ら選び、主体的に活動に取り組む子どもたちの目は輝いています。

9月12日 個別のニーズにどう応えるか

How to meet the individual needs of children

同じ課題を前にしていても、子どもによって考え方や感じ方は、異なります。お互いが、そうした「違い」に気づくことで、分かっていたつもりのことを分かり直したり、新たな発見をしたりすることができます。それが、みんなで学ぶことのよさであり、面白いところです。

本校では、教員の時間を調整して、一つの授業に2人の教員を配置して授業を行う場合もあります。こうすることで、子どもたち一人一人の「違い」に対応し、個別の困っていることに寄り添い、指導・支援しています。

そのほか、現在のように、濃厚接触者になったためなど、何らかの理由で学校に行けない子どもたちにも、少しでも同じ時間を過ごすことができるように、タブレット端末を介して、授業に参加することができるようにしている教室もあります。

「教えやすさ」よりも「学びやすさ」を優先し、一人でも多くの学びをどう保障していくか。

これが、私たちの課題であり、やりがいです。

 4年と6年の担任が二人で教える算数(4年生)  机の上に三脚を置いて授業風景を中継する教室

9月9日 応援練習も電子黒板で…

Cheering practice using electronic blackboard

かつては、応援団の子どもたちが、毎朝、下学年の教室に乗り込んでいって、運動会の応援の仕方について教えていました。

しかしながら、まだまだ感染症対策を講じなければならない状況であり、応援の仕方も一工夫しています。

予め応援団たちが応援の仕方の動画をとっておき、Teams上の各クラスにアップしているので、各クラス・個人でも、好きな時に何度でも応援練習ができるオンデマンド方式で練習に取り組んでいます。

 

9月8日② ICT活用研修【放課後】

Training for effective use of ICT equipment in the classroom.

子どもたちが下校した後、研究主任の生駒先生を中心に、授業におけるより効果的なICT機器の活用について研修を行いました。

本校は、全ての教室に電子黒板が設置されて日常的に活用していることから、周りの学校の先生たちからは、ICTを活用した授業に積極的に取り組んでいる学校として認識されています。

しかしながら、電子黒板を従来の黒板と同様に使っているだけでは、現在求められている資質・能力を育成することはできません。それどころか、内閣府が6月にまとめた「Society 5.0の実現に向けた教育・人材育成に関する政策パッケージ」でも指摘された、「みんな一緒に、みんな同じペースで、みんな同じことを」行うような、同調圧力や正解主義の授業を助長しかねません。

ますます予測困難な社会で生きていく子どもたちには、「それぞれのペースで自分の学びができるように」「正解ではなく、対話の中で互いの納得解をつくりだしていく」ような授業が求められます。

そのためにも、GIGAスクール構想のもと、1人1台配付されたタブレット端末とネットワークを駆使して、新たな授業スタイルを模索していく必要があります。

様々な試行錯誤を重ねながら、本校なりのICT活用の指針を定めていきたいと思います。

9月8日① ゲームの中で学ぶ英語授業

Children familiarize themselves with English while playing games.

現在の小学校では、3・4年生は週1回の外国語活動、5・6年生は週2回の外国語科の授業を行っています。主として扱う言語は英語です。

とはいえ、3・4年生から、単に語彙を増やしたり、発音の精度を高めたりということは直接的なねらいにしているわけではなく、あくまでも伝え合う力、コミュニケーション力の素地や基礎を養うことをねらいとしています。

そのためにも、まずは楽しい雰囲気で学び合うことのできる集団づくりのためにも、音声言語を中心としたゲームは欠かせません。

こうした活動を踏まえ、5・6年生は、さらに「読むこと」「書くこと」の活動を通して、音声で十分に慣れ親しんだ語彙などを読んだり書いたりしていきます。

9月7日 応援団も真剣です…

Cheering group having a serious meeting.

日向小学校の運動会は、赤組と白組に分かれて競技し、それぞれに応援団がいます。運動会を盛り上げるために、6年生を先頭に、昼休みや放課後などの時間を使って、打合せや練習を行っています。

担当の先生からの説明などを聞き終わるや否や、「ハイッ!」と大きな声で返事をしてすぐに打合せを始める応援団たち。さすがです。

9月6日 運動会練習が始まりました

Practice has began for the Sports Day.

各学年の教室で、運動会に向けて練習が始まりました。

エアコンをきかせた教室内で、YouTubeにアップされている動画を、電子黒板に映し出して何度もリピートしてダンスの練習に取り組む日常…。

家庭に持ち帰ったタブレット端末を使って、自分の都合の良い時間に、苦手なところを何度でも個人で練習にも取り組むことができるようになった時代。

自分なりの学び方も学ぶ時代になりました。

   

9月5日 スリランカからの転入生

We have a new transfer student from Sri Lanka.

「ここは、校長室です。校長先生は、大木圭先生です。…」

昼休みが始まってすぐ、校長室の前の廊下で、何やら女の子たちがぎこちなく話している声が、校長室にいた私にも聞こえてきました。

ただ、その声が高学年だったので、不思議に思って見に行くと、5年生の女の子たちが、今日スリランカから転入してきた友達に、「学校探検」よろしく校舎案内をしていました。

手にした翻訳機「ポケトーク」に向かって、「ここは、校庭です。休み時間に、みんなで遊ぶところです」などと話しては、タミル語に変換して聞かせ、にっこり微笑み合う子どもたち…。

今日の校舎案内だけで、日向小学校をどれくらい紹介できたかはわかりませんが、少なくとも「クラスの友達として大歓迎している」という気持ちは、しっかりと伝わったのではないかと思います。

ここのところ、本校は、彼女だけでなくスリランカからの転入生が増えてきています。

厳しい経済危機を迎えているスリランカでは、子どもたちは学校に行きたくても2年以上も学校に通うことができていません。そのためか、転入生たちにとっては、こうしたこと一つ一つがうれしくてたまらないようです。

あっという間に打ち解けていくであろう子どもたちを、これからも見守り、支えていきたいと思います。

9月2日 子どもたちも「日向読書の木」も成長中

The children's height and weight were measured.

早いもので年度初めの身体測定から約5か月が経ちました。今日は、子どもたちの身長と体重を測定しました。身長や体重については、その数値から成長していることがわかりましたが、それだけでなく、順番の待ち方や保健室の先生のお話の聞き方といった態度も、しっかりと成長している様子が見て取れました。

また、休み時間には、多くの子どもたちが、夏休み中も続けていた「読書通帳」を手に校長室にやってきました。おかげさまで、子どもたちとともに、「日向読書の木」も成長しています。

引き続き、こうした成長を支え、見守っていきたいと思います。

養護教諭の話を聞く1年生

神妙な面持ちで測定される1年生

静かに順番を待つ1年生

「読書通帳にシールをください!」

読書の木に花が咲いた日(6/13)

現在の日向読書の木(9/1)

 

9月1日 始業式

At the opening ceremony,I read a picture book for students.

 久しぶりに子どもたちの歓声が、学校に戻ってきました。おかげさまで、本日、各教室の電子黒板を通じてではありましたが、無事に2学期の始業式を行うことができました。

私からは、絵本『ぼくだけのこと』の読み聞かせをした後に、「「わたしだけのこと」を探して、充実した2学期にしていこう」と話しました。絵本に興味を持ってくれたのか、下校時には、昇降口に置いておいた絵本に、「あ、あの本だ!」と自然と集まる姿も見られました。2学期以降も、「日向読書の木」を継続するなど、日常的に読書ができる環境を整えてまいります。

絵本「ぼくだけのこと」(森絵都作・スギヤマカナヨ絵)

始業式後、今年度の健歯代表児童と、口腔保健に関するポスターを出品した児童を表彰も行いました。現在、保健室の前には、「みんなで作ろう!むし歯ナシの木」が掲示してあります。これを機に、今一度、お子様の歯の点検をしてみてはいかがでしょうか。

電子黒板で絵本の読み聞かせ

健歯代表児童の表彰

口腔保健ポスターの表彰

むし歯ナシの木(保健室前掲示)

シェイクアウト訓練(全校)

シェイクアウト訓練ということで、地震を想定した避難訓練を行いました。机の下で、ヘルメットをかぶるというのは、難しかったようです。

絵本に興味を示す子どもたち

下校時に、絵本を見つけて自然に集まってきた子どもたち。