校長室から

2022年11月の記事一覧

11月29日 マラソン大会の試走をしました(高学年)

Trial run for the marathon

毎日のマラソン練習が続いています。今日は、高学年が本番さながらに試走を行いました。学校の敷地内でありながら、アップダウンがきつい難所もあります(写真)。

日向小は、とても広い敷地内で、車の通行を気にすることなく、走ることに専念できる環境です。

子どもたちのペースも日に日に速くなってきました。本番が楽しみです。

11月25日 学校運営協議会

School Management Council

午後からは、学校運営協議会が開かれました。委員の皆様には、会議を開く前の5時間目の授業を参観していただきました。

電子黒板やタブレット端末を活用する子どもたちや、鉛筆をしっかりと持ち集中して学習に取り組む1年生の姿を目の当たりにして、多くの委員の方々から感嘆の声が上がりました。 

11月25日 先生への感謝の会

Teacher Appreciation Party

11月28日(月)から、5組担任の池上教諭が産前休暇に入ります。

今日は、3~5組の子どもたちが一堂に会して、お世話になった池上教諭や、これまでその妊婦補助教員としてサポートしてくれた岩瀬先生を囲んで感謝を伝える会を開きました。

ささやかながらも、ゲームは大いに盛り上がり、笑顔の中で終えることができました。

日向小のみんなで、池上先生にエールをお送りしたいと思います。 

11月24日② キッザニアへ(5年生)

Career Education at KidZania(5th Grade)

 5年生は、キッザニアへ行ってきました。これまで総合的な学習の時間等を使って、将来なりたい職業などについて調べ学習を進めてきたこともあり、キッザニアでは多くの職業の疑似体験ができるということもあり、行く前からソワソワ・ワクワクが伝わってきていました。

おかげさまで、渋滞にまきこまれるようなこともなく、一日ほぼ予定どおりに体験することができました。この経験を生かして、「楽しかった」だけでなく、世の中の仕事に関心を持つきっかけになればと思います。

11月24日 学区探検(2年生)

School District Exploration(2nd Grade)

 前日の雨がうそのように晴れ、紅葉と青空のコントラストが美しい秋空の下で、2年生が学区探検を行いました。それぞれの班にボランティアのお母様方がついてくださったおかげで、7つの班に分かれて活動することができました。それぞれの班の目的地は、以下のとおりです。

1班…セブンイレブン山武日向店 2班…コメリハード&グリーン山武店 3班…美容室ちゅら

4班…ビューティサロン・シオン 5班…日向郵便局 6班…JR日向駅 7班…日向駐在所

日頃は通学バスであっという間に通り過ぎてしまう道を歩いていくので、春の遠足の時とはまた違った色に染まった木々の様子など、道中に見つける様々な秋の様子に心を奪われ、なかなか歩みが進みませんでしたが…。

おかげさまで、みんな無事にそれぞれの目的地に到着し、質問をしたり説明を聞いたりすることができました。 

11月22日 消防署の見学(3年生)

 Tour of the fire station

3年生が、東消防署山武分署に社会科見学に行きました。すでに3年生の中には、将来消防士になりたいと考えている子もいて、みんな興味津々で、消防車や救急車の中だけでなく、使っている器具などを見学させていただきました。

また、大きな声で真剣に訓練に取り組む姿に、

「いつもこんな厳しい訓練をしているんだぁ」

と、驚きながらも憧れのまなざしを向ける子どもたちが印象的でした。

消防署の方々からの「子どもたちだけで火を使わないように」といった注意にも、真剣に聞き入っていました。

11月21日 日常的なタブレット端末の活用

Daily use of tablet devices

今週は、あいにくの雨からスタート。下校時になってようやく日が差してきたものの、日課となった業間休みの時間のマラソンも、今日はお休みでした。そのせいか、今日の休み時間には、「読書通帳」にシールをもらいに、校長室のドアをノックした子どもたちが多かったようです。

さて、写真は、下校時のいつもの風景です。廊下に設置したキャビネットの扉を開け、自分のタブレット端末を収納するために、それぞれの所定の場所にしまう子どもたち。一晩充電をして、明日の朝には、またここから取り出して、一日の学習が始まります。

毎週末には、タブレット端末を家庭に持ち帰って宿題などを行うクラスもあります。問題集などは、自動採点機能があるので、家庭に居ながらにして正誤を確かめられます。

数年前の小学校では想像もできなかった、新たな日常が生まれています。

11月18日 3Dプリンターを使った授業

Class using a 3D printer

授業参観の際には、子どもたちがパソコン上で設計図を作成している姿をご覧いただきましたが、いよいよ3Dプリンターで、印刷(制作?)する段階になりました。

樹脂を断面状に下から少しずつ積み上げていきながら、プリントアウト?していくのですが、大きなものだと完成までに20時間を超えます。

パソコンの画面上では、うまくできたつもりでも、わずかな隙間があったり、ずれていたりしているとずっとプリンタの近くにいて見ているわけではないので、気がつくと写真のようにとんでもない状態になってしまいます。

また、大きさの単位を読み間違えたまま印刷を始めてしまったために、一人だけ大きな形になってしまうなど、機械任せというわけにもいきません。

パソコンの画面上では、球体の上に台を載せるといったデザインをつくっても、立体を下から順に断面状に少しずつ積み上げていくような印刷方法ですので、球体の上に接する台を平らに印刷することができないという事態も、制作してみて初めて気づくという有様です。

言われてみれば当たり前かもしれませんが、日頃、そのような思考を働かせることがないため、やってみて初めて分かるという場面が何度もあります。

私たち大人も子どもたちと一緒になって、珍しがりながら不思議がりながら、試行錯誤して学んでいるところです。

少しずつ増えていく作品たち

最初は調子よかったのですが…→

気がつけば、とんでもないことに…

ち、ちょっと大き過ぎない?

完成…よく見ると文字がずれてる?

台を載せるという形は3DではNG?

11月17日 6年生が職場見学へ

6th Graders went on a workplace tour.

キャリア教育の一環で、6年生が職場見学を体験しました。

近隣の施設である「さんぶの森元気館」「さんぶの森図書館」「日向保育園」「日向幼稚園」「日向郵便局」「セブンイレブン日向店」「ランドローム山武店」「コメリハード&グリーン山武店」のご協力を得て、子どもたちは、自分が関心を寄せている職業に近い場所を選び、半日間、実際に仕事をしている様子を見学しました。

日頃、単なる消費者・利用者として出入りしている場所でも、バックヤードを見せていただきながら、具体的な仕事内容をお聞きすることで、それぞれのご苦労ややりがいなどを理解することができたようです。大満足の表情で学校に帰ってきました。

お忙しい中、子どもたちのために丁寧なご対応をしていただきありがとうございました。改めて関係者の皆様に感謝申し上げます。

11月16日 向寒マラソンが始まりました

Marathon training has begun.

小春日和の中、今日からマラソンの練習が始まりました。何しろ本校の敷地面積は、東京ドーム1.2個分ですから、危険な校外の道路に出なくても校内で十分に練習に取り組むことができます。

つきぬけるような青空と、山の上にある本校を取り巻く杉林の眺望を望みながら、全校児童が校庭や野球場の周りを一斉に走る姿は壮観でした。

10分程度のランニングですが、それぞれのペースで走り続けることで、体力を向上させることができればと思います。今日は、野球場を4周した6年生もいました。

このところ、マラソンカードを一枚達成するたびに、校長室にシールやサインをもらいに来る子どもたちが増えてきました。読書通帳のシールをもらいに来る子どもたちとは違った顔ぶれになるというのも興味深いです。

まずは学年別に準備運動

つきぬけるような青空

持久走とは思えぬ速さ

下級生と上級生は別のルート

途中ではこんな坂も。がんばれ!

向こうに見えるのが校庭です

11月15日 様々な電子黒板の使い方

Various ways to use the electronic blackbord

本校の教室は、すべて黒板を取り払い、電子黒板を設置しています。このような学校は全国的にみても珍しく、いまだに各地から本校の使い方等について問い合わせがあります。

これまでこのサイト上でも、オンライン全校集会やネット上の動画を活用した授業等、本校の様々な電子黒板の活用の仕方についてご紹介してきましたが、今回は、4年生と1年生の使い方をご紹介します。

今日の4年生では、実物投影機と電子黒板をつないで、地図を拡大して、都道府県名を確認する授業に活用していました。電子黒板の傍らに移動式のホワイトボードを置き、答えを書くことができるようにしています。

電子黒板を珍しがっているうちは、それを使うこと自体が目的化しがちです。しかし、電子黒板の使用が日常化している本校においては、すでに次のステップに移行しており、指導目標に照らして、電子黒板とホワイトボードのそれぞれのよさを生かしながら授業を進めるなど、アナログとデジタルを併用するといった姿も見られるようになっています。

1年生の教室では、子どもたちが算数の授業で使うマス目のノートと同じ画面の上に先生が「板書」していました。

通常の黒板を使用している多くの小学校においても、一年生の教室では、黒板に書く一行の文字数と、子どもたちのノートの文字数はそろえて改行していると思いますが、このような示し方であれば、子どもたちは安心してノートの使い方も含めて学習を進めることができます。

今後も、より効率的・効果的に活用するにはどうしたらよいか、「日向方式」とでもいうべき学習指導法を模索していきたいと考えています。

11月12日 授業参観(午前)&部活動発表会(午後)

Class visit and club activity presentation

小春日和に恵まれ、新・日向小学校が開校して初めて人数制限をしない授業参観を開催しました。そのためか、これまでのオープンスクールとは異なり、多くの方々においでいただきました。

午前中は、2時間目と3時間目の授業を公開しました。どのクラスも、いずれか一時間は道徳の授業を展開するということで行いました。スマホ等の使い方に関する情報モラルについて扱ったり、自己肯定感の向上につながるような授業を行ったりするなど、各学年・学級の実情に応じた道徳の授業が行われました。多くの学級で、タブレット端末を用いて、自分の考えを発表する姿が見られました。

また、この機会に、本校の通学路の危険個所について記入してもらうコーナーを用意しました。大きく拡大した地図に、多くの方々から貴重な情報を寄せていただきました。これらの情報については、本校内で共通理解を図るだけでなく、必要に応じて、警察等の関係機関にも周知していく予定です。

午後は、部活動の発表会を行いました。特に金管部は、コロナ禍による影響で、今年度も音楽発表会が中止となり、練習してきた成果を披露する場がありませんでしたので、今回が最初で最後の大舞台となりました。

部活動発表会のしめくくりは、球技部VS教員チームの試合で、大いに盛り上がりました。私も夢中になって試合に出場したために写真がありませんが(笑)、代わりに終了後の保護者アンケートの一部を紹介させていただきます。ありがとうございました。

◆保護者アンケートから◆

◎最高過ぎでした!!子供はもちろん、バレーの試合では先生達の本気になる姿も最高でした。コロナ禍で暗くなりがちですが、あんなに楽しく、先生、子供、保護者が皆で楽しめるイベントを考えてくださって本当に感謝です。あんなに楽しい学校に子供を通わせられて幸せです(笑)

◎今日の様な部活動の発表などの場がある事は大変良いと思いました。今後も継続して欲しいです。

◎生徒の皆さん、とても楽しそうに演技や演奏などに取り組んでて部活動に参加させてよかったなぁと思いました。

◎子どもたちの頑張りの成果を発表する場を設けていただいたことがよかったと思います。下学年の参加も、お兄さんお姉さんの演技や演奏を見ることができ、貴重な経験になったと思います。

自分の意見をタイピングで発表

自分と友達との考えの違いを可視化

保護者と共に学区探検の計画立案

通学路の危険個所を記入

体操部による演技

金管部による最初で最後の発表

11月11日③ 校内研究授業(生活科)

 In-School reserh class

1年生を担任している星見教諭が、校内研究授業の一環として生活科の授業を行いました。これまで子どもたちが集めてきた落ち葉や木の実などを使って、遊び道具などをつくったり、使える道具になっているか何度も試したりする姿が見られました。

最初は、紙コップとドングリをタコ糸でつないで「けん玉」をつくって遊んでいた子が、1つでは飽き足らず、糸の長さの違う「けん玉」をつくって遊んでいるうちに、紙コップを重ねて、2つのドングリを同時に入れることのできる「新・けん玉」を”発明”する姿も。

糸の長さの違いで、「けん玉」の難易度はどう変わるのか、その難易度をはかるために、何回中何回成功するのか検証してみる、といったことに気づかせていくことで、単なる遊びに見えるかもしれない活動の中に、「学び」が立ち上がってきます。

今回の校内研究授業は、若手教員の必須の研修としても位置付けており、こうした授業の見方、子どもの学びの見取り方等について、指導教員による指導も行われました。

11月11日② お話ワールド(読書ボランティア)

 Reading Volunteers

絵本の読み聞かせは、学年を問わず、学習的価値の高い時間を提供します。

本校は、読書ボランティアとして「お話ワールド」の方々に、いつもお世話になっています。今日の対象学年は上学年でした。中には、絵本ではなく素話で、子どもたちに語り聞かせてくださる方もいらっしゃいます。

お話に耳を傾け、自分の頭の中で場面の様子を思い浮かべながら、登場人物を動かしていくといった想像力を養うこの時間は、短いながらも貴重な時間となっています。 

11月11日① 後輩から先輩へ贈る言葉(球技部)

 words from juniors to seniors

今年度の部活動の練習は、事実上、本日で最終日。

球技部では、朝練習を終える間際、4・5年生が6年生たちが練習しているところへやってきて、これまでの感謝の言葉を一人一人が述べました。

下級生たちが考えた精一杯のサプライズでしたが、むしろ4・5年生たちの方が緊張しているように見えました。それでも、一人一人がこれまで6年生に優しく声をかけてもらったことや、試合中に勝ち進んでいく先輩たちの姿にあこがれていたことなどを述べることができました。

6年生たちは、ただただ神妙な面持ちで聞き入っていました。

後輩たちから感謝の言葉を聞いたことで、改めて「終わり」を実感したのかもしれません。なんとなく寂しさも感じさせるサプライズとなりました。

11月10日 スリランカからのお客様

 We had a visitor from Sri Lanka.

スリランカ日本教育文化センター事務局長でもあるミーガハテンネ・チャンダシリ僧侶をはじめ、スリランカで幼稚園の先生をされている方々が、本校にいらっしゃいました。

短い時間でしたが、各教室の授業風景をご覧いただきました。

3年生は、ホールにお客様を迎える準備を整えて、スリランカにいる動物や有名な食べ物などについて、たくさん質問しました。一つ一つ丁寧に答えてくださるたびに、驚きの声が上がりました。

また、チャンダシリ僧侶の

「スリランカには、こんなきれいな学校はありません。電子黒板どころか、椅子や机もない学校もあります。電気も通っていない学校もあります。皆さんは、とてもラッキーですよ。こんなすてきな学校で、勉強できるなんて」

という言葉には、子どもたちが驚きながらも、神妙な面持ちで耳を傾けている姿が印象的でした。

業間休みには、体育館で、幼稚園の先生たちが民族衣装に着替えて舞踊を見せてくれました。

 

スリランカと親交が深い山武市。

本校にも10名余のスリランカの児童が在籍しています。彼らは、日々の生活の中で、一生懸命に日本語の習得等に努めていますが、彼らを受け入れている私たちもまた、スリランカのことについて知り、お互いの生活様式や常識等の違いを楽しむことができたらと思います。

カスタネットでリズムを刻む1年生

ホールで質問攻めにした3年生

版画に挑戦する5年生

英語の授業中だった6年生

ポケトークを使って話す6年生

体育館で民族舞踊を鑑賞

11月9日 イングリッシュ・イベント

English Event

低・中・高学年別に、体育館でイングリッシュ・イベントを行いました。

低学年は、日頃お世話になっているALTのメイ先生の出身であるフィリピンについて説明を聞いた後、その内容を確かめる○×クイズにチャレンジしました。

中学年は、「外国の暮らしをのぞいてみよう」と、体育館にいるALTだけでなく、海外にいるALTともオンラインで中継して、有名な食べ物などについて英語で教えてもらいました。

高学年は、オンラインでつながった海外のALTたちに、予め練習していた「What food is famous in your country?」など、5つの質問を使い、会話を楽しみました。

ALTの説明を聞く1・2年生

海外のALTとオンラインで英会話をする5・6年生

11月8日 初の不審者対応訓練

First-ever suspicious person response training was held.

日向小学校が開校して以来、初めての不審者対応訓練を行いました。

ここでは訓練内容の詳細について触れることは控えますが、教員も子どもたちも真剣に取り組むことができました。

また、全体指導だけでなく、各学級においても学年や学級の実態に応じて、「イカのおすし」の再確認など、さらに個別の指導を行いました。

千葉県警察では、こんな動画も作成してくれているんですね。

11月7日 赤い羽根共同募金活動

Red Feather Community Chest

朝の始業前、各教室に少し緊張気味の面持ちで、代表委員の子どもたちがそれぞれ入っていきました。手には赤い羽根。

「この募金は、山武市のみんなの生活をよりよくするために使われます。ご協力をお願いします」

クラスの前に立って説明する上級生の話をしっかりと聞き、一人一人赤い羽根を受け取りました。

「困ったときはおたがいさま」この精神は、今もなおしっかりと受け継がれています。

11月4日 マラソン練習

Marathon training has started.

いつもは、休み時間になると誰かしらが読書通帳を持って校長室にやってきてくれるのですが、最近、めっきり減ったなぁと思っていたら…。あぁ、そうでした。

12月9日のマラソン大会に向けて、練習が本格的に始まっていたのでした。各教室にマラソンカードが配られ、少しでも先に進めようと、休み時間になるとグランドに出て、自分のペースで走る子どもたちが増えてきています。

11月15日からは、日課を変更して全校で持久走をする時間を設定します。8割以上の子どもたちの通学手段がバスですので、この機会に、歩く・走る機会をしっかりと確保していきたいと思います。