2023年6月の記事一覧
6月29日 4校合同学習会
Joint study group of four schools
山武中学校、睦岡小学校、山武北小学校と本校の4校の特別支援学級の子どもたちが、さんぶの森中央体育館に集まり、合同学習会を開きました。
コロナ対策で、昨年度までは4校をオンラインでつないで交流を図っていましたが、今年度は、久しぶりの対面での合同学習会となりました。
今年の進行担当は、日向小の子どもたち。これまで何度も教室で練習してきていたため、落ち着いて、明るく堂々と会を進めることができました。
エアコンのきいた体育館だけでなく、外の公園等も使って楽しいレクを行いました。どの学校の子どもたちからも、大きな歓声が響きました。
6月28日 社会科見学(4年生)
Tour of Cleaning plant and Water treatment plant
4年生が、午前中は清掃工場、午後は浄水場に校外学習に出かけました。
いずれも私たちの日常生活を支える大切な仕事であり、日頃の「当たり前」が当たり前ではないことに気づくよい機会となりました。
山武市の水は、雨水が地下にしみこんだ地下水をくみ上げ、ろ過等の処理を行って水を飲むことができていることを知った子が、
「ここ(浄水場)で働く人は、やっぱり雨が降ると嬉しいんですか?」
という質問をしていました。雨が降らないと失業してしまうのではと心配したようです(笑)。
社会科の学習の一環で行いましたが、自分たちの生活を支える仕事に従事する人に直接触れ合うというキャリア教育としても意義深い校外学習となりました。
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6月27日 部活動開始
Start of club activities
球技部と体操部の部活動の練習が始まりました。
昨年度とは違って、今年度から朝練習や教員の勤務時間外での活動はやめましたので、その分、限られた時間で何ができるか、指導者はもちろんですが、子どもたちも考え始めています。
また、気温が高くなってきていますので、水分補給などはもちろん、WBGT測定器などを使いながら、熱中症対策にも配慮し、練習を進めていきます。
「なんか、できなくなってる~」
以前は軽々とできたはずの技ができず、うろたえていた子どもたちも、少しずつ勘を取り戻しながら練習に取り組んでいました。
6月26日 月例テスト
Monthly test
今月も全学年で月例テストを実施しました。
1・2年生は、問題を解き終わると、担任の先生の所へ行って、直接採点してもらいます。3年生以上は、いつものようにタブレット端末を使って、問題を解いていきます。
これまでに習った基本的な問題がほとんどなので、多くの子どもたちは、既定の時間よりも早めに終わります。
月例テストを終えると、3年生以上のクラスでは、それぞれスクラッチなどのプログラミングに取り組んだり、タイピング練習のアプリを開いてタイピングゲームをしたりしています。
ICT機器の活用のうち、少なくとも個人のペースで進めることのできる個別学習については、教師が口を出さずとも、ほとんど自分たちの力で進められるようになりました。
6月23日 修学旅行(2日目)
School Trip (Day 2)
雨の確率が高いという天気予報でしたが、終わってみれば、雨が降っていたのは移動中だけで、1日目の班別行動も、2日目の富士山五合目での活動・箱根の関所見学などもみな、傘いらずで活動することができました。
終始子どもたちの明るい表情と声に囲まれた2日間でした。
それぞれにとって、よい思い出ができたと思います。
6月22日 修学旅行(1日目)
School Trip (Day 1)
修学旅行の一日目のメインイベントは、鎌倉での班別行動でした。江ノ電の切符の買い方が分からず、みどりの窓口で尋ねたり、道に迷って地元の方々に案内してもらったりと、ハプニングの連続でしたが(笑)、なんとか協力し合って全員無事にゴールにたどり着きました。
ところで、鎌倉の大仏の脇にあるスリランカの元大統領の石碑があるのをご存じでしょうか。
あるグループの子どもたちなどは、初めて見る大仏の見学はそこそこにして通り過ぎ、この石碑を見つけるや「あった!」と叫び、「ありがとうございました」と頭を下げていました(写真)。
敗戦後、日本を4つの国の植民地として分割統治する案まで出ていた中、スリランカの代表が演説した「憎しみは憎しみしか生まない」という言葉が、多くの人々の共感を呼び、日本の植民地化が免れたという史実を、事前に学んでいたからこその行動でした。
この子どもたちの行動を見ていたご高齢の観光客が、関心をもってこの石碑をご覧になっていた姿も印象的でした。
6月21日 木育(5年生)
Environmental Education(5th Graders)
5年生が、日向の森で木育を行いました。これまでの3・4年生と同様に、千葉県森林組合の方々や、SaveEarthFoundation(SEF)の方々に支えられ、薪集め・薪づくりや薪割りを行いました。
5年生は、7月6・7日に、東金青年の家で宿泊学習を行う予定ですが、その際に使用する薪を自分たちでつくるという活動です。
やはりこれまでの3・4年生たちの活動よりも、のこぎりを持つ表情は頼もしく、要領を覚えていくと、何度も何度も機械や木槌等を使って薪を割ったり、のこぎりで必要な薪をたくさんつくっていました。
6月20日 クワガタだ!(朝の風景)
Stag beetle!
「クワガタだ!」
朝から、児童昇降口で、登校したばかりの子どもたちが天井を指さして大騒ぎでした。
一匹の小さなクワガタムシが天井にじっとしてとまっていたのですが、目ざとい子どもたちが登校するや否や見つけ、「見てみて~」「あー、つかまえたーい」から始まり、「うちには、もっと大きいカブトムシがいるよ」などなど、話題は広がる一方でした。
いつもは、通学バスから降りたばかりで、眠そうな顔で登校する子どもたちも、たった一匹のクワガタによって、一気に「覚醒」していました(笑)
昆虫のチカラ、おそるべし。
やはり、いつもと違うことや、実物との対面というのは、子どもたちの本能を呼び覚ますのかもしれません。
6月19日 木育(4年生)
Environmental Education
木育の一環として、4年生が日向の森で、森の中で散策&杉の木でメダルづくりをしました。
森の中での散策といっても、公益社団法人SaveEarthFoundation(SEF)の方々のガイドがついていますので、本格的です。
子どもたちが、森の中で
「あ、なんか赤い実がある!」
「この葉っぱ、見たことがある!」
といった気づきに、解説付きで名前を丁寧に教えてくださいました。それだけでなく、
「今、何か聞こえませんか?」「これ、どんなにおいがする?」
など、視覚だけでなく、聴覚や嗅覚なども使って観察できるような投げかけもしてもらえるので、物知り博士になったような気分で散策を終えました。
メダルづくりでは、用意されていたサンブスギをのこぎりで輪切りにして、やすりをかけて作成しました。
「そんな細い木はいやだ」と、自ら太い幹の杉の木を選んだものの、のこぎりで切り落とすのは容易ではなく、のこぎりを持つ手を替えたり、両手で持ったりと、ふうふう言いながら真っ赤な顔をして取り組みました。
こうした活動を通して、また一つ、サンブスギとの距離が近くなったような気がします。
6月16日 市内見学(3年生)
City Tour (3rd Graders)
3年生の社会科では、自分たちが住んでいる市について学習します。
バスは、サンブスギに囲まれた海抜約45mの高さに建っている日向小を出発し、今年も「きれいな海水浴場」としてブルーフラッグの認証を受けた本須賀海岸へ。
「きれーい」
到着し、一目見た途端、子どもたちから歓声が上がり、梅雨とは思えないほどの澄み切った青空の下、山武市の豊かな自然を満喫しました。
成東駅の周辺を走るバスの車窓から見えた、14階建てのマンションを見たときには、
「あんな高い所に人が住んでるの? 危ないなぁ」
というつぶやきも聞かれました(笑)
市役所では、あらかじめ用意していた市の職員の方々への質問に答えていただき、一生懸命メモをしていました。
帰りは、それぞれが成東駅で切符を買って電車で日向駅へ移動しました。今回、初めて電車に乗った子どもが10人ほどいて、興奮を抑えながら、行儀よく座っていました。
今回の社会科見学での学びは、それぞれが新聞形式でまとめる予定です。
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6月13日 プール開き
opening of a swimming pool
体育委員の子どもたちの進行で、プール開きを行いました。
体育委員の子どもたちが、これまで休み時間などを使って練習してきた寸劇をいくつも見せながら、プールサイドを走ってはいけないことや、飛び込んではいけないことといった、プールでの学習におけるルールについて、低学年にもわかるように説明してくれました。
午後には、梅雨の晴れ間の晴天のもと、6年生が一番乗りでプールに入って歓声を上げていました。
いよいよ夏の体育学習の始まりです。
6月12日 雨の日の過ごし方
How to spend a rainy day
雨の日が増えてきました。
いつもは外へ出て、元気に体を動かして遊ぶ休み時間も、教室で静かに過ごすしかありません。
ただ、教室の中をのぞくと、それなりに楽しんでいる様子がうかがえます。
2年生の教室では、体の大きさに合わない机の高さを、先生が一つ一つ調節する姿を興味深げにじっと見守る子どもの姿がありました。
また、3年生の教室では、係の子の発案で、友達に絵本の読み聞かせをしていました。
雨の日ならではの過ごし方を工夫して、梅雨を乗り切っていきたいと思います。
6月9日 子ども暴力防止プログラム(CAP)
Child Assault Prevention
3年生を対象に、CAPを実施しました。
私たちが想像する以上に、子どもたちは大人による暴言・暴力等を見たり聞いたり、受けたりしています。中には、性被害を受けているといった事態も起こっています。
にもかかわらず、多くの子どもたちは、よく分からないままに「他の人には、知られてはいけないこと」などとして、ひそかに我慢し、自分の心の中にしまっていることがあります。また、そうした被害を受けたときに、自分自身を責めたりする子さえいます。
こうした子どもの弱みにつけ込む卑劣な大人たちから、子どもたちが自分の身を守るためのプログラムでもあるCAPを受けることで、「信頼できる大人に、頼っていいんだ」と、助けを求める方法を身につけていきます。
今回のCAPに参加した子どもたちは、大声を上げる練習などにも、一生懸命取り組みました。
6月8日 公開授業の準備(研修)
Preparation for open classes
6月30日は、授業公開日となっています。
例年は、保護者のみが授業を参観する日として位置づけている日ですが、今年度は、地域の方や他校の先生方にもご参観いただけるように、広く授業を公開することとしてチラシも配布しています。
すでにご案内のとおり、今年度は、国からはリーディングDXスクールとして、県からは金銭教育の研究協力校として、市からはICT教育推進校として指定されていますので、本校で行っている授業を積極的に公開して行く予定です。
ただし、それによって、教員の過剰な負担が生まれることを避けるため、授業計画等を文章化する学習指導案については、作成しないこととしました。
「何を、どう教えようとしているか」といった計画を文章化することよりも、具体的な授業準備にしっかりと時間をかけ、子どもたちが授業で「何を、どう学んでいるか」という学ぶ姿をきちんと見定めていくことに、もっと重点を置こうと考えているためです。
今回の研修では、当日の授業のねらいや進め方について、健康教育部会と金銭教育部会に分かれ、話し合いを深めました。
6月7日 郡市陸上大会
Track-and-Field meet
前日まで危ぶまれていた天気も急速に回復し、予定通り陸上競技大会が開催されました。
これまでの練習の成果を遺憾なく発揮し、どの子どもたちも精一杯参加することができました。
ほんの0.06秒の差で1位を逃してしまった子や、走っている途中で転んでしまったために思うような結果を残すことができなかった子もいましたが、それでも最後まで全力を尽くしたことに拍手を送りたいと思います。
6月6日 第1回学校運営協議会が開催されました
The 1st School Management Council Meeting was held
日向小学校は、コミュニティ・スクールとして学校を運営しています。
第1回学校運営協議会では、昨年度末にご承認いただいた学校経営方針の確認に加え、具体的な進捗状況等について報告し、改めて本校の経営やその方策等について御承認いただきました。
会には、教育長や生涯学習課長も駆けつけていただき、新たに学校運営協議会のメンバーとして加わっていただいた方へのご挨拶も頂戴しました。
6月5日 陸上大会に向けた壮行会
Prep rally for track and field meet
6月7日、郡市の35校が集まり、陸上大会が開催されます。
ロング昼休みの時間、代表委員会の子どもたちが司会・進行して、陸上選手たちへの壮行会を開きました。
デモンストレーションとして全校児童の周りをリレーする選手たちに、羨望の眼差しで歓声を上げる子どもたち。
惜しくも選手になることがかなわなかった友達の悔しい気持ちも背負って、自己ベストを目指して頑張ってきてもらいたいと思います。
6月4日 ありがとうございました!
Thank you for mowing the grass.
6月3日(土)は、あいにくの雨で、予定していたPTA奉仕作業(草刈り作業)は中止となりました。
にもかかわらず、翌6月4日(日)、いつもお世話になっている山武西まちづくり協議会の方々が、駐車場や野球場の周りの草刈りをしてくださいました。
あっという間に作業を終えるや否や、「このまま旧山武西小学校の方も刈ってくるから」と去っていかれました。
「子どもたちのためなら」と、労を厭わない方々のお気持ちと行動力に、いつも頭が下がります。
おかげで、うっそうとしていた駐車場や畑の周りが、スッキリしました。本当にありがとうございました!
6月2日 お話ボランティアがスタート
Volunteer storytelling starts
今年もまた、「お話ボランティア」の方々による読み聞かせがスタートしました。
今回は、高学年等の学級の児童を対象に、絵本の読み聞かせや素話をしてくださいました。
昨年度の6年生に「青い目の人形のお話」をしてくださった篠原様からは、
「先日、近所でばったり出会った中学生から、「これからも日向小の子どもたちのためによろしくお願いします」って、頼まれました」
と、心あたたまるうれしい報告をいただきました。
読み聞かせは、こうした人と人とのあたたかいつながりも生んでくれます。もし少しでも関心をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひいつでも日向小へお問い合わせください。
TEL 0475-88-0580
6月1日 県から金銭教育の研究校として委嘱されました
Commissioned by the prefecture as a research school for financial education
今年度から2年間にわたって、県から金銭教育研究校として委嘱されました。小学校に限らず、中学校、高等学校も、様々な「○○教育」が行われています。その数は、100を超えるとも言われます。
本校では、今回委嘱された金銭教育だけでなく、健康教育や情報教育、環境教育等にも力を入れていきます。
通常行っている国語や算数、道徳や特別活動の授業を通して、賢い消費者や生涯スポーツ等を楽しむ大人になる資質・能力を育てていくことになります。
本校でも、キャッシュレスでお小遣いをもらったり、電子決済での買い物をしたりしている子どももいるせいか、「おつり」などの感覚を持ちにくくなっているようです。
算数の問題の設定の仕方も、現代に合わせながら検討していく必要がありそうです。