校長室から

2022年9月の記事一覧

9月12日 個別のニーズにどう応えるか

How to meet the individual needs of children

同じ課題を前にしていても、子どもによって考え方や感じ方は、異なります。お互いが、そうした「違い」に気づくことで、分かっていたつもりのことを分かり直したり、新たな発見をしたりすることができます。それが、みんなで学ぶことのよさであり、面白いところです。

本校では、教員の時間を調整して、一つの授業に2人の教員を配置して授業を行う場合もあります。こうすることで、子どもたち一人一人の「違い」に対応し、個別の困っていることに寄り添い、指導・支援しています。

そのほか、現在のように、濃厚接触者になったためなど、何らかの理由で学校に行けない子どもたちにも、少しでも同じ時間を過ごすことができるように、タブレット端末を介して、授業に参加することができるようにしている教室もあります。

「教えやすさ」よりも「学びやすさ」を優先し、一人でも多くの学びをどう保障していくか。

これが、私たちの課題であり、やりがいです。

 4年と6年の担任が二人で教える算数(4年生)  机の上に三脚を置いて授業風景を中継する教室