校長室から

2022年10月の記事一覧

10月12日 ロング昼休みの一コマ

Long Lunch Break

ロング昼休みには、なるべく外へ出て体を動かして遊ぼう!ということになっています。

秋らしい陽気の中、多くの子どもたちが、運動場でバレーボールやサッカー、追いかけっこなどをして遊んでいます。

読書通帳のシールをもらいに、校長室にやって来る子どもたちを待つしばらくの間、運動場で遊ぶ子どもたちを窓から見ていますと、

「あ、校長先生だ!」

と、目ざとく見つけた1年生たちが近寄ってきて、楽しそうにいろいろな話を始めます。

そのうちに、校長室にやってきた子どもたちに対応するために目を離したすきに、1年生たちが、校長室の窓に、校庭に咲いていたたんぽぽを摘んできてプレゼントしてくれました。

10月11日 体力テストで下級生をサポートする上級生

Upper graders help lower graders in a physical fitness test.

現在の小学生が行っている体力テストでは、以下の種目に取り組みます。このうち、握力・上体起こし・長座体前屈は、全年齢共通の種目となっています。

○握力
○上体起こし
○長座体前屈

・反復横とび
・20mシャトルラン
・50m走
・立ち幅跳び
・ソフトボール投げ

子どもたちは、たいてい2~3人組になって、お互いの回数を数えて記録し合うことになります。

ただ、このうち、20mシャトルラン・上体起こし・反復横跳びについては、低学年だけでは難しく、高学年がサポートしています。

写真は、20mシャトルランを行う2年生を、2人組の5年生が正確に数えている場面です。

10月5日 郡市小学校球技大会 男子優勝!

 Volleyball game,boy's champion!

さんぶの森中央体育館で行われた山武郡市小学校球技大会に、球技部の選手たちが参加しました。

東金市立鴇嶺小、東小学校、大網白里市立大網小学校、山武市立大平小学校という強豪校がそろう中、男子は見事、優勝。女子も、善戦を重ねて会場内で3位に相当するほどの戦いを見せました。

今回の大会の模様も、6月の陸上大会と同様に、Zoomを使って各教室の電子黒板や高学年のタブレット端末を通じて子どもたち同士をつないだので、チャットなどで教室からの応援の声をベンチにリアルタイムで届けることができました。

男子が優勝を決めた時のコート上での雄たけびは、そのまま教室に放映されました。コロナ禍によってこのような参加の仕方を余儀なくされましたが、形はどうあれ、感動を共有することができてほっとしています。

改めて、これまで練習を支えていただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。この勢いのまま、25日の山武市球技大会での善戦を期待したいと思います。引き続き、応援をお願いいたします。

10月4日 個別型&協働型の授業づくり

6th grade math class

写真は、ある6年生の算数の授業での一場面です。

先生の周りを囲んで、いわゆる授業を受ける子どもたちの傍らで、自分の課題に取り組む子どもたちの姿が見られました。

小学校の授業の1コマは、45分間。このうち、どれくらいの時間、それぞれの子どもたちの頭はフル活動しているのでしょうか。いくら教員が「教えている」つもりでも、肝心の子どもたちが学んでいなければ意味がありません。

子どもたちの、それぞれのわかり方や問題意識に応じて、学習の進め方はいろいろであっていいと思います。いわゆる授業っぽいことを重ねて「教えたはず」などとうそぶくよりも、毎時間、この子にとってどんな学びが成立したのだろうかと振り返りながら、反省的に一時間一時間を重ねていくことこそ、意味があるのではないかと考えています。

10月3日 全校集会(読書通帳・交通安全)

The School Assembly

ロング昼休みの時間を利用して、オンライン全校集会を行いました。各教室の電子黒板に、教室全体の様子が見えるようにカメラを設置したので、話を始める前に手を振ると、子どもたちが手を振り返してくれる様子も見られるようになり、いよいよ便利になりました。

今回は、今年度の折り返し地点の時期ということで、6月から始めた「読書通帳」の進捗について、廊下に掲示している「読書の木」に咲いた花の写真を見せながら子どもたちと確認し合いました。あわせて、現在、読書通帳が3冊目に入った(140冊以上の子も!)1年生の女の子3名を紹介しました。高学年は1冊の文字量が多いので、本の冊数としては低学年のようには進まないものの、確実に読書を重ねている様子もうかがわれます。

読書は、すべての知的諸活動の基盤となります。引き続き、自ら本に手を伸ばしたくなるような環境をつくっていきたいと思います。

もう一つは、交通安全について話しました。すでに何回かご紹介していますが、今年度、本校は交通安全について、県教委から指定を受け、12月14日には公開研究会を開催することとしています。

これまでの統計から、保護者の手を離れる7歳は、交通事故による死傷者が突出して多いこと、また、日の入り前後1時間にあたる薄暮(はくぼ)と呼ばれる時間帯の死亡事故は、一年を通じて、10~12月に増えるということを話しました。

あわせて、私自身が小学校2年生の頃、隣の席に座っていた女の子が、交通事故で亡くなってしまったことを話しました。その時の教室では、担任の先生が泣いて、しばらくの期間、授業もままならなかったことを、数十年経った今でも鮮明に覚えています。

あのような悲劇を決して繰り返さないためにも、4台の通学バスを利用するほど学区が広い日向小としてどんなことができるか、この10月は、交通安全教育の強化期間として、子どもたちだけでなく、保護者の皆さんや地域の方々とも、交通安全について考え合う時間として位置づけたいと考えています。

集会の終了後、夏休みの宿題として取り組んだ「第71回千葉県小中高校席書大会」や「科学工夫作品展」において書星会賞を受賞した子や、金賞を受賞した子を表彰しました。おめでとうございます。

代表の3名に直接賞状を渡しました

席書会でも科学工夫展でもダブル受賞した3年生女子