校長室から

2023年11月の記事一覧

11月7日 ICTの活用

 Situations in which ICT is used

日向小の教室の黒板は、すべて電子黒板のため、従前の授業風景とは異なっています。

各学年や学級の実情や、教科や単元等の特性に応じて、それぞれ日々工夫して活用しています。

低学年では、ノート指導も兼ねて、先生が子どもたちが使う実際のノートに書いている様子を拡大する場面がよく見られます。子どもたちも、ノートのどこに書いてよいのかを確認しやすいようです。

また、中高学年では、教師用デジタル教科書を電子黒板に投影して授業を進めるため、子どもたちが、教科書のどこに注目すべきかを理解するのに役立っています。

 ノートを電子黒板に拡大  デジタル教科書(教師用)の活用

11月2日 山武中生による6年生への「授業」

 Introduction of Junior high school

昨年度とは異なり、今年度の職場体験では、山武中学校の生徒たちが協力し合って、「授業」に挑戦しました。

対象は、あと半年後、中学生になる6年生たち。

事前に準備していた中学校に関する情報を、プレゼンソフトにまとめ、直前まで資料づくりをしていました。

中学校に「校則」があることや、14もの部活動が行われていることを初めて知った6年生たちも多かったようです。

授業の締めくくりには、ちゃっかり自分が所属する部活に勧誘する中学生もいました(笑)

 「授業」準備に余念がない中学生(職員室にて)

 紹介を終えて「質問タイム」

11月1日④ 体操部引退

 Farewell performance

「私は、6年生として最後の体操大会で鉄棒の着地で失敗してしまい、悔しい思いをしました。ですが、今日こうやって引退発表会でもう一度、皆さんの前で演技することができてとてもうれしいです。

今まで、体操部の活動を楽しくできたのは、応援してくれた先生方や家族、友達、そして一緒に練習してくれた体操部の仲間のおかげです。本当にありがとうございました。体操部の仲間は、私の宝物です」

本当に悔しかったのだろうという気持ち、体操部でよかったという気持ちが伝わる言葉でした。

こうした感謝の言葉を一人一人が作文にしたためて読み上げる姿を、後輩たちは、静かに、真剣なまなざしで見つめていました。

 最後の演技を終えて語る6年選手たち  感謝の言葉

11月1日③ 木育・間伐作業(6年生)

 Tree thinning operation

今年度、3年生以上の子どもたちは、サンブスギに関する総合的な学習「木育」を行ってきました。

今年最後となる6年生の「木育」は、間伐作業でした。

かつてのような木のある生活から縁遠くなりつつある現代にあって、山武市内に住む子どもたちにとって、林業など杉を取り巻く活動や体験は、大切な学習です。

コーディネーターの方々の指導の下、自分たちで木を選び、ノコギリを使って切り込みを入れ、力を合わせてロープを引っ張って木を倒すといった活動は、6年生たちの目を輝かせました。

細い木だと思っていても、いざ

ズシン!

という地響きを、地面の振動とともに味わった経験は、きっと忘れられない思い出になることでしょう。

切り取った杉の木片や、落ちていた杉の木片を、大事そうに持ち帰っていました。

 みんなで交代しながらノコギリをひく  みんなでロープを引っ張って杉の木を倒す
年輪を数える
 倒した杉の木を2m間隔で切り分ける

11月1日② 芋ほり体験(1・2年生)

 Duging Sweet Potatoes

今年もまた、学校の敷地内の畑で、1・2年生たちが歓声を上げながら芋ほりを行いました。

今年の夏は暑かったからでしょうか、それとも、山武西まちづくり協議会の方々の事前の畑づくりのおかげでしょうか、昨年度よりも一回り大きいサツマイモがたくさん収穫できました。

「ねえ、こんなに小さいのもあった~」

という子どもからの「報告」に、すかさず先生が、

「本当だねぇ。何に見える?」

と返すと、

「ねずみみたい…」

「じゃあ、ねずみいもだね~」

といったやりとりが続きました。

「サツマイモを掘る」といった活動にも、様々な驚きや感動、学びが生まれます。

子どもたち一人一人の見方や感じ方の違いを大切にしながら、それぞれの育ちを見守っていきたいものです。

秋空と校舎と畑
 コスモスも見守っています
 見てみて~! 重ーい!  見つけた!

 つるは、クリスマスリースづくりに活用します

 今年も大豊作!