校長室から

校長室から

6月30日 第1回授業公開

1st Open School

例年の保護者参観(オープンスクール)とは異なり、今回は、地域の方々や学校運営協議委員のほか、他校の先生方や教育委員会にも広く周知したところ、30名余の方々においでいただきました。

本校の教員も子どもたちも、当たり前のように電子黒板やGIGA端末を活用している姿を見て、羨望のまなざしとともに驚きの声が寄せられました。

また、本校の研究の「健康教育」や「金銭教育」にも関心を寄せていただき、多くの方々から、「また次回(11/11)も来たい」とおっしゃっていただきました。

平日にもかかわらず、多くの保護者の方々にもご参観いただきました。この場をお借りして、感謝申し上げます。

他校の先生や教育委員会からも来校されました

おなか元気教室(ヤクルトから講師招聘)

心と体のつながり(養護教諭による授業)

薬物乱用防止教室

野菜が大きくなる秘密発見(栄養教諭による授業)

のこぎりを使って(図工)

お家の人とも相談(金銭教育)

授業公開後、給食試食会も行いました

6月29日 4校合同学習会

Joint study group of four schools

 山武中学校、睦岡小学校、山武北小学校と本校の4校の特別支援学級の子どもたちが、さんぶの森中央体育館に集まり、合同学習会を開きました。

コロナ対策で、昨年度までは4校をオンラインでつないで交流を図っていましたが、今年度は、久しぶりの対面での合同学習会となりました。

今年の進行担当は、日向小の子どもたち。これまで何度も教室で練習してきていたため、落ち着いて、明るく堂々と会を進めることができました。

エアコンのきいた体育館だけでなく、外の公園等も使って楽しいレクを行いました。どの学校の子どもたちからも、大きな歓声が響きました。

6月28日 社会科見学(4年生)

 Tour of Cleaning plant and Water treatment plant

4年生が、午前中は清掃工場、午後は浄水場に校外学習に出かけました。

いずれも私たちの日常生活を支える大切な仕事であり、日頃の「当たり前」が当たり前ではないことに気づくよい機会となりました。

山武市の水は、雨水が地下にしみこんだ地下水をくみ上げ、ろ過等の処理を行って水を飲むことができていることを知った子が、

「ここ(浄水場)で働く人は、やっぱり雨が降ると嬉しいんですか?」

という質問をしていました。雨が降らないと失業してしまうのではと心配したようです(笑)。

社会科の学習の一環で行いましたが、自分たちの生活を支える仕事に従事する人に直接触れ合うというキャリア教育としても意義深い校外学習となりました。

   

6月27日 部活動開始

Start of club activities

球技部と体操部の部活動の練習が始まりました。

昨年度とは違って、今年度から朝練習や教員の勤務時間外での活動はやめましたので、その分、限られた時間で何ができるか、指導者はもちろんですが、子どもたちも考え始めています。

また、気温が高くなってきていますので、水分補給などはもちろん、WBGT測定器などを使いながら、熱中症対策にも配慮し、練習を進めていきます。

「なんか、できなくなってる~」

以前は軽々とできたはずの技ができず、うろたえていた子どもたちも、少しずつ勘を取り戻しながら練習に取り組んでいました。

6月26日 月例テスト

Monthly test

今月も全学年で月例テストを実施しました。

1・2年生は、問題を解き終わると、担任の先生の所へ行って、直接採点してもらいます。3年生以上は、いつものようにタブレット端末を使って、問題を解いていきます。

これまでに習った基本的な問題がほとんどなので、多くの子どもたちは、既定の時間よりも早めに終わります。

月例テストを終えると、3年生以上のクラスでは、それぞれスクラッチなどのプログラミングに取り組んだり、タイピング練習のアプリを開いてタイピングゲームをしたりしています。

ICT機器の活用のうち、少なくとも個人のペースで進めることのできる個別学習については、教師が口を出さずとも、ほとんど自分たちの力で進められるようになりました。

 

6月23日 修学旅行(2日目)

School Trip (Day 2)

雨の確率が高いという天気予報でしたが、終わってみれば、雨が降っていたのは移動中だけで、1日目の班別行動も、2日目の富士山五合目での活動・箱根の関所見学などもみな、傘いらずで活動することができました。

終始子どもたちの明るい表情と声に囲まれた2日間でした。

それぞれにとって、よい思い出ができたと思います。

6月22日 修学旅行(1日目)

School Trip (Day 1)

修学旅行の一日目のメインイベントは、鎌倉での班別行動でした。江ノ電の切符の買い方が分からず、みどりの窓口で尋ねたり、道に迷って地元の方々に案内してもらったりと、ハプニングの連続でしたが(笑)、なんとか協力し合って全員無事にゴールにたどり着きました。

ところで、鎌倉の大仏の脇にあるスリランカの元大統領の石碑があるのをご存じでしょうか。
あるグループの子どもたちなどは、初めて見る大仏の見学はそこそこにして通り過ぎ、この石碑を見つけるや「あった!」と叫び、「ありがとうございました」と頭を下げていました(写真)。

敗戦後、日本を4つの国の植民地として分割統治する案まで出ていた中、スリランカの代表が演説した「憎しみは憎しみしか生まない」という言葉が、多くの人々の共感を呼び、日本の植民地化が免れたという史実を、事前に学んでいたからこその行動でした。

この子どもたちの行動を見ていたご高齢の観光客が、関心をもってこの石碑をご覧になっていた姿も印象的でした。

 

6月21日 木育(5年生)

Environmental Education(5th Graders)

5年生が、日向の森で木育を行いました。これまでの3・4年生と同様に、千葉県森林組合の方々や、SaveEarthFoundation(SEF)の方々に支えられ、薪集め・薪づくりや薪割りを行いました。

5年生は、7月6・7日に、東金青年の家で宿泊学習を行う予定ですが、その際に使用する薪を自分たちでつくるという活動です。

やはりこれまでの3・4年生たちの活動よりも、のこぎりを持つ表情は頼もしく、要領を覚えていくと、何度も何度も機械や木槌等を使って薪を割ったり、のこぎりで必要な薪をたくさんつくっていました。

6月20日 クワガタだ!(朝の風景)

Stag beetle!

「クワガタだ!」

 朝から、児童昇降口で、登校したばかりの子どもたちが天井を指さして大騒ぎでした。

一匹の小さなクワガタムシが天井にじっとしてとまっていたのですが、目ざとい子どもたちが登校するや否や見つけ、「見てみて~」「あー、つかまえたーい」から始まり、「うちには、もっと大きいカブトムシがいるよ」などなど、話題は広がる一方でした。

いつもは、通学バスから降りたばかりで、眠そうな顔で登校する子どもたちも、たった一匹のクワガタによって、一気に「覚醒」していました(笑)

昆虫のチカラ、おそるべし。

やはり、いつもと違うことや、実物との対面というのは、子どもたちの本能を呼び覚ますのかもしれません。

6月19日 木育(4年生)

Environmental Education

木育の一環として、4年生が日向の森で、森の中で散策&杉の木でメダルづくりをしました。

森の中での散策といっても、公益社団法人SaveEarthFoundation(SEF)の方々のガイドがついていますので、本格的です。

子どもたちが、森の中で

「あ、なんか赤い実がある!」

「この葉っぱ、見たことがある!」

といった気づきに、解説付きで名前を丁寧に教えてくださいました。それだけでなく、

「今、何か聞こえませんか?」「これ、どんなにおいがする?」

など、視覚だけでなく、聴覚や嗅覚なども使って観察できるような投げかけもしてもらえるので、物知り博士になったような気分で散策を終えました。

メダルづくりでは、用意されていたサンブスギをのこぎりで輪切りにして、やすりをかけて作成しました。

「そんな細い木はいやだ」と、自ら太い幹の杉の木を選んだものの、のこぎりで切り落とすのは容易ではなく、のこぎりを持つ手を替えたり、両手で持ったりと、ふうふう言いながら真っ赤な顔をして取り組みました。

こうした活動を通して、また一つ、サンブスギとの距離が近くなったような気がします。