校長室から

校長室から

1月24日 避難訓練(火災)

Evacuation Drill (Fire)

今日は、外で避難訓練を行い、実際に消火器を使って火を消す体験や、3階のベランダからシューターを使って避難する訓練も行う予定でしたが、あいにくの雨が降りやまないため、27日(金)に延期しました。

その代わり、全校児童が体育館に集まり、本校がいつもお世話になっている千葉ノーミ株式会社の方に、消火器の使い方等について説明していただきました。多くの子どもたちが、火を消す際に、消火器が1分間くらいはもつだろうと考えていたようでしたが、実際は15秒間くらいという話を聞いてどよめいていました。

その後、各教室に戻ってから、各学年・学級の実態に応じて、それぞれ事後指導が行われました。実際にヘルメットをかぶる練習をした1年生や、実際に消火器を使って火を消す場面を映した動画を電子黒板で視聴する2年生の姿が見られました。

4年生は、先生のリードで、体育館で聞いた話の再現・復唱するなどして、火災の怖さや避難の仕方等について振り返っていました。

体育館に全校児童が集まり消火器の使い方を聞きました

ヘルメットを実際にかぶってみる1年生

動画視聴で消火器の使い方を確認する2年生

体育館で聞いた話を振り返る4年生

1月23日 数学の世界を先取り

Learning the world of mathematics ahead of time

今年度、本校はパナソニック教育財団から助成を受け、3Dプリンタを使った授業研究に取り組んでいます。

 今日は、特別非常勤講師の川口先生からの紹介で、GeoGebraという数学アプリを使って、6年生が描画などを楽しみました。

今は、一次関数や二次関数がわからなくても、多角形を描画したり、点Pを動かしたりした体験は、来年度からの数学を学ぶ際に、きっと役立つことでしょう。

1月20日 オープンスクール・縄跳び記録会

Class visit and jump rope record session

 朝からオープン・スクールということで、多くの保護者が授業参観を行いました。子どもたちが、思い思いに活動する姿をご覧になって、一安心された方が多かったようです。

また、本日は、1回旋1跳躍前方回しで跳躍の合計数をカウントし、学級別の平均回数の向上を目標にして「縄跳び記録会」を行いました。多くの保護者の方に見守られている中、なんとすべての学級が、これまでの体育で測定した記録を上回りました!

なお、今回の記録は、千葉県の「遊・友スポーツランキングちば」の「みんなで短縄跳び」の種目として報告します。

午後は、給食試食会や家庭教育学級も開催しました。

家庭教育学級では、お風呂の入浴剤バスボムづくりを行いました。理科室でわいわい楽しくバスボムづくりを行っただけでなく、お互いのご家庭のお風呂事情(お風呂の時間や入浴の仕方など)について花が咲いたグループもありました。

さっそく保護者の方からは、ウェブアンケートに、

・家では縄跳びが全然とべてなかったのに、今日見るとかなり上手になっていたので安心しました。

・楽しそうに授業を受けていて、安心しました。

・児童との良い信頼関係から出来る授業だったなぁと感じました。

等の声が届いています。

お忙しい中をおいでいただきまして、ありがとうございました。

親子で昔遊び

たこづくりをする1年生

マイクロビットでプログラミング

電動のこぎりを使って工作

保護者の方が見守る中を縄跳び記録会

緊張しながらも記録更新が続出!

上学年が下学年の跳んだ回数を数える

体育館の様子をリモートで見守る

回数を報告し、入力→集計

給食試食会も行いました

家庭教育学級(バスボムづくり)

書き初め展覧会

1月19日 ICT教育の視点で年間指導計画を振り返る(研修)

Revewing the annual teaching plan from the perspective of ICT Education.

学校には、各教科・各学年別に年間指導計画というものがあり、毎日行う授業は、これに基づいて計画的に行われています。

子どもたちの下校後、学年別に分かれて、先生方が今年度の授業などをICT教育の観点から振り返り、

「○年生の~~という単元では、タブレット端末を使った授業をすることができたのではないか」

「ローマ字を習っていない1・2年生でも、ローマ字表を手元に置いていたら、タイピングできる」

といった意見交換を行いました。

ICTを活用すること自体を目的化しているわけではないので、「もっと教科内容を習得するためには、ICT機器をこのように使った方がよかったのではないか」といった視点で振り返ることは、来年度以降のよりよい授業づくりにも役立ちます。

今後、数週間にわたって、年間指導計画を教科横断的に振り返り、より効率的・効果的な計画を練り直す予定です。

1月18日 電子黒板の使い方いろいろ

Various ways to use the electronic blackboard

4年生の教室の電子黒板に不具合が生じたため、急きょ教室を移動して授業を行っています。

4年生では、基本的に、電子黒板にはデジタル教科書等を提示し、脇に置いたホワイトボードを使って、授業を進めるスタイルをとっていますが、移動後も、引き続き同じスタイルで授業が進められています。

こうした授業スタイルの方が、電子黒板だけを使って行うよりも、子どもたちにとっても学びやすいのではないかと思うのですが、実際の習得状況はどうか、今後もさらに検証を進めていきたいと思います。

1年生では、電子黒板に算数の問題の答えを書いて、発表する姿も見られています。

電子黒板とホワイトボードの併用

1年生も電子黒板に書いて発表します

1月17日 発電・蓄電に興奮⁉

Excited about power generation and storage!

6年生の理科の授業では、手回し発電機を使って、コンデンサーに蓄電し、豆電気をつけたり、ブザーを鳴らす実験に取り組んでいました。

教室に入るや否や「ここに電気がたまって、このボタンを押すと、一気にこっちに流れるんです」と、尋ねてもいないのに興奮気味に説明してくれる6年生たち。

やはり実感を伴う実験は、頭の電気も発電させるようです(笑)

1月16日② クラブ見学(3年生)

 Observed Club Activities

クラブ活動は、4~6年生が行っています。

今日は、3年生が、来年度から始まるクラブ活動に備えて、見学をしました。

すでに心の中でクラブを決めている子もいれば、どれにも参加したくて決められないという子もいましたが、楽しそうにクラブ活動に取り組むお兄さんお姉さんたちの姿を、行儀よく参観していました。 

バドミントンクラブ

茶道クラブ

1月16日① 机の運び方に見える成長

Growth visible in the way desks are carried.

掃除の時間。いつものように、それぞれの仕事分担の場所へ移動し、掃除をしています。

下学年は、「そっち持って!」などと声をかけ合いながら、2人がかりで一つの机を運びます。

上学年にもなると、当然のことのように黙って1人で一つの机を運びます。また、教室以外の掃除場所の掃除を終えて帰ってきた子どもたちも、その様子を見て、黙って手伝います。

いつもの光景で、子どもたちにとっては、それぞれ当たり前のことかもしれませんが、こうして学年をまたがってみると、小学校生活の中での子どもたちの成長を感じます。

2人で協力し合って机を運ぶ下学年

何も言わず黙って一人一つずつ机を運ぶ上学年

1月13日② ちばっ子学びの未来デザインシート

 Measures to Improve Academic Achievement in Chiba Pref.

これまでの小・中学校では、国語や算数・数学の授業後に、それぞれ教科別にテストを行い、その習得状況を確認していましたし、それは現在も続いています。

しかしながら、一昨年の全国学力・学習状況調査の算数の「直角三角形の面積を求める」問題に対する正答率の低さが話題になったように、子どもたちは、教科書や練習問題の「よくある形式」を覚え、機械的に数字や公式等を当てはめていく「作業」を行うことを、「学習している」と勘違いをしているようだということが明らかになりつつあります。しかも、こうした「作業」する力をつけていったとしても、近い将来、人間には太刀打ちできないほどAIの精度がより高度になっていくことで、いずれ多くの仕事がAIにとって代わることも指摘されています。

このような時代だからこそ、子どもたちが国語科や算数・数学科、理科や社会科を通して学んだ内容が、日常生活で生きて働く力として習得されているのか、また、そもそも学校で行っている授業自体も、実生活から切り離された形で行われていないかといったことを振り返る必要があります。

こうした背景を踏まえ、今年度、千葉県教育委員会では小学校3年生~中学校2年生までの約半数15万人を対象に、「ちばっ子学びの未来デザインシート」という実証事業を行っており、本校もこれに参加しました。

教科別に行うテストではなく、これまで様々な教科等で学んできた知識や経験を総動員し、タブレット端末を使って解くという新しい形式のテストです。

本日は、3年生が行いましたが、今後、6年生まですべての児童が順次行っていく予定です。実証事業のため、問題等の詳細については控えますが、動画を使った問題など、これまでの紙媒体では考えられなかったような、タブレット端末ならではの問題もあり、まさに学びの未来を予感させる取組でした。

今回の結果を踏まえ、子どもたちの学ぶ意欲の向上や、教員の授業改善につなげていきたいと思います。

1月13日① お話ボランティア(最終日)

 Volunteer storytelling (last day)

本校は、お話ボランティアの方々に、朝の8時15分から8時25分までの10分間という短い時間を使って、絵本の読み聞かせや朗読などをしていただいていました。

今日は、その最終日ということで、全学年・全教室で同時に読み聞かせを行い、その後、ボランティアの方々と一緒に、今年度の振り返りを行いました。

毎回、どんな風に本を選んでいるのか、選書についてお話を伺うと、「卯年ということで、今日は、因幡の白うさぎを読みました」「私は、毎回、自分の好きな本を選んできます」「おおきな木という絵本を、いろんな学年に読んで聞かせて、その反応の違いを楽しんでいます」などなど、その理由は様々でしたが、皆さんがこの活動を心から楽しんでおられる姿が尊く、改めて感謝をお伝えしました。

今日の振り返りの中では、「私自身のための時間をつくりたいと思って、参加しています。今思うと、自分のために読んでいるところがあります」といった言葉も聞かれました。実際、私も子どもたちに絵本の読み聞かせをするたびに、子どもたちの反応からパワーをもらっている実感がありますので、この言葉にも納得・共感できました。

現在、このボランティアには、計15名の方々(うち保護者は3名)にご参加いただいています。来年度も引き続きお願いする予定となっています。

もし、絵本の読み聞かせや朗読などのボランティアに、少しでも興味・関心がございましたら、いつでも遠慮なく本校にお問い合わせください。お待ちしています!  ℡ 0475-88-0580