校長室から

2022年7月の記事一覧

7月28~29日【夏休み特別企画】部活動&マイプラン学習会

Summer Vacation Special Program

夏休みが始まって一週間が経ちました。

久しぶりに登校した28・29日の2日間は、午前中、球技部・金管部・体操部の部活動と子どもたちの立てた学習計画に沿ってそれぞれが学習する「マイプラン学習会」を行いました。

初日となった28日の朝は、通学バスの遅延により、多くの保護者の方や子どもたちにご迷惑をおかけすることとなりましたが、なんとか無事に実施することができました。登校にあたっては、多くの保護者の方々にご協力いただきました。この場をお借りして、御礼申し上げます。ありがとうございました。

マイプラン学習会は希望制ですが、約6割の子どもたちが参加を希望して、夏休みの宿題などに取り組みました。中には、ポスターを描くために、図工室を使う子どももいました。(各教室にエアコンがあるからこそ、実現できた学習会とも言えます…)

部活動に参加する子どもたちも、10時には練習を切り上げ、学習会に参加しました。

「楽しく学ぶことができた」と感じた子どもたちからは、「自分のペースで学ぶことができたから」「自分で計画を立てることができたから」のほか、「友だちに会えたから」といった理由も聞かれました。

その一方で、「自分で計画を立てることが難しい」「何をすればよいかよくわからなかった」といった声も聞かれました。こうした子どもたちには、状況を見ながら、担任や周りにいる教員が声をかけたり、相談に乗ったりして、学習を進めることができました。

今回の「マイプラン学習会」を機に、自ら課題を発見し、自分に合った学習方法を模索しながら粘り強く取り組むことのできる力を育てていきたいと考えています。

外で鉄棒をする体操部

窓を開けて金管部による練習

武道場を使って練習する体操部

男女に分かれて球技部の練習

電子黒板には個別の学習内容

夏休みの宿題に取り組む6年生

教務主任による個別指導

図工室でポスターづくり

カルタで学習する1年生

7月20日 終業式

Closing Ceremony

おかげさまで、本日、1学期の終業式を無事に迎えることができました。とはいえ、ここ最近の山武市内の感染状況を鑑みて、オンラインで各教室の電子黒板を通じての式となりました。

私からは、明日から始まる42日間の夏休みを使って、何かを「続けてみる」ことについて話をしました。継続は力なり。口で言うのは簡単ですが、大人でもなかなか難しいものです。

そこで、下図のようなスライドを示しながら、42日間続けることが難しそうだったら、半分の21日間だったら? 1週間の7日間だったら? と、ブレイクダウンすることで目指しやすい目標の例を示してみました。すると、挑戦するチャンスも増えますから、少し気が楽になります。

さらに、「三日坊主」という言葉も紹介し、「ふつうはよくない言葉として使われますが、3日間だけでも続けてみること自体が素晴らしい」とも話しました。14回も挑戦するチャンスがあるわけですから、「苦手だけれど、大切だなと思うことに何度でも挑戦してみましょう」と話しました。

また、カレンダーでは、8月11日が「山の日」ということで赤く塗られています。ちょうど、これが今年の日向小の夏休みの後半開始日にあたることから、「前半を振り返って、後半に向けて計画を立て直していく日にしましょう」とも話しました。

なお、本日、子どもたちが各家庭に持ち帰るタブレット端末のデスクトップには、Microsoft Teamsのアイコンがあります。すでに、低学年用・中学年用・高学年用の「校長室」に子どもたちを招待していますので、終業式が終わると、さっそく、「夏休みに頑張ること」について、子どもたちの宣言が寄せられてきました。自分なりに「続けること」を決め、粘り強く取り組もうとする子どもたちを見守り、応援していきたいと思っています。

 各教室で校歌斉唱

電子黒板で校長先生の話を視聴

 メモをしながら話を聞く6年生
 42日間の夏休み  どの挑戦なら続けられそう?  8月11日は後半の初日!
 Teams内の「校長室」紹介  さっそく「がんばること」宣言が  お互いの励まし合いも

7月19日 プール納め

Last day of pool learning

明日の終業式を前に、最後の水泳学習を行いました。振り返ってみれば、今年の水泳学習は、例年にない短さの梅雨のおかげで、ほとんど毎日行うことができました。

最後の片付けも兼ねて、最終日の今日は、6年生が小学校生活最後の水泳学習を行い、プール納めとなりました。

 

 

7月15日 オープンスクールを行いました

Open School

予定どおり、2時間目と3時間目に授業参観を行いました。せっかく保護者の方が見える日ということで、山武市健康支援課の御協力で、2・4・5年生は「歯みがき教室」を展開したほか、おなか元気アップ教室も開催しました。

さらに、PTA文化委員会からの企画で、家庭教育学級の一環として、保護者対象の「ぬりえセラピー」や給食試食会も開催され、あいにくの雨でしたが、多くの保護者の方にご参加いただくことができました。

毎日の健康チェックや出欠連絡等に活用しているメール連絡網「さくら連絡網」を通じて、オープンスクールについてのアンケートを行ったところ、「伸び伸びと楽しそうに学習している様子が分かった」「普段見ることのできない休み時間でのお友達との関わりや、授業中の姿が見られて安心した」といった肯定的な声が多数寄せられました。

一方で、「こんなにパソコンを使って授業しているとは思いませんでした」「タブレットの操作に気を取られて学びが身についているのか不安」といった、不安な声も一部聞かれました。

このところ、またコロナの感染状況が拡大しているところですが、引き続き感染症対策を講じることで、本日のような行事等についても、なるべく実施する方向で取り組んでいきたいと考えています。

 タブレットで俳句作り  3Dプリンタで制作する計画 歯垢( プラーク)調べ
 PTAぬり絵セラピー  水泳中止→しゃぼん玉づくり  歯みがき教室
 給食試食会

   おなか元気アップ教室

 修学旅行の写真を選ぶ

7月14日 「日向読書の木」の進捗状況

Progress on 'Hyuga dokusyo no ki'

 おかげさまで、6月6日の全校集会から「読書通帳」を開始して、1か月が経ち、業間休みや昼休みになると、校長室に「10冊読み終わったので、シールください」と子どもたちがひきも切らず訪れる姿が日常化しました。

また、シールだけでなく、「日向読書の木」の「花」を咲かせるために、クラスと名前を書いた「花」を渡しているのですが、そのストック作りを6年生の子どもたちが自ら手伝いに来てくれるようになりました。

わずか一か月で、子どもたちと読書通帳を介して会話することのできる場と化した校長室。

最近では、夏休み用に2冊目を持って帰る子たちも増えてきています。

 校長室で読書の「花」をつくる6年生  「日向読書の木」に咲く花(7月1日時点)

 

7月13日 1年生もタブレットデビュー!

1st graders have begun using tablet devices.

これまで鉛筆とノートを使って学習をしていた1年生も、とうとうタブレット端末の活用を始めました。

写真を撮ったり、絵をかいたり、eライブラリというドリル教材に挑戦したり…。教えていないのに、すでにインカメラを利用する子どもたちも。

使い始めてみたら、あっという間に使いこなしてしまう1年生たち。この子たちが卒業する頃には、今の6年生とは比べ物にならないくらいのスキルを身につけて、学習に臨んでいることでしょう。

 算数の問題に挑戦する1年生  採点結果に喜ぶ1年生
 5年生はデジタル教科書を使って英語学習  6年生の家庭科ではそれぞれの考えを共有

7月12日 のこぎりを使って工作(4年生)

4th graders making crafts with saws.

図工室から、にぎやかな声と音が聞こえてきました。

のぞいてみると、子どもたちがそれぞれのこぎりを手にして、板を切っています。思い思いの形に切ってみて、どんな形に見えるか見立てて、工作していくようです。

まずは、何よりも、のこぎりで板を切るという体験が大切。

先日、スリランカから転校してきたばかりの友達も、見よう見まねで板に線を引き、のこぎりを器用に使っていました。

   

 

7月11日 6年生の水泳学習

6th graders learn to swim.

今日は、6年生と一緒にプールに入り、水泳指導に加わりました。

6年生とはいえ、やはり水に慣れないうちは体が硬直しているのか、動きもぎこちないのですが、広いプールをたった40人余りの人数で泳ぐので、何度も練習をする機会があるせいか、1時間も経たないうちに次々と泳げるようになる子が続出していました。

卒業を迎える子どもたちとの最後の夏。よい思い出の1ページになりました。

 

7月8日 野菜の観察(2年生)

Second graders observed vegetables.

「大きさは、どれくらい?」

「ナスは、いくつあった?」

校長室前に並べてある鉢には、それぞれ見事なナスやトマトがなっています。

今日は、これまで育ててきた野菜を観察し、ノートにまとめている姿が見られました。算数で使い方を覚えたばかりの「ものさし」を直接当てて長さを測っている子どもや、ナスを手に取ってその重さを確かめている子どももいます。

「早く大きくなあれ」と願いを込めて見つめられていた野菜たちも、子どもたちの成長に伴い、数字を使って具体的に測定される対象物として観察されるようになりました。

 

7月7日 宿泊学習(5年生)

5th graders are havng an overnight study program.

5年生にとって、初めての宿泊学習が始まりました。場所は、千葉県立東金青少年自然の家です。

出発する前から、子どもたちからは、「楽しみで仕方ない」様子が見て取れ、思わず「楽しみですね」と声をかけましたら、すぐに「はいっ!」と大きな返事が返ってきました(笑)

これもまた、今日までに様々な準備や計画を進めてきたからであり、「本番」である今日という日を迎えて、より一層見通しが持つことができている表れだろうと思います。

こんな「ワクワク」感をもって臨むことのできる5年生たちがまぶしく見え、代表児童の「すぐに誰かに頼るのではなく、まずは自分の力でやってみよう」という言葉からは、頼もしささえ感じました。

おかげさまで、天候にも恵まれ、夕方のキャンプファイヤーも涼しい風を感じながら、体いっぱいで楽しむことができました。

   
   

7月6日 日向小の環境整備

Environmental Improvement

子どもたちを取り巻く環境が及ぼす教育的効果については、なかなか数値には表せないものの、美しい環境は、子どもたちの言動に明るさや落ち着きをもたらすことは、私たちは肌感覚で知っています。

明日は、七夕。多くの子どもたちが通る教室前の廊下には、天の川を連想させる美しい掲示物が飾られています。階段から降りてすぐに目に飛び込んでくる掲示物に、

「あ~、明日は七夕だからか~」

とつぶやく子どもの姿もありました。

広い校庭にもかかわらず、石庭の砂紋を思わせるような美しさで日々整備してくれるスクールサポートスタッフがいます。

こうした美しい環境整備のおかげもあって、子どもたちは笑顔で過ごすことができているのかもしれません。

   

7月5日 部活動に取り組む子どもたち

Chidren are engaged in club activities.

山武郡市の陸上大会が終わり、日向小では、球技部、金管部、体操部の部活動が始まっています。原則として、月・木曜日以外の朝・夕に、4年生以上の希望する子どもたちが、練習に取り組んでいます。

早くに登校した下級生も、そうした練習の姿を、憧れの目で見つめています。

   

 

 

 

 

7月4日 改めて表彰式(オンラインにて)

The awards ceremony was held at the school assembly.

先日の山武郡市陸上競技会で、男女総合優勝、男子総合優勝により頂戴したトロフィーの授与をはじめ、大会新記録賞や各種目別に入賞した子どもたちを表彰式を行いました。

今なお、コロナ感染のおそれから、各教室の電子黒板を通じて、オンラインで行うこととしました。

さすが総合優勝するだけあって、入賞者数が多く、結果的にのべ24名分の名前が呼ばれ、表彰されました。

本校のウェブサイトにも、改めて栄光の証として、トロフィーの写真を掲載しました。

改めて、おめでとう!

   

7月1日② 薬物乱用防止の授業(6年生)

Drug abuse prevention classes were held.

今年もまた、6年生を対象に、薬物乱用防止の授業を行いました。千葉県警察本部少年課外房地区少年センターから講師をお招きして、映像教材や薬物の実物見本等を見せてもらいながらの授業でした。

終末には、教えていただいたことをもとに、「中学校に進学して先輩から誘われても、きちんと断ることができるか」など、身近な人から誘われたときの断り方を学ぶために、ロールプレイング(即興劇)を行いました。

「先輩」や「知らない人」に扮した講師の先生からの巧みな誘いにも、はっきりと「イヤだ」と断ることのできた友達に、笑いとともに大きな拍手が送られました。

子どもたちの命や人生を蝕む薬物の怖さについて、こうした形で学んだことで、少なくとも「断ることは、当たり前」になったのではないでしょうか。

7月1日① 造形遊びを楽しむ子どもたち(2年生)

Children enjoying figuative play!

5年生を担任する西田先生は、2年生の図工も担当しています。今日の図工は、体育館で造形遊びです。ただの古新聞が、子どもたちの手にかかると、あっという間に、芸術作品に変わります。

友だちと一緒に新聞紙を丸めたり、ちぎったりしているうちに、着想するのかもしれません。

「僕は、最新式のロボットになる~」

と、楽しそうな声を上げながら、身にまとう新聞紙を増やしていきます。

暑さをものともせずに、想像力と創造力とがあいまって、楽しい時間を過ごしました。