校長室から

2024年1月の記事一覧

1月30日 暖かい昼休み

 Warm Lunch Break

最近、あたたかい日が続きます。

昼休みには、汗をかいてドッジボールやサッカーに興じる子どももいます。

遊びに夢中になるだけでなく、きちんと自分の鉢に水やりをする1年生の姿も見られています。 

異学年でドッジボール
球根の水やりは欠かさずに

1月29日 オンライン日本語教室の新たな試み

 New trial in Online Japanese Language Classes

本校には、スリランカをはじめとする外国からの転入生が14名います。まだ日本に来て間もないというのに、すっかり子どもたちの中に溶け込んで遊んでいる子どももいますが、やはり日本語で学習となると多くの子どもたちが困難さを抱えています。

そのため、週に一度、千葉大学国際教養学部の学生らとオンラインでつないで日本語教室を開いてきましたが、1月に入ってから、また新たな取組に挑戦しています。

NHK for schoolの多文化・多言語な子どもたちとどう学ぶ」やNHK「やさしい日本語」などの動画コンテンツを事前に視聴し、週に一度、大学生たちと動画の内容について感想交流を重ねるという取組です。

タブレット端末を自宅に持ち帰って、家庭学習にも活用できるため、これまで以上に自学を進めることができるのではないかと期待しているところです。

今のところ、自分の興味のある動画コンテンツから選び、学生らと交流を重ねており、運営自体は上々です。さらに質を高めることができるよう、検討を重ねていきます。

1月26日 電子黒板で学年授業

 Teaching with Electronic Blackboards

電子黒板は、一斉に共通のことを説明したり、確認したりする際に便利です。

子どもたちみんなを教室の前面の電子黒板に注目させ、先生が見せたい部分を焦点化したり、拡大化したりすることで、短時間で効率的に指導することができます。

ただ、写真のように、一つの教室に学年全員が集まると、教室の中を立ち歩くのは難しいので、その場合は、タブレット端末上で自分たちの意見交換や見つけたサイトの情報交換等をすることになります。

電子黒板とタブレット端末は、授業の目的に応じて、それぞれのよさを生かしながら進めていくことが大切です。

 6年生の保健学習  3年生の総合的な学習

1月25日 来年度の放課後子供教室開設に向けて…

To open an after-school children's classroom for the next school year

 旧山武西小では「きらきら広場」、旧日向小では「ひなたっ子教室」として親しまれてきた放課後子供教室が、久しぶりにいよいよ来年度から試運転する見通しとなりました。新日向小としては、初めての取組ということになります。

今回は、当時の放課後子供教室を企画・運営してくださっていた方々にお集まりいただき、旧山武西小と旧日向小のやり方のよいところをすり合わせ、よりよい運営方法について検討する会議を開きました。詳細が決まりましたら、またお知らせいたします。お楽しみに。 

1月24日 6年生にとって最後のマラソン大会

 Last marathon for 6th graders

学級閉鎖等により、6年生だけが年越しマラソンとなりました。

小学校生活最後のマラソン大会は、少し冷たい風が吹きつつも、つき抜けるような青空でした。

もうすぐ最高学年になる5年生たちは、仲良く声をかけ合いながら6年生のために会場設営を行い、一生懸命走る先輩たちの姿を、真剣な表情で見守りました。

おかげさまで、多くの保護者の方も応援に駆けつけていただきました。ありがとうございました。

 会場設営は5年生が行いました  出発を待つ選手たち

1月23日 授業の1コマ

 One of the classes 

1年生の音楽では、手遊び歌をするために、電子黒板に動画を投影してイメージをつかんでから活動に取り組みました。

また、6年生の保健学習では、山武市健康支援課から講師をお招きして、生活習慣病を予防するために今からどんなことに気をつければよいかについて教えていただいたあとに、グループに分かれて話し合いをしました。

動画で活動のイメージをつくる1年生
生活習慣病予防教室を受ける6年生

1月22日 休み時間の一コマ

 A scene from recess

休み時間に外に出て遊ぶ子が増えてきました。

また、一部の高学年の子どもたちは、委員会の常時活動にも声をかけ合いながら仲良く取り組んでいます。

先日お披露目した大谷選手からもらったグローブは、現在、低学年から順に回っています。今日の昼休みにも、仲良く貸し借りしながら、初めての!?キャッチボールにも挑戦していました。

昼休みの時間を使って清掃をする委員会活動
 大谷選手のグローブを仲良く貸し借り
 ブランコ遊びはいつもにぎやか  低学年も高学年も入り混じってサッカー

1月19日 オープンスクール&縄跳び記録会&給食試食会

Open School

授業参観には多くの保護者の方においでいただきまして、ありがとうございました。

本校の「健康教育」や「金銭教育」に関する授業もご覧いただきました。今回は、思春期を迎える6年生を対象に、スクールカウンセラーによる心の授業も行いました。その他、健康教育の一環として行った歯みがき教室の様子については、保健だよりを通じてご覧ください。

縄跳び記録会では、やはり、多くの保護者や他学年の子どもたちの声援のパワーでしょうか、どの学年も新記録続出でした。

この記録については、千葉県教育委員会が主催する「遊・友スポーツランキングちば」に応募します。今のところ、県内の10位以内に入れそうな見込みの学年もありますので、結果が楽しみです。

その後、給食試食会には、日頃子どもたちのために給食の献立を考えてくださっている栄養教諭を講師として招き、給食ができるまでの工程について説明いただき、朝食の大切さなど食育に関する講話もしていただきました。

子どもたちだけでなく、保護者の方にとっても学びの多い一日になりました。平日にもかかわらず、ご来校いただき、ありがとうございました。

 スクールカウンセラーによる心の授業  名言をプレゼンする6年生

縄跳び記録を申告

 新記録続出の縄跳び記録会
 大谷選手からのグローブのお披露目  保護者の方も給食試食会で食育の学習

1月18日 日向幼稚園からのお客様(1年生)

 Kindergartners Visit the our school

来年度、日向小学校に入学する予定の日向幼稚園の年長さんたちが、本校に見学に来てくれました。

この日のために、1年生たちは、日向小を説明する練習を重ねてきました。

校長室だけでなく、職員室や保健室、図書室などの特別教室などの担当グループに分かれてそれぞれの場所で待機し、校内を巡り歩く幼稚園児たちをドキドキしながら待ち構えます。

「幼稚園生たちが、ここに来るとするでしょ。そしたら、ぼくたちは、ここにならぶ?」

「ちがうよ。最初から、こっちにいるんだよ」

待ち時間が長いほど、だんだんお互いのボルテージも上がってきて、話し合いにも熱が入ります。

「(来たっ!)…ここは、こうちょうしつです。~」

幼稚園児たちを前に、練習したとおりに上手に説明することができてほっと一息。

後半は外で鬼ごっこや遊具で一緒に遊んで、楽しいひと時を過ごしました。

「楽しかった~」と満足気に帰る幼稚園児に、「さようなら~。また来てね~」と手を振る頼もしい1年生たち。

もうすぐ2年生という自覚が芽生えてきました。

1月17日 思春期教室(5年生)

 Adolescent Classroom

城西国際大学看護学部の教授をお招きして、5年生を対象に思春期教室を開催しました。

担任の先生のお子様の誕生秘話を語ってもらったり、人形を抱いたりして、かけがえのない「命」について真剣に、でも楽しく学びを深めました。

1月16日 スクールカウンセラーによる授業

 Classes by school counselor

 月に1~2回程度、スクールカウンセラーが来校し、子どもたちの様子をみたり、相談に乗ったりしてくれています。

いつも笑顔を絶やさず、優しく接してくださるので、子どもたちからも絶大な信頼を集めています。

今回は、もうすぐ卒業する6年生のために、ストレスについて考え合う授業をしてくださいました。

「昨日、算数の宿題があった。1時間目の算数の時間に、先生に「昨日の算数の宿題の答えをみんなの前で発表してください」と言われ、あおい君は思いもよらず当てられた。宿題は見直したけれど、間違えたらどうしようと考えているうちにドキドキして、冷や汗が出そうになった」

といったシチュエーションを想定し、ストレッサー(原因)やストレス反応(結果)を整理し、「あおい君が元気になるための手助け」について考え合いました。

意外にも、どう助けたらよいのか思いつかず、苦戦している子が多かったようです。

ゲームなどでは、「困ったら電源を切る」「リセットする」等の対応で済ませていることが多いだけに、わざわざ手助けをしようという発想自体が難しかったのかもしれません。

少しずつ、こうしたコミュニケーションに関係する学習も重ねていきたいと思います。

1月15日 主体的に学ぶ姿

 Proactive Learning

どの学年・学級も、様々な方法で学びを深めています。

先生の話をきちんと最後まで聞くだけが授業ではありません。実際に手を動かし、お互いに表現し合いながら、学びを深めています。

委員会活動では、6年生がリーダーシップを発揮して、話し合いを進めていました。

てこのはたらきの実験(6年生)

みんなで合奏(1年生)

委員会活動の振り返りはワープロソフトで共有
 電子黒板を使いこなす委員会も

1月12日 授業風景

Engaging in Learning

すっかり冬休み気分が抜け、各学年・学級では、それぞれの授業が始まっています。

19日の縄跳び記録会に向けて、6年生は、1年生の縄跳びを跳んだ回数を数えるお手伝いをしながらお互いに交流を深めていました。

また、昨年の春先からずっと、タブレット端末を活用して桜の様子を定点観測してきた4年生が、最後の観測を行っていました。

その他、3年生の算数では、コンパスを使って三角形を作図したり、5年生の国語では、説明文を読んでグループで話し合いをしたりしていました。

早くも1月も半ば。充実した一日一日を重ねていきたいと思います。

 

1月11日 避難訓練(火災を想定)

Evacuation Drill   ーassuming fire

火災を想定した避難訓練を行いました。

今回は、3年生以上は、脱出シューターや消火器などの防災設備を実際に使用してみる訓練も行いました。事前に脱出シューターの準備をしていると、突然窓の外に現れた「異物」に反応した低学年の子どもたちが「何だ? 白龍!?」と大騒ぎでした。

脱出シューター体験については、6年生の約40人が一人ずつ3階から滑り降りたのですが、実に18分間かかりました。

報道によれば、年明け早々に起こった飛行機事故379名もの人命がすべて救出されたとのことでしたが、その時間も同じく18分間だったそうですので、改めてそのすごさとすばらしさを実感したところです。

日本国中の小・中学校で、毎年行われている避難訓練は、学校だけでなく、今後、どの場所にいても地震や火災が起こった時に、落ち着いて行動することができるようにするためのものなのだということも、今回の飛行機事故での「奇跡の救出」とあわせて子どもたちに話しました。

 「白龍だ!」ーいいえ、脱出シューターです 約4分で全員校庭に避難完了
 おそるおそる脱出シューターに身を任せる6年生 一人ひとり受け止めます
 3~5年生は消火器体験 鎮火!

1月10日 身体測定

Physical Examination

今年度、3回目の身体測定を行いました。

年末年始にインフルエンザ等に罹患した子が多かったせいなのか、それとも育ち盛りで消費するエネルギーに対して摂取エネルギーが追いついていないのか、全体として、体重が軽くなっている子がやや多い傾向が見られました。

前回の測定結果と比較して、あまりにも体重が減少していた子には、もう一度測定を行ったうえで、結果については、全校一斉に17日にお知らせする予定です。

風邪等が流行しやすい季節ですので、しっかりとバランスのよい食事と十分な睡眠がとれるよう声をかけていきたいと思います。

 事前の説明を聞く1年生たち

身長と体重を測りました

1月9日 始業式

Opening Ceremony

年明け早々から、痛ましい災害や事故、事件等が続きました。改めて、このたび尊い命を失った方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げますとともに、今なお休日返上で復旧作業等に尽力されている方々に心を寄せ、私たちもできる限りの支援をしていきたいと思います。

さて、本日から3学期が始まりました。始業式では、冬休みに入る前に確認した「ふ・ゆ・や・す・み」が実行できたか振り返るとともに、こうして始業式を迎えることができることの幸せをかみしめながら一日一日を大切に過ごすよう話しました。

どの子どもたちも真剣に聞き入っており、頼もしく見えました。

1~5年生は52日間、6年生は49日間と短い期間ですが、充実した3学期になるよう努めたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 久しぶりに一堂に会して校歌斉唱  1年生を迎える黒板