2022年5月の記事一覧
5月11日 歯科検診(下学年)
Dental checkups were conducted for children in the lower grades.
学校医の安田先生がご来校され、 歯科健診を行いました。歯科健診は、本日と明日の2日間にわたって行われます。本日は、下学年の児童を対象に行いました。
担任の先生による事前の指導のおかげで、どの児童も歯科健診の意味を理解し、静かに自分の順番を待ち、安田先生の前に立つと、大きく口を開けて健診に臨むことができました。
健診を終えて、安田先生から、本日の歯科健診を終えていくつか興味深いご指導をいただきました。
まず安田先生が気にされていたのは、子どもたちの「姿勢」でした。先生は、「真っ直ぐに」と声をかけても、首をかしげるようにして口を開ける子どもたちが、少なくなかったことを大変気にされていました。結果的に、上あごと下あごの噛み合わせが悪くなってしまっているとのことでした。
このことと関係するかわかりませんが、本校は、昨年度から8割ほどの児童がスクールバスで通うようになり、従来に比べて圧倒的に運動量が減りましたので、体力の減退を心配していたところでした。自分の四肢を思い通りに動かす連動性等をはじめ、体幹を鍛えることのできるような場づくりを行っていく必要があると感じました。
また、本日の歯科健診は、午前中に行ったのですが、家庭での歯みがきの習慣が身についていないのか、すでに歯に汚れがついている児童が一定数見られたとのことでした。学校においても、これまで新型コロナ感染症の予防策の一つとして、給食後の歯みがきを控えさせていたのですが、今日を機に、今後は習慣づけるためにも、感染対策を講じながら、再開させていこうと思います。
さらに、安田先生は「自身の健康に関心を持たせるには、歯みがきというのは、子供にとって分かりやすく効果的」ともおっしゃっておられました。また、「その歯みがきで、どれだけの効果があるのかについては、今は分からないかもしれないけれど、35歳を超えたあたりからその差が顕著に出てくる」ともおっしゃっていました。
「歯がなくなってしまえば、これまで「おいしい」と感じて食べてきた食べ物が、食べられなくなってしまう」「たとえ長生きできたとしても、おいしいものが食べられない余生を送らせたいんですかね?」という言葉は、歯科医師ならではの重みがあり、大変印象的でした。
確かに「一回くらい歯みがきしなくたって、どうということはない」というのは、そうかもしれませんが、子供たちが自身の健康に対する関心を高め、「歯を磨かないと気持ちが悪い」と思えるくらいに習慣化させていくのは、私たち大人の責任でもあります。
先生のお話を伺いながら、私たちは、子供たちの一生を支える、大切な時代に居合わせているのだなあと感じたひとときでした。
Teeth are a treasure of a lifetime!
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5月10日 久しぶりの陸上練習(6年生)
Sixth graders practiced for the track and field meet.
今週末に行われる山武市陸上大会に向けて6年生が合同練習を行いました。週末の天気が気になるところですが、晴れ間のあるうちにと、これまでの練習で知った自分の課題点を一つ一つ確かめながら、友達と声を掛け合って練習に取り組みました。
中には、千葉県遊・友スポーツランキングちばの種目の一つである「新聞棒投げ」に挑戦する姿もありました。
陸上大会では、少しでも自分のベスト記録が出せるように、「自分がどんなことに気をつければよいか」等について、自ら考えて臨むことができるようにしたいと考えています。
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5月9日 野菜の苗を植えました(2年生)
Second graders planted vegetable seedlings.
雨が降り出す前にと、2年生が自分の植木鉢に、それぞれ自分が選んだミニトマト、ピーマン、ナスの苗を植えました。子供たちが育てる野菜の中では、ミニトマトが一番人気でした。
これから生活科の学習として育てていきますが、その過程で、観察したことを記録文に書くなどの国語科の学習にもなります。また、最後には「食べる」というゴールに向けて育てますので、食に関心を持ったり、生産者への感謝の気持ちを育てたりする食育にもつながる活動です。
野菜とともに、子供たちもどんな風に成長していくのか、楽しみです。
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5月6日 全校児童で「なかよし遠足」(さんぶの森公園)
All of the students went to "Sanbu no Mori Park" for a walking excursion!
時折、爽やかな風が吹く五月晴れの中、予定どおり全校遠足に行くことができました。
8時55分、上級生と下級生が連れ立って、学校を出発しました。目指すは、約4㎞離れたさんぶの森公園。
道で出会う地域の方々もみんな、子供たちを見守るまなざしがあたたかく、「どちらへ、お出かけですか?」「がんばって~」など、いろいろなところで笑顔で声をかけていただきながら、歩きました。
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出発してしばらくは、上級生も下級生もお互いにどこかよそよそしく、黙って歩き続けていましたが、次第に疲れが見えてきた下級生をいたわって、歩くスピードを緩めたり、立ち止まって励ましの声をかけたりしている優しい上級生の姿があちらこちらで見られました。
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いよいよさんぶの森公園の緑いっぱいの「ふれあい広場」に到着。1年生は全校の前に立ち、代表委員の子どもたちから一人一人の名前を呼ばれると、大きな声ではっきりと返事をすることができました。
実は、この日までに、代表委員の子どもたちが、入学したばかりの1年生を囲んで楽しめる会にしようと、業間休みや昼休みなどの時間を使って準備を進めてきてくれていました。
おかげでレクが終わるころには、自然に異学年間で楽しい会話が生まれるほど、打ち解けていました。
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各学年で思い思いの場所でお弁当を食べ終わると、ふれあい広場で鬼ごっこをしたり、アスレチックに挑戦したり、さらに交流を深めました。
あまりはしゃぎ過ぎたのか、帰りのバスの中では、いつの間にか寝てしまう子も(笑)。
新入生を迎えた日向小としては、初めての異学年交流の場となり、よい思い出をつくることができました。
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4月25日 1年生給食開始のその裏で…
いよいよ1年生にとって初めての給食が始まりました。
担任の先生や支援員の方々も気合を入れて(?)、安全面や衛生面に細心の注意を払いつつ、白衣の着方や配膳の仕方を指導しながら、子供たちが少しでも自分でできるように温かく見守りました。
ところで、給食中は、放送委員の子供たちが放送室に集まり、「お昼の放送」を流してくれています。
放送を聞いているだけではわかりませんが、実は、放送室に集まった子供たちは、「生放送」ですから緊張の連続です。思うように機器が操作できずに焦りを隠せない子がいるかと思えば、自分が放送原稿を読む順番を待つ間、何度も繰り返し小声で音読の練習を繰り返している子もいます。
でも、そのおかげで、子供たちが黙って食べながら、給食にまつわるクイズや給食メモなどを楽しく聞くことができ、黙食で静かな教室にささやかな潤いを与えてくれています。
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なお、毎日の給食については、山武市教育委員会のウェブサイトから写真とともに確認できますので、ご覧ください。食材の産地や給食メモなども確認できます。【参考】今日の給食