2023年1月の記事一覧
1月18日 電子黒板の使い方いろいろ
Various ways to use the electronic blackboard
4年生の教室の電子黒板に不具合が生じたため、急きょ教室を移動して授業を行っています。
4年生では、基本的に、電子黒板にはデジタル教科書等を提示し、脇に置いたホワイトボードを使って、授業を進めるスタイルをとっていますが、移動後も、引き続き同じスタイルで授業が進められています。
こうした授業スタイルの方が、電子黒板だけを使って行うよりも、子どもたちにとっても学びやすいのではないかと思うのですが、実際の習得状況はどうか、今後もさらに検証を進めていきたいと思います。
1年生では、電子黒板に算数の問題の答えを書いて、発表する姿も見られています。
電子黒板とホワイトボードの併用 |
1年生も電子黒板に書いて発表します |
1月17日 発電・蓄電に興奮⁉
Excited about power generation and storage!
6年生の理科の授業では、手回し発電機を使って、コンデンサーに蓄電し、豆電気をつけたり、ブザーを鳴らす実験に取り組んでいました。
教室に入るや否や「ここに電気がたまって、このボタンを押すと、一気にこっちに流れるんです」と、尋ねてもいないのに興奮気味に説明してくれる6年生たち。
やはり実感を伴う実験は、頭の電気も発電させるようです(笑)
1月16日② クラブ見学(3年生)
Observed Club Activities
クラブ活動は、4~6年生が行っています。
今日は、3年生が、来年度から始まるクラブ活動に備えて、見学をしました。
すでに心の中でクラブを決めている子もいれば、どれにも参加したくて決められないという子もいましたが、楽しそうにクラブ活動に取り組むお兄さんお姉さんたちの姿を、行儀よく参観していました。
バドミントンクラブ |
茶道クラブ |
1月16日① 机の運び方に見える成長
Growth visible in the way desks are carried.
掃除の時間。いつものように、それぞれの仕事分担の場所へ移動し、掃除をしています。
下学年は、「そっち持って!」などと声をかけ合いながら、2人がかりで一つの机を運びます。
上学年にもなると、当然のことのように黙って1人で一つの机を運びます。また、教室以外の掃除場所の掃除を終えて帰ってきた子どもたちも、その様子を見て、黙って手伝います。
いつもの光景で、子どもたちにとっては、それぞれ当たり前のことかもしれませんが、こうして学年をまたがってみると、小学校生活の中での子どもたちの成長を感じます。
2人で協力し合って机を運ぶ下学年 |
何も言わず黙って一人一つずつ机を運ぶ上学年 |
1月13日② ちばっ子学びの未来デザインシート
Measures to Improve Academic Achievement in Chiba Pref.
これまでの小・中学校では、国語や算数・数学の授業後に、それぞれ教科別にテストを行い、その習得状況を確認していましたし、それは現在も続いています。
しかしながら、一昨年の全国学力・学習状況調査の算数の「直角三角形の面積を求める」問題に対する正答率の低さが話題になったように、子どもたちは、教科書や練習問題の「よくある形式」を覚え、機械的に数字や公式等を当てはめていく「作業」を行うことを、「学習している」と勘違いをしているようだということが明らかになりつつあります。しかも、こうした「作業」する力をつけていったとしても、近い将来、人間には太刀打ちできないほどAIの精度がより高度になっていくことで、いずれ多くの仕事がAIにとって代わることも指摘されています。
このような時代だからこそ、子どもたちが国語科や算数・数学科、理科や社会科を通して学んだ内容が、日常生活で生きて働く力として習得されているのか、また、そもそも学校で行っている授業自体も、実生活から切り離された形で行われていないかといったことを振り返る必要があります。
こうした背景を踏まえ、今年度、千葉県教育委員会では小学校3年生~中学校2年生までの約半数15万人を対象に、「ちばっ子学びの未来デザインシート」という実証事業を行っており、本校もこれに参加しました。
教科別に行うテストではなく、これまで様々な教科等で学んできた知識や経験を総動員し、タブレット端末を使って解くという新しい形式のテストです。
本日は、3年生が行いましたが、今後、6年生まですべての児童が順次行っていく予定です。実証事業のため、問題等の詳細については控えますが、動画を使った問題など、これまでの紙媒体では考えられなかったような、タブレット端末ならではの問題もあり、まさに学びの未来を予感させる取組でした。
今回の結果を踏まえ、子どもたちの学ぶ意欲の向上や、教員の授業改善につなげていきたいと思います。