校長室から

校長室から

11月28日 校外学習で県庁へ(4年生)

 Field Trip to the Prefectual Office

4年生の校外学習として、県庁やポートタワー、千葉港に行ってきました。

県庁では、千葉県の魅力や県庁職員の仕事など、DVDやスライドを使って、子どもたちにもわかりやすく説明していただきました。

その後、19階の展望回廊からの眺望を楽しみながら、千葉市周辺の建物などの位置を確かめました。

続いて、ポートタワー近くの公園で昼食をとりました。本来ならば、その後、遊覧船に乗って千葉港周辺を見学したり、ポートタワーの最上階からの眺望を、県庁からの眺望と比べたりする予定だったのですが、強風のため、遊覧船もポートタワーのエレベーターも運転中止となってしまいました。

中止の知らせを聞いた子どもたちからは、「えーっ」と驚きと落胆の声が上がりましたが、その後の切り替えも早いのが、さすが4年生です。

公園内の小高い丘を見つけて、食後の運動とばかりに駆け上りました。ほどなくして、お弁当の敷物をもって草すべりを始める子が一人、また一人…。

最初は一人ではなかなかすべることができなかったのに、2、3人の友達が集まって敷物を引きずるようにすればスピードアップできることがわかると、あっという間に、草すべり大会が始まりました。

しまいには、担任の先生を載せて、みんなですべりおろすという暴挙に…(笑

一方で、両手に木の枝を持ってカンカンと音を鳴らす男の子たちが現れました。

強風等により、転がっていた小枝を拾って「楽器」にした子どもたちが増えてきて、いつの間にか「森の楽器隊」が結成され、お互いにリズムを合わせて「演奏」を楽しんでいました。

予定とは違う校外学習になりましたが、子どもたちのもつ創造性にも気づかされた一日となりました。

 いざ県庁の中へ!  県庁職員の仕事や千葉県の魅力を学ぶ
 県庁19階からの眺望①   県庁19階からの眺望②
 ポートタワー近くの公園で昼食  担任の先生まですべりおろす女の子たち
 楽器隊が結成された瞬間  強風により荒れる波の前で

11月27日 月例テストについて取材を受けました

 Monthly Test was interviewed by the media.

昨年、このサイト上に掲載した記事「12月19日 文科省のウェブサイトに紹介されました」の内容がきっかけとなり、このたび、本校が毎月行っている「月例テスト」について、文科省から委託された内田洋行様から取材を受けました。

本校の月例テストは、国語や算数の基礎的・基本的な力が習得されているか等を確認するためのものですが、その場で採点ができるというよさを生かして、タブレット端末を活用しています。特に、文科省が提供しているMEXCBT(メクビット)も活用しているということが注目され、今回の取材に至りました。

子どもたちが、実際に月例テストに臨むところや、その後、採点結果を踏まえて担任とともに電子黒板を使って振り返る授業場面などを撮影・インタビューされるなど、慣れないことばかりでみんな表情も動きも、どこかぎこちなく…(笑

この様子は、年明けにもネット上等に公開される予定です。お楽しみに…。

11月24日 校内授業研究

 In-school class research

若手教員の授業力向上のために、校内研究授業を行いました。

保護者参観の授業とは異なり、授業の質を高めるために、本校の中堅・ベテラン教員をはじめとする教員が集まって授業を見合う会です。

今回の校内研究授業は、6年生の体育「バスケットボール」で、子どもたちはいつものようにICT機器を活用しながら、ゲームや話し合いに意欲的に参加していました。

様々な思考ツールがある中で、今回は「Yチャート」と呼ばれるものを活用していましたが、さらにめあてを追求させていくなら、「マンダラート」を使ってはどうかといった意見交流等を重ね、より質の高い授業を成立させるための方法について検討していきます。

若手教員を授業力向上のためではありますが、実際の授業を見合うことで、子どもたちはもちろん、中堅・ベテラン教員にとっても学びのある有意義な時間となります。

思考ツールを活用してグループ別にめあてを定める

めあてを意識してゲームに臨む
ゲーム中は動画撮影
休憩時には、撮影した動画をチェックし話し合う

11月22日② いちご苗の贈呈式(高学年)

 Strawberry seeding presentation ceremony

子どもたちの大好きなイチゴ。

このたび、社会福祉協議会の方々のご厚意で、高学年の子どもたちのために、一人一鉢ずつイチゴの苗を頂戴する運びとなりました。品種は、チーバベリー(千葉県産)です。

苗がここまで大きくなるまでには、約8か月余。その間、何度も日向小に足を運んでいただき、子どもたちにイチゴを身近に感じてもらうには、どの畑に植えたらよいか等について、話し合いをしてきましたが、最終的には、一人一鉢ずつあげて育ててもらうことにしようということになりました。

「イチゴの花が咲いたら、筆で花の中を数回回して交配(受粉)を助けること」など、理科の学習にもつながる貴重な体験ができるようになります。

今後は、家庭に持ち帰った苗の成長を、タブレット端末を活用して共有していく予定です。

トラックいっぱいのイチゴの苗
イチゴの苗の育て方を学ぶ
一人一鉢ずつもらう
高学年児童による感謝の言葉

11月22日① 学区探検(2年生)

School District Exploration(2nd Graders)

2年生が7グループに分かれ、徒歩で学区探検を行いました。

〔今回、ご協力いただいた訪問先〕

・セブンイレブン山武日向店 ・コメリハード&グリーン山武店 ・美容室ちゅら

・ビューティーサロンシオン ・日向郵便局 ・JR日向駅 ・日向駐在所

途中の交通安全等のため、保護者から15名ものボランティアにも集まっていただき、秋晴れの下で楽しく行うことができました。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。子どもたちも大満足で学校に帰ってきました。

保護者の方々のご協力、ありがとうございます
ホームセンターにて

コンビニエンスストアにて

 日向駐在所にて
 日向郵便局にて  日向駅にて
 美容院にて 店内に並ぶポインセチアも見守っています

11月20日 全校マラソン、ぜっこうちょう

 All-school marathon ”Zekkouchou!"

季節外れのあたたかい日が続きます。

青空のもと、業間休みの時間には、全校児童が汗を流しながら走っています。

マラソンカードを一マス進めるごとに色を塗り、途中で担任の先生や学年の先生、教頭先生らからスタンプ等をもらって進めています。

最後は、校長先生からスタンプをもらうことになります。

今年の校長先生からのスタンプは、先日のフェスティバルの際のスタンプラリーのために作っていただいた消しゴムハンコです。似顔絵の上には、「ぜっこうちょう」の文字も(笑

ステキなハンコは、フェスティバル後も有効に活用させていただいております。ありがとうございます。

11月17日② 消防署見学(3年生)

 Tour of the fire station (3rd graders)

あいにくの大雨の中を出発した3年生でしたが、消防署を訪れて間もなく雨が上がり、あきらめていた放水訓練まで見せていただくことができました。

また、消防署内や消防車の仕組み等、詳しく教えていただく途中で、実際に救急車が出動する場面にも遭遇し、それまで楽しそうに見学していた3年生も、さすがに緊張した面持ちで出動する救急車を見送っていました。

11月17日① ICT活用の風景

 Scenes of ICT utilization

1年生の図工の時間。スポンジで作った「スキマちゃん」と「スキマくん」。子どもたちが、体育館や図書室などに行って、見つけた本と本の間などの「スキマ」に、スキマちゃんたちをちょこんとはさみ、自分のタブレット端末を使って、楽しそうに何枚も写真を撮っていました。

また、5年生の跳び箱運動では、自分が思うような技ができているかを確かめるために、タブレット端末を使っていました。この動画は、少し遅れて再生するようになっているので、子どもたちは跳び箱を跳び終えると、すぐに自分のタブレット端末で自分の動きを確認することができます。

こうした風景も、当たり前になってきました。

 スキマ見つけた!  自分のタブレット端末を使ってパシャリ
跳び箱の脇に自分のタブレット端末を置いておく
自分の技を自分の目で確かめる

11月15日 職場見学(6年生)

 Workplace visit (6th graders)

 キャリア教育の一環で、6年生が職場見学を行いました。

・さんぶの森元気館 ・さんぶの森図書館 ・日向保育園 ・日向幼稚園 ・日向郵便局

・セブンイレブン日向店 ・ランドローム山武店 ・コメリハード&グリーン山武店

・東消防署山武分署

という9か所に分かれ、それぞれ見学にとどまらず、「働く」体験をしました。

お客さんとして訪れた時には気づかなかった視点などをもつことができた点では、有意義な時間となったように思います。

ただ、今後ますますデジタル等の技術革新が進み、「子どもたちの65%は、今は存在しない仕事に就くだろう」などと予想される時代にあって、こうした体験がもつ意味を改めて考えていく必要があるとも考えています。

単に「働くって大変だな」などと振り返るだけでなく、将来の人口予測や、AI等の技術の進歩により、「人間でなければできない仕事とは何か」等を考えることも大切だと思います。

日向幼稚園で「先生」をする6年生
日向郵便局で看板づくり

幼稚園児とともにダンスをする

 スーパーで品物を並べる

11月14日 全校でマラソン練習開始

 All schools begin marathon training

すでに学級単位では、体育の時間等に始めていたマラソン練習ですが、いよいよ業間休みを長めにとって、全校マラソン練習が始まりました。

初日の今日は、突き抜けるような晴天に恵まれました。音楽に合わせて、各学年が準備運動を行い、時間になると先生も子どもたちも一斉に走り出します。

不思議なもので、みんなで走ると自分のペースを見失うようです。最初からペースを上げ過ぎて、腹痛を訴えたり、歩き始めたりする子も少なくありませんでした。

周りの誰かと比べるのではなく、自分のペースで走り続ける楽しさを味わってもらえたらと思います。