校長室から

校長室から

6月22日 八街市の先生方による授業参観

Teachers from Yachimata City came to observe a class using ICT.

八街市内のすべての小・中学校の教務主任の先生たちが、電子黒板やタブレット端末等のICT機器を使った本校の授業を見に来られました。

従来の黒板を取り払って、すべて電子黒板にして授業を行っていることに対して、皆さんが驚かれていました。また、日向小の先生たちだけでなく、子どもたちも当たり前のようにタブレット端末を使いこなしている姿に、刺激を受けた先生方もおられたようです。

一足早く取り組んでいる本校ですが、より質の高い授業を展開することができるよう、さらに研鑽を積んでいきたいと思います。

本日参観された先生からの言葉を一部ご紹介します。

・八街市にはないソフト(コラボノート、スカイメニュー等)を有効に活用されていて、とても勉強になりました。また、黒板の代わりに電子黒板を入れて授業を行うことの良さや工夫を知ることができました。社会科の授業で行われていたように、児童が各自新聞を作成し、先生が電子黒板に映しながら評価をしている様子を見て、このように活用していくことがこれからの学習には必要だと感じました。本日は誠にありがとうございました。(小学校の先生から)

・子供たちが、あたりまえのように活動している姿が印象的でした。中学校との今後のつながり、更にこの子供たちが高校生になるころまでに、それぞれが、機器も教員も変わらなければならないとあらためて考えさせられました。本日はありがとうございました。(中学校の先生から)

熱心に授業を参観する先生たち

 

 授業参観後、実際に電子黒板に触れてみる先生たち

6月21日 下校時、バスを降りた後が危ない!

Be careful after getting off the bus!

日向小では、約8割の子どもたちが、スクールバスを使って通学しています。毎日、4方面から4台のバスが学校を出入りする姿は、なかなか迫力があります。

今日は、本校で千葉県通学路推進事業の第1回実践委員会が開かれました。学校運営協議会委員長の伊藤様をはじめ同委員会から川島様、北原様、山武中学校区内の小学校の教頭、山武市教育委員会、東上総教育事務所から指導主事らが集まり、本事業の趣旨等を改めて確認しながら、活発な情報交換がなされました。

とりわけ、日頃から子供たちの登下校の様子を見守っていただいている学校運営協議会の伊藤様から、

「バスが停留所で停まるたびに、後ろからすごいスピードで追い越していく車がある。今のところ、子供たちは安全に道路を渡っているようだが、今後のことを考えると何か手を打った方がよいのではないか」

という問題提起がありました。この言葉を皮切りに、「ガードレールの内側の草が生い茂っていて危ない箇所がある」「バス停で下車してから自宅までかなりの距離がある家庭があるようだ」等、様々な情報が寄せられました。

日頃から日向小の子どもたちが、地域の方々にどれだけ見守られているかを再認識するとともに、改めてスクールバス通学ならではの注意点等が浮かび上がってきました。

特に下校時、運転手以外に大人のいないバスの中で、友達と楽しい雰囲気で語り合いながらバスを降りた際に、どれだけ気持ちを切り替えて、交通安全に気を配ることができるかという点については、今後、何らかの対策を立てなければいけないということについて再確認した会でした。

 

4台のバスが児童昇降口前に並びます

 ↑ 6月13日の下校時

 「さようなら~」4台のバスを見送る先生たち

↑ 6月13日の下校時

6月20日 今年度初の水泳学習

First time learnig to swim

気温・水温ともに良好。いよいよ令和4年度の水泳学習が本格的に始まりました。今年度初めての水泳学習は、3・4・5組から開始です。

まずは水慣れからということで、水位を低くするための台を敷いた上で、先生方から水を浴びせられる中を、歩いてみたり、浮かんでみたりする遊びを行いました。

どの子たちも、楽しく水泳学習に取り組むことができました。

 

6月17日 4年生による社会科見学(浄水場・クリーンセンター)

4th graders took a social studies field trip.

4年生と一緒に、浄水場とクリーンセンターへ社会科見学に行きました。出かける前に、

「浄水場って、どんなところだと思いますか?」

という私の問いかけに、

「蛇口がいっぱいある…?」

という「予想」を立てていた子どもも、実際に行ってみて「水をつくっているところ」という説明にうなずきながら、浄水場の仕組みについて、熱心にメモしていました。

また、クリーンセンターでは、令和15年で最終処分場が終了となる見込みであることも知り、「ごみの問題を解決するために、私ができること」について、考える場もありました。

 きれいになった水を送り出す水道管を見学  水量をコントロールするコンピュータ室も見学
 ごみを分別する方の服装を装着  みんなが乗ると何kgかな?

6月16日 3年生による社会科見学(山武市内)

Third graders took a social studies field trip.

3年生が、タブレット端末を手にして、山武市内の社会科見学に出かけました。山武市の市役所や日向駅、成東駅等を訪れ、土地の様子について分かったことを、タブレット端末を使って、新聞づくりに取り組みました。

市役所では、忙しい合間を縫って、わざわざ松下市長が子どもたちのために出迎えてくれました。また、議場では市長の席にも座らせていただくなど、貴重な体験をさせていただきました。

新聞づくりでは、以前ご紹介したコラボノートを使って、それぞれが調べて分かったことや気づいたことなどをまとめています。担任の生駒先生もパソコンを通じて、子どもたち一人一人とやり取りをしながら新聞づくりを進めています。

 あたたかく迎え入れてくださった松下市長  タブレット端末を手に取材に余念がない子供たち
 コラボノートで新聞づくり  先生とのコメントのやり取りも活発です

6月15日 県民の日

Chiba Prefectural people's Day

今日は「千葉県民の日」で、学校はお休みです。

私は、以前勤めた小学校で校長先生としてお仕えした高柳正彦先生のご案内で、山武市や東金市の史跡巡りをしました。

日向小学校の周りには、こんなにも多くの史跡があるのかと、高柳先生の説明をお聞きしながら、改めて歴史あるこの土地の奥深さを知る機会となりました。

何気なく通り過ぎてしまいそうな道路や山道のそばにひっそりと建つ石碑一つ一つに、当時の先人の思いを馳せ、充実した県民の日を過ごすことができました。

山武市内には、まだまだ多くの文化財があります。実際に行ってみて、調べてみると、山武市をもっともっと好きになることができそうです。夏休みの自由研究にぜひ!

山武市内の文化財

 長光寺について説明する高柳先生  長光寺のしだれ桜
 東金の薬王寺の彫刻も素晴らしい  ご高齢とは思えぬフットワークの軽さ!

 

6月14日③ 1年生も読書通帳に取り組んでいます

1st graders are also working on their Reading passbooks.

早くも読書通帳1冊(50冊分)を終えた5年生の女の子が校長室にやってきました。

また、1年生も友達4人で校長室に来てくれました。次々と、「日向読書の木」に花が咲いています。

校長室のドアに校長先生の所在が分かる表を作りましたので、それを確認してドアをノックする子どもたちが増えてきました。

予想以上の頑張りに、山武市立図書館に、読書通帳の追加注文をしました…。

1年生の読書通帳は、記入しやすいように大型版です

 思い思いの場所に花を咲かせていく1年生たち
 5年生は早くも大きな花を咲かせてくれました  校長室のドアには「SUNムシくん」による掲示板

6月14日② 交通安全教室(スケアード・ストレート)

Scared Straight

以前にもお知らせしましたが、千葉県の通学路推進事業として、本校は今年度、専門家による交通安全教室等を積極的に取り入れ、学校と地域が連携した安全確保の取組の実施、公開授業の実施等を行う拠点校として指定されています。山武中のほか、同じ中学校区内の睦岡小、山武北小とともに、12月14日に開催する公開研究会に向けて、実践を重ねているところです。

千葉県通学路推進事業(文部科学省事業:学校安全総合支援事業)

今日は、山武中に6年生が移動し、中学生らとともにスケアード・ストレートという交通安全教室に参加しました。

スケアード(怖がる・おびえる)という名のとおり、スマホに夢中になったまま自転車を漕ぐスタントマンが、実際の自動車に衝突するシーンなどを目の当たりにすることで、交通事故の怖さを疑似体験して学ぶ教室ですが、子どもたちはそのたびに身を縮めて、交通事故の恐ろしさや注意点等を学ぶことができました。

 軽快な司会進行に楽しんでいた子どもたちでしたが…  自動車にひかれるシーンに思わず身を縮める子どもたち

 

 

6月14日① プール開き(体育館にて)

Opening of a pool!

予定では、本日から水泳学習を開始することになっていましたが、気温ですら20℃に届かず、時折肌寒い風が吹いている状態で、水泳学習にはもう少し日を待つ必要がありそうです。

今日は、業間休みの時間を使って体育館に全校児童が集まり、体育委員会が中心となって、水泳学習での注意点などを確認し合う「プール開き」の会を開きました。

会では、体育委員による寸劇なども交えて、「プールサイドを走らない」ことなどの注意点について確認し合いました。

天気予報によれば、気温・水温が上昇するのは来週からのようです。待ち遠しいですね。

   

6月13日 救急法の研修

Before the swimming class began,the teachers conducted a first aid training session.

まだ肌寒い日が続きますが、コロナの感染状況を注視しながら、気温・水温等が条件を満たすようになれば今年度も水泳指導を行います。

これに先立ち、子どもたちが下校した後、赤十字から講師をお招きして、先生方で救急法の研修を行いました。もちろんこうした研修が実際に生かされないようにすることが第一ですが、最悪の事態を想定し、慎重かつ素早く、組織的に対応することができるようにするためには、こうした研修を行っておくことが大切です。

ほとんどの先生方にとっては、例年の研修内容ではありますが、毎年この時期に実施することで、改めて安全配慮の大切さを再確認することができる大切な時間となっています。

研修後には、実際のプールに行き、感染予防策のための通路や着替え場所等の確認を行いました。

今年も、子どもたちが安全かつ楽しく水泳学習に取り組むことができるように努めてまいります。

保護者の皆様におかれましても、日々の健康観察を確実に行うようご協力をお願いいたします。

   2人組になって、胸骨圧迫の練習を行う先生たち
 今回は胸骨圧迫を中心に行いました  実際のプールで安全確認を行う先生たち