校長室から
11月11日③ 校内研究授業(生活科)
In-School reserh class
1年生を担任している星見教諭が、校内研究授業の一環として生活科の授業を行いました。これまで子どもたちが集めてきた落ち葉や木の実などを使って、遊び道具などをつくったり、使える道具になっているか何度も試したりする姿が見られました。
最初は、紙コップとドングリをタコ糸でつないで「けん玉」をつくって遊んでいた子が、1つでは飽き足らず、糸の長さの違う「けん玉」をつくって遊んでいるうちに、紙コップを重ねて、2つのドングリを同時に入れることのできる「新・けん玉」を”発明”する姿も。
糸の長さの違いで、「けん玉」の難易度はどう変わるのか、その難易度をはかるために、何回中何回成功するのか検証してみる、といったことに気づかせていくことで、単なる遊びに見えるかもしれない活動の中に、「学び」が立ち上がってきます。
今回の校内研究授業は、若手教員の必須の研修としても位置付けており、こうした授業の見方、子どもの学びの見取り方等について、指導教員による指導も行われました。
11月11日② お話ワールド(読書ボランティア)
Reading Volunteers
絵本の読み聞かせは、学年を問わず、学習的価値の高い時間を提供します。
本校は、読書ボランティアとして「お話ワールド」の方々に、いつもお世話になっています。今日の対象学年は上学年でした。中には、絵本ではなく素話で、子どもたちに語り聞かせてくださる方もいらっしゃいます。
お話に耳を傾け、自分の頭の中で場面の様子を思い浮かべながら、登場人物を動かしていくといった想像力を養うこの時間は、短いながらも貴重な時間となっています。
11月11日① 後輩から先輩へ贈る言葉(球技部)
words from juniors to seniors
今年度の部活動の練習は、事実上、本日で最終日。
球技部では、朝練習を終える間際、4・5年生が6年生たちが練習しているところへやってきて、これまでの感謝の言葉を一人一人が述べました。
下級生たちが考えた精一杯のサプライズでしたが、むしろ4・5年生たちの方が緊張しているように見えました。それでも、一人一人がこれまで6年生に優しく声をかけてもらったことや、試合中に勝ち進んでいく先輩たちの姿にあこがれていたことなどを述べることができました。
6年生たちは、ただただ神妙な面持ちで聞き入っていました。
後輩たちから感謝の言葉を聞いたことで、改めて「終わり」を実感したのかもしれません。なんとなく寂しさも感じさせるサプライズとなりました。
11月10日 スリランカからのお客様
We had a visitor from Sri Lanka.
スリランカ日本教育文化センター事務局長でもあるミーガハテンネ・チャンダシリ僧侶をはじめ、スリランカで幼稚園の先生をされている方々が、本校にいらっしゃいました。
短い時間でしたが、各教室の授業風景をご覧いただきました。
3年生は、ホールにお客様を迎える準備を整えて、スリランカにいる動物や有名な食べ物などについて、たくさん質問しました。一つ一つ丁寧に答えてくださるたびに、驚きの声が上がりました。
また、チャンダシリ僧侶の
「スリランカには、こんなきれいな学校はありません。電子黒板どころか、椅子や机もない学校もあります。電気も通っていない学校もあります。皆さんは、とてもラッキーですよ。こんなすてきな学校で、勉強できるなんて」
という言葉には、子どもたちが驚きながらも、神妙な面持ちで耳を傾けている姿が印象的でした。
業間休みには、体育館で、幼稚園の先生たちが民族衣装に着替えて舞踊を見せてくれました。
スリランカと親交が深い山武市。
本校にも10名余のスリランカの児童が在籍しています。彼らは、日々の生活の中で、一生懸命に日本語の習得等に努めていますが、彼らを受け入れている私たちもまた、スリランカのことについて知り、お互いの生活様式や常識等の違いを楽しむことができたらと思います。
カスタネットでリズムを刻む1年生 |
ホールで質問攻めにした3年生 |
版画に挑戦する5年生 |
英語の授業中だった6年生 |
ポケトークを使って話す6年生 |
体育館で民族舞踊を鑑賞 |
11月9日 イングリッシュ・イベント
English Event
低・中・高学年別に、体育館でイングリッシュ・イベントを行いました。
低学年は、日頃お世話になっているALTのメイ先生の出身であるフィリピンについて説明を聞いた後、その内容を確かめる○×クイズにチャレンジしました。
中学年は、「外国の暮らしをのぞいてみよう」と、体育館にいるALTだけでなく、海外にいるALTともオンラインで中継して、有名な食べ物などについて英語で教えてもらいました。
高学年は、オンラインでつながった海外のALTたちに、予め練習していた「What food is famous in your country?」など、5つの質問を使い、会話を楽しみました。
ALTの説明を聞く1・2年生 |
海外のALTとオンラインで英会話をする5・6年生 |
11月8日 初の不審者対応訓練
First-ever suspicious person response training was held.
日向小学校が開校して以来、初めての不審者対応訓練を行いました。
ここでは訓練内容の詳細について触れることは控えますが、教員も子どもたちも真剣に取り組むことができました。
また、全体指導だけでなく、各学級においても学年や学級の実態に応じて、「イカのおすし」の再確認など、さらに個別の指導を行いました。
千葉県警察では、こんな動画も作成してくれているんですね。
11月7日 赤い羽根共同募金活動
Red Feather Community Chest
朝の始業前、各教室に少し緊張気味の面持ちで、代表委員の子どもたちがそれぞれ入っていきました。手には赤い羽根。
「この募金は、山武市のみんなの生活をよりよくするために使われます。ご協力をお願いします」
クラスの前に立って説明する上級生の話をしっかりと聞き、一人一人赤い羽根を受け取りました。
「困ったときはおたがいさま」この精神は、今もなおしっかりと受け継がれています。
11月4日 マラソン練習
Marathon training has started.
いつもは、休み時間になると誰かしらが読書通帳を持って校長室にやってきてくれるのですが、最近、めっきり減ったなぁと思っていたら…。あぁ、そうでした。
12月9日のマラソン大会に向けて、練習が本格的に始まっていたのでした。各教室にマラソンカードが配られ、少しでも先に進めようと、休み時間になるとグランドに出て、自分のペースで走る子どもたちが増えてきています。
11月15日からは、日課を変更して全校で持久走をする時間を設定します。8割以上の子どもたちの通学手段がバスですので、この機会に、歩く・走る機会をしっかりと確保していきたいと思います。
11月2日 芋掘り(1・2年生)
1st and 2nd grade students dug sweet potatoes.
つきぬけるような青空の下、1・2年生が、サツマイモ堀りを満喫しました。
「こんなに大きいのがとれた~」
と、歓声を上げながら、たくさん掘り出していく子どもたち。
クリスマスリースにするために、数日前からサツマイモのツルを取っていたので、短い時間でも多くのサツマイモを収穫することができました。
昨年度と同様、これを焼き芋にして食べる予定です。これらの活動すべてが、学校の敷地内で完結するなんて…。恵まれているなぁとつくづく思います。
11月1日 山武中から職場体験
Students from Sammu Junior high school came for work experience.
中学校では、キャリア教育の一環で、職場体験学習を行っています。
今回は、将来小学校の先生になりたいと考えている山武中学校の生徒が、職場体験の場として日向小に来てくれました。
山武中は、日向小の子どもたちが進学する中学校ですが、あえて今回は、日向小の出身ではない中学2年生が「先生」として、子どもたちと過ごしました。
配属された教室に入るや、算数ドリルの採点をしたり、休み時間の遊び相手になったりと、一日中、大活躍でした。
「子どもたちの話を聞こうと思っていたけれど、一度にたくさんの子どもたちが話しかけてきてどうしようかと思いました」「”先生”と呼ばれたとたん、間違ったことは言えないと思って緊張しました」など、中学生なりに学びの多い一日になったようです。
いつかは、私たちの同僚に! 楽しみです。