校長室から

校長室から

10月22日 PTA理事会にて

 PTA Board of Directors was held.

 日向小学校が統合する前、旧山武西小学校・旧日向小学校で行われていたPTA行事の一つであった「フェスティバル(仮)」は、学校内に軽食コーナーやゲームコーナーが用意され、にぎやかに行われていたと聞いています。

ただ、コロナ禍により中止されたまま統合を迎えた昨年度も、実施を見送らざるを得ない状況でした。

今年度は、11月12日の授業参観日の午後に開催するべく、様々な方法を検討を重ねてきました。しかしながら、感染症対策を講じながら以前の開催方法を再現しようとすると、旧山武西小と旧日向小の同様の行事の内容や方法も異なっていたこともあり、議論が難航しました。さらに、それだけの準備の労力に対して、子どもたちが満足できるような内容になるだろうかという考えもあり、中途半端に実施するくらいなら…と、今年度も中止となりました。

そこで、当初は、校内で子どもたちと行う予定であった部活動(球技・金管・体操)の引退試合や発表会を、フェスティバル(仮)を行う予定であった時間枠で実施することとしました。

本日開催されたPTA理事会において、フェスティバル(仮)の中止と、部活の引退試合・発表会の場になることが決定しました。

その他、現在、現金で扱っている毎月の集金を、来年度からは振込に移行する旨についても説明し、賛同を得ることができました。

本校の事務職員から、「これまでの現金での集金では、お札が汚くてATMを通らないことがあったり、おもちゃの硬貨が入っていたりしたことがあった」「振込に移行することで、各担任が、子どもたちに向き合う時間を確保することができる」といった説明を聞いて、PTA理事の方々からは、驚きの声や納得の声が聞かれました。

10月19日 部活動の朝練習

Morning practice for club activities

日が短くなってきました。放課後の部活動の練習時間も短くなり、朝練習には、より一層力が入っています。

これまで学校は、こうした子どもたちの一生懸命さに応える形で、勤務時間外であっても指導にあたってきました。おかげさまで、好成績も収めるなど、成果もしっかり残してきています。

しかしながら、年を追うごとに様々な教育課題が山積する中で、国全体として先生方の働き方も見直す時代に入り、来年度の部活動の在り方についても本校として考える必要が出てきました。

子どもたちの思いを受け止めながら、どのように働き方改革を進めていくか。しっかりと検討を重ねていきたいと思います。

10月18日 校長先生がいなくても「読書通帳」は継続します

Children turning in their reading passbooks even in the absence of the principal.

この日は、千葉県の校長が一堂に会して研究協議会を行う日で、一日学校を不在にしていました。

こういう時のために、

「せっかく読書通帳を校長室に持ってきたのに、校長先生がいなくてシールがもらえない…」

ということが起こらないように、読書通帳を置く場所をつくっていました。

翌朝、見てみると…。ちゃんと置いてありました。

10月17日 体力テスト(1・6年生)

Physical strength test (1st&6th Grade)

今回は、1年生と6年生がペアになって、体力テストを行いました。

反復横跳びなどは、1年生にとっては、日頃の動きとは異なるためか、リズムよく足を動かすにはどうしたらよいのか、なかなかわかりません。

また、上体起こしなども、腹筋をうまくつかうことができず、一回起き上がるだけでも一苦労という状況でした。

6年生たちは、こうしたかわいい姿をあたたかく見守りながら、当たり前のようにやさしく声をかけながらテストの手伝いをしてくれました。

10月14日 おそうじも上手になりました(1年生)

1st graders also clean up well

 日向小では、給食を食べ終わると、20分間の昼休みをはさんで15分間の掃除を行います。

 全校児童数223名だけでは、東京ドーム1.2個分の広さをもつ日向小を、毎日掃除をすることはできませんので、曜日や場所を選びながら、どの学年も協力し合って掃除を行っています。

 1年生も、担任の先生の指示を待つことなく、お互いに声をかけ合いながら、自分たちの教室をしっかりと掃除をすることができるようになってきました。

10月13日 租税教室(6年生)

Tax Payment Classes (6th Grade)

 6年生の教室に、山武市の課税課の職員2名を講師としてお招きして、租税教室を開きました。

 税金が、日頃通っている学校はもちろんのこと、道路や公園、消防署や警察署等をつくったり、運営したりするのに使われていることを知った子どもたち。

 授業後、職員の方の荷物を持ち、見送りに来た子どもたちからは、税金を納めることの大切さやレプリカの1億円の束を持たせてもらった喜び?の声が聞かれました。

なぜか銀行強盗?に扮して1億円を持つ子

「ありがとうございました~」と見送る子どもたち

10月12日 ロング昼休みの一コマ

Long Lunch Break

ロング昼休みには、なるべく外へ出て体を動かして遊ぼう!ということになっています。

秋らしい陽気の中、多くの子どもたちが、運動場でバレーボールやサッカー、追いかけっこなどをして遊んでいます。

読書通帳のシールをもらいに、校長室にやって来る子どもたちを待つしばらくの間、運動場で遊ぶ子どもたちを窓から見ていますと、

「あ、校長先生だ!」

と、目ざとく見つけた1年生たちが近寄ってきて、楽しそうにいろいろな話を始めます。

そのうちに、校長室にやってきた子どもたちに対応するために目を離したすきに、1年生たちが、校長室の窓に、校庭に咲いていたたんぽぽを摘んできてプレゼントしてくれました。

10月11日 体力テストで下級生をサポートする上級生

Upper graders help lower graders in a physical fitness test.

現在の小学生が行っている体力テストでは、以下の種目に取り組みます。このうち、握力・上体起こし・長座体前屈は、全年齢共通の種目となっています。

○握力
○上体起こし
○長座体前屈

・反復横とび
・20mシャトルラン
・50m走
・立ち幅跳び
・ソフトボール投げ

子どもたちは、たいてい2~3人組になって、お互いの回数を数えて記録し合うことになります。

ただ、このうち、20mシャトルラン・上体起こし・反復横跳びについては、低学年だけでは難しく、高学年がサポートしています。

写真は、20mシャトルランを行う2年生を、2人組の5年生が正確に数えている場面です。

10月5日 郡市小学校球技大会 男子優勝!

 Volleyball game,boy's champion!

さんぶの森中央体育館で行われた山武郡市小学校球技大会に、球技部の選手たちが参加しました。

東金市立鴇嶺小、東小学校、大網白里市立大網小学校、山武市立大平小学校という強豪校がそろう中、男子は見事、優勝。女子も、善戦を重ねて会場内で3位に相当するほどの戦いを見せました。

今回の大会の模様も、6月の陸上大会と同様に、Zoomを使って各教室の電子黒板や高学年のタブレット端末を通じて子どもたち同士をつないだので、チャットなどで教室からの応援の声をベンチにリアルタイムで届けることができました。

男子が優勝を決めた時のコート上での雄たけびは、そのまま教室に放映されました。コロナ禍によってこのような参加の仕方を余儀なくされましたが、形はどうあれ、感動を共有することができてほっとしています。

改めて、これまで練習を支えていただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。この勢いのまま、25日の山武市球技大会での善戦を期待したいと思います。引き続き、応援をお願いいたします。

10月4日 個別型&協働型の授業づくり

6th grade math class

写真は、ある6年生の算数の授業での一場面です。

先生の周りを囲んで、いわゆる授業を受ける子どもたちの傍らで、自分の課題に取り組む子どもたちの姿が見られました。

小学校の授業の1コマは、45分間。このうち、どれくらいの時間、それぞれの子どもたちの頭はフル活動しているのでしょうか。いくら教員が「教えている」つもりでも、肝心の子どもたちが学んでいなければ意味がありません。

子どもたちの、それぞれのわかり方や問題意識に応じて、学習の進め方はいろいろであっていいと思います。いわゆる授業っぽいことを重ねて「教えたはず」などとうそぶくよりも、毎時間、この子にとってどんな学びが成立したのだろうかと振り返りながら、反省的に一時間一時間を重ねていくことこそ、意味があるのではないかと考えています。