校長室から
10月18日 市球技大会「準決勝敗退」という財産
City volleyball game tournament ”semi-final loss" an asset
東金アリーナに、山武市内の小学校11校が集まり、市球技大会が開催されました。
緊張気味の表情で始まった試合も、1点また1点と点数を重ねるたびに、応援席から「ヒューガ!」の声援が聞こえてくると、選手たちからも次第に笑顔が見え、男女ともにいつもの調子でパスがつながっていきました。
初戦を勝ち抜き、準決勝にコマを進めた男子に対して、女子はフルセットまで戦いましたが初戦を逃し、意気消沈…かと思いきや、組み合わせの関係で、
「先生、次の試合で2セット取って勝てば、準決勝に行けるかも」
と、希望の光が。
すでに気持ちを切り替えた女子チームは、次の試合に向けていつものような明るさでウォーミングアップをこなし、準決勝への切符をかけた戦いに挑みました。
こうなると、応援席の保護者の方々の声援にも力が入ります。学年主任のリードで、「ヒューガ! ヒューガ!」と大盛り上がりしました。
おかげで、一時はダメかと思われた戦況を覆し、見事に女子も準決勝にコマを進めることができました。
ただ、準決勝では、男女ともに一進一退の攻防を繰り広げましたが、あえなく敗退。
悔しさで涙が止まらない子が続出する中、監督からの
「5年生も、この悔しさをしっかり覚えておこう。そして来年へ…」
熱い言葉に、真剣に耳を傾ける子どもたちの姿がありました。
今まで真剣に練習に取り組んできたからこその涙でした。よい試合でした。
保護者の皆様、これまでの応援ありがとうございました。
10月16日 体力テスト
Sports Test
さわやかな秋風、秋空の下、どの学年も体力テストを実施しました。
体力テストには、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン(往復持久走 )、50m走、立ち幅とび、ソフトボール投げの種目があります。
本校の子どもたちは、足腰を使う種目が弱点ですが、今年度の結果はいかに。
時間の許す限り、何度も挑戦する子どもたちが多くみられました。
反復横跳び |
ソフトボール投げ |
10月13日 ICT教育セミナーの開催
Holding ICT Education Semminars
日本のICT教育の第一人者である、東北大学大学院教授の堀田龍也先生を招いて、ICT教育セミナーを開催しました。堀田先生については、様々なメディアに出演されているほど有名な方ですが、今回、わざわざ仙台から本校のためにおいでいただくことができました。
山武市だけでなく、山武郡市内の小中学校の先生方をはじめ、約80名の方々にお集まりいただき、本校の授業を2時間分参観していただきました。
堀田先生からは、本校で展開した授業すべてについて御講評いただき、本校の教職員だけでなく、参加された先生方にとって、学び多い時間を過ごすことができました。
特に、
・親切のつもりで、何から何まで教えすぎていないか
・子どもたちがもつ力を信じ、自ら学習方法を選択し、自己解決できるような場を用意しているか
といったご指摘は、ICT機器の活用以前の、授業づくりにおいてとても大切な視点でした。
私たち教員は、子どもたちを前にして教えているようで、同時に、子どもたちの姿を通して多くを学びながら毎日の授業や教育活動を行っています。
今回のセミナーを機に、子どもたちにとって、より質の高い教育を行うことができるよう、引き続き研鑽してまいります。
授業を参観される堀田先生① |
授業を参観される堀田先生② |
堀田先生のご講演に詰めかけた先生方
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堀田先生を囲んで記念撮影「ヒューガ!」 |
10月12日 就学時健診
Children who will enter the school next year underwent a medical checkup.
毎年恒例の就学時健診を実施しました。
就学時健診とは、来年度入学する予定の子どもたちのための法律で定められた健康診断です。
心配そうに列に並ぶ子もいれば、友達と仲良く笑顔で挨拶する子など様々ですが、泣く子もなく、無事に全員、診断を終えることができました。
私からは、ご家庭に向けて、家庭で行っておいていただきたい「あいうえお」をご紹介しました。
※「お」については、「おいしくたべる」という食育に関するお話に変えました。
10月11日 「オンライン日本語教室」のオフ会
Off-line Japanese Language Classes
今年度、文科省から「リーディングDXスクール」として指定を受けていますが、授業や校務にICT機器を日常的に活用するほか、本校独自のテーマ「過疎・高齢化が進む地域におけるオンライン日本語教室の可能性」を掲げ、千葉大学国際教養学部と連携を図り、実践的に試行錯誤しているところです。
具体的には、毎週水曜日の3・4時間目、各クラスに在籍する外国にルーツを持つ児童のうち、日本語指導を必要とする子どもたちを日本語教室に集め、千葉市の大学生とオンラインでつながり、日本語に親しむ活動に取り組んでいます。
今回は、新しく10名ほどの学生が加わりましたので、自己紹介も兼ねて大学生たちに来校してもらい、直接の対話を楽しみました。お互いにすぐに打ち解け合い、笑顔があふれる時間となりました。
こうした直接交流の経験が、今後のオンライン上での対話的な学びに役立っていくものと期待しています。