校長室から

校長室から

6月4日 やさしさ集会

 児童会の代表委員会の児童が「日向小を安心安全な学校にしよう!」というねらいをもって、「やさしさ集会」を開きました。

 最初に千葉県教育員会から出ている「いじめ0宣言」を全員で読み、次に各学年で考えたスローガンを発表しました。1年生は「なかよしで元気な挨拶うれしいな」、2年生は「挨拶で心はぽかぽか毎日笑顔」、3年生は「スマイルがみんなの仲よし合言葉」、4年生は「39(サンキュー)で優しさふえる日向小」、5年生は「5年生 一人一人 思いやり」、6年生は「悪口は言わない 聞かない 広げない  一人一人が責任者」です。どの学年もみんなでよく話し合い、素敵なスローガンを考えました。早速、今日から実行していきます。

 その後、「やってよいこと、悪いこと」、「言ってよいこと、悪いこと」を〇✖クイズを通してみんなで考えました。もし困ったときには、友達や先生、おうちの人に相談することも確認しました。

 集会の最後には、素晴らしいゲストが登場しました。その名も「日向小やさしさレンジャー」です。挨拶の赤レンジャー、思いやりの青レンジャー、スマイルの黄レンジャー、優しさの緑レンジャー、フワフワの桃レンジャー、幸せの白レンジャー、そして、安心の紫レンジャーです。7色のやさしさレンジャーがみんなの心と心に虹の橋を架けてくれました。

 いじめ0宣言とスローガンを守り、みんなの笑顔と優しさがあふれる日向小学校にしていきましょう。

5月28日 芋苗植え

 青空の下、芋苗植えを行いました。事前に学校のご近所にお住まいの三角さんが畑を耕してくださり、その後、畑に肥料をまいて、畝を作ってくださった伊藤和さんと渡邉聰さんにお芋の先生としてお越しいただきました。

 お芋の先生から、サツマイモは根っこにできることやサツマイモの花は朝顔に似ていることなどをお教えていただきました。子ども達からの質問にお答えいただいた後、芋苗植えにうつりました。今年は紅あずま、紅はるか、紫芋の3種類を植えました。子ども達は教えていただいたように、1本の苗を土に植えて、抜けないように上からぎゅっと押さえ、苗の周りに土を置きました。

 夏の間に大きく育ったお芋を、秋に収穫します。今からどのようなお芋に成長するかがとても楽しみです。地域の皆様には、日ごろから本校の子ども達のためにご支援・ご協力をいただき、ありがとうございます。

5月24日 運動会

 天候が心配された運動会でしたが、子ども達の思いが届いたのか、無事に開催することができました。今年のスローガンは「あきらめず 赤白ともに 全力で」です。一人ひとりが運動会で何をあきらめずに全力で頑張るのかという目標を持ち、臨みました。

 どの子ども達も大きな声で応援したり、力を合わせて大玉を転がしたり、綱引きをしたりしました。個人走では、ゴールを目指して一生懸命に走る姿に、表現では下学年・上学年らしいダンスに胸が熱くなりました。また、上学年はそれぞれの係の仕事に責任をもって活躍しました。勝敗は昨年に引き続き紅組の勝利でしたが、白組の子ども達が大きな拍手を送る姿は立派でした。

 今年度も保護者サポーターの皆様が、駐車場担当、広報担当、用具担当などを進んで行ってくださいました。また、後片付けの際には、多くの保護者の方々にたくさんのテントを解体していただいたり、机や椅子、カラーコーンなどを片付けていただいたりました。おかげさまで、一年間で重要な学校行事の一つである運動会を保護者や地域の皆様のお力を借りて、最後まで行ことができました。誠にありがとうございました。

 

5月21日 運動会予行&草取り

 24日の運動会に向けて、予行を行いました。開会式から閉会式まで一通りのプログラムを行いました。1年生の「はじめの言葉」で開会式が始まり、その後、準備運動を兼ねて「ワンツーサンム」を踊りました。応援合戦では、甲乙つけがたい程、グラウンドに紅組と白組の声が響きわたり、子ども達の勢いを感じました。

 各学年、各係共にプログラムの流れを確認できましたので、予行の反省を活かして、当日の運動会を迎えたいと思います。どうぞ子ども達の活躍を楽しみにしていてください。

 

 17日の奉仕作業が中止になったことから、運動会の予行・本番に向けて、月曜日の業間休みにグラウンドの草取りを行いました。学年ごとに決められた場所を一生懸命に草取りしました。今回は時間が限られていたことから、子ども達が走る走路を中心に行いました。

 次回、奉仕作業を行う際には、保護者の皆様方にお声かけさせていただきますので、グラウンドの他の場所につきましても、ご協力いただけましたら幸いです。よろしくお願いします。

5月13日 交通安全教室

 道路や横断歩道の安全な歩き方や自転車の乗り方について学ぶと共に、安全に対する意識を高めるために交通安全教室を行いました。1~3年生は安全な歩き方を、4~6年生は安全な自転車の乗り方を、警察、交通安全協会、市役所の方々にご指導いただきました。

 はじめに、交通ルールについて確認をし、正しい歩き方や正しい自転車の乗り方についてパネルを使って教えていただきました。その後、前日に先生方が作った模擬道路に信号機を設置して、交差点の渡り方や信号機がない道路の渡り方、車が停まっていた時の安全確認の仕方などについて実践しました。

 普段、何気なく歩いたり、自転車に乗ったりしている子ども達も、改めて安全について学び、体験することで、安全意識を高めることができました。常に「命は1つ」「自分の命は自分で守る」という思いをもって、安全に気を付けて道路を歩いたり、横断歩道を渡ったりして欲しいと思います。

 なお、学校運営協議会から発足した安全検討委員会からお手紙を配付させていただきましたように、保護者の皆様方のご理解、ご協力を賜り、児童の登下校の見守りをお願いできましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

 

 

5月7日 縦割り活動①

 今年度から1~6年生による縦割り活動を行います。この活動のねらいは、異学年の児童同士の交流を通して、子ども達の社会性や思いやりの心を育成することにあります。上学年はリーダーシップを発揮し、責任をもって優しく下学年をサポートしたり、下学年は上学年を敬いながら、コミュニケーションの力などを身につけたりしていきます。

 第1回目の今回はロング昼休みに班編成を行いました。1班は15~18名程のメンバーで構成され、全部で12班できました。班ごとに車座になって、自己紹介をしていきました。6年生のリーダーが「学年、自分の名前、好きな食べ物を紹介しよう」と声をかけ、一人一人が発表するごとに大きな拍手が沸き起こっていました。

 これから一年間、異学年で仲よく活動して、一人一人が成長していく姿が楽しみです。

5月2日 1年生歓迎会

 さんむの森公園で行う予定だった1年生歓迎会が、雨のため体育館での開催となりました。子どもたちは、さんむの森公園までの遠足を楽しみにしていたので、はじめは残念そうでしたが、歓迎会が進むにつれて、笑顔がたくさん見られるようになりました。

 代表委員児童による司会進行で、全員で校歌を歌い、6年生代表児童による歓迎の言葉の後、1年生が一人ひとり紹介されました。一人ずつ名前が呼ばれると、緊張しながらも大きな声で「はいっ!」と返事ができました。

 その後は、全校レクを行いました。はじめは「○×クイズ」です。例えば、「日向小学校の校歌の中に『日向』と言う言葉は3回出てくる。」答えは「×」です。よく見ると、5回出てきます。誠によく考えられたクイズです。

 次に「魚釣りに行こうよ!」です。一昔前までは「猛獣狩りに行こうよ!」でしたが、動物愛護の観点から、子ども達が「魚釣り」と工夫したようです。

 最後のレクは「パチパチリレー」です。全校で1つの円を作り、最初の児童から手を叩いて座り、最後の児童まで何秒かかるかを計測するゲームです。初めてだったこともあり、1回目は1分18秒。2回目はなんと38秒! ものすごい記録更新です。すると「アンコール」の声が上がり、3回目を行うこととなりました。すると、今度は23秒! さらに記録を更新しました。みんなが協力して達成した大記録に大喜びでした。

 歓迎会の最後は、2年生から朝顔の種のプレゼントをもらい、その後、体育館や武道場でお弁当を食べました。今年度は雨で遠足は中止となりましたが、1年生歓迎会を通して、全校児童みんなで楽しい時間を過ごすことができました。

4月25日 外遊び

 新緑がきれいな中、昼休みには子ども達の声がグラウンドに響いています。今年もすこやかな子を目指し、外遊びの励行を行っていきます。特に、本校は、約9割の児童がバス通学をしていることから、体力向上に向けて、体育科の学習と共に外遊びが重要と考えます。

 外遊びから得られる良い点として、体を動かして丈夫な体を作ったり、安全に気をつけて遊んだり、また、集団で遊ぶことで遊びのルールを守る、誰とでも仲よく遊ぶ、もしトラブルが起きたらみんなで話し合って解決するなどの社会性も養われます。

 「よく遊び よく学べ」の通り、めりはりをつけて学校で思いっきり遊ぶ時間を大切にしていきたいと思います。

4月18日 授業参観

 今年度初めての授業参観を行いました。保護者の皆様にとって、進級した子どもたちの様子をご覧いただくことは少し心配でもあり、楽しみでもあったかと思います。授業を通しての学級担任とのやり取りや友達とのやり取りから、学習に前向きな子ども達の姿をご参観ただけたことと思います。

 総会では、今年度のPTA活動へのご承認をいただくと共に新旧役員の交代がありました。旧役員の皆様、一年間ありがとうございました。新役員の皆様におかれましては、引き続きよろしくお願い致します。その後の校長の話の中で、昨年に引き続き今年度も隂山英男先生にご指導いただきながら学力向上を目指すことをお伝えさせていただきました。「日向小の児童はもっと伸びる」と保護者の皆様と共に共有して参りたいと思います。

 学級懇談会では、担任紹介をはじめ、今年1年間の教育活動について説明させていただきました。おおよその見通しをもっていただき、様々な活動にご協力をいただけますと幸いです。

 その後の引き渡し訓練では、メール配信した内容を確認していただき、教室でお子さんを引き渡しました。なお、実際の引き渡しにつきましては「市内に震度5強以上の地震が観測されたとき」等の基準があります。学校から配信されるお手紙をご確認ください。

 

4月11日 入学式

 雨が心配されましたが、桜の咲き誇る中、33名の新入生を迎えて入学式を行うことができました。山武市教育委員会や市議会議員の皆様、学校運営協議会やPTAの方々など、たくさんのご来賓に見守られながら、全校児童が出席して一年生を迎えられたことをとても嬉しく思います。

 担任による呼名の際は、緊張しながら一人ひとりが大きな声で「はい!」という返事をした後、後ろを振り返り、おうちの方や上級生にお顔を見せることができました。その後、校長式辞、教育委員会挨拶、来賓祝辞に続き、6年生の代表児童によるお祝いの言葉、2~6年生の合唱による「校歌」のプレゼントがありました。一年生はしっかりと耳を傾けて、聞いていました。

 本日で219名の日向っ子が勢ぞろいしました。一人ひとりのよさや可能性を伸ばせるように教職員一同尽力してまいります。よろしくお願いいたします。

 

4月9日 全校一斉漢字テスト

 今年度も学力向上に向けて、教育アドバイザーの隂山英男先生からご指導をいただきながら、子ども達の学習指導に当たっていきます。本日は、春休み前に予告していた全校一斉漢字テストを行いました。子ども達は、緊張の面持ちで2~3月の漢字学習で使った練習プリントと全く同じ問題のプリントに取り組みました。

 練習の成果を発揮してスラスラと書ける児童もいれば、鉛筆が止まってしまう児童もいました。問題を見て5秒で思い出せなければ、次の問題に行くように指導されていることから、空白が多くて不安になっていた児童もいたようです。

 今月は、漢字学習強化月間として、書けなかった漢字や苦手な漢字の練習に取り組み、今月下旬に再度テストを行います。

 同時進行で、算数科の学習にも力を入れていきます。まず、今年度学習する算数科の内容について見通しをもつために予習します。その後、基本的な予備知識が頭に入った状態で、1単元ずつ学習を進めていきます。そうすることで、理解が深まると共に、繰り返し学ぶことで、定着を図っていくねらいがあります。

4月8日(火) 着任式・始業式

 校庭の桜が満開に咲き誇り、子ども達の進級を喜んでいるかのようです。いよいよ令和7年度が 始まりました。新しい教室に入った後、子ども達は体育館に向かい、新しく来られた先生方を迎える着任式と始業式を行いました。

 着任式では、教頭先生をはじめ総勢13名の教職員が紹介された後、6年生の代表児童による歓迎の言葉がありました。日向小の良いところをたくさん伝えた後、「僕たちに何でも聞いてください」と頼もしい言葉がありました。

 始業式では、みんなで目指す「夢中を楽しみ、みんなの笑顔があふれる学校」にするためには、「心も体も安心・安全な学校」であることと、「よく学び、よく遊ぶ学校」であることを伝えました。そのために必要な約束や頑張ることも話しました。

 始業式の後は、いよいよ子どもたちが待っていた担任発表です。担任が一人ずつ発表されると体育館中に大きな拍手が沸き起こりました。今年度は40名の教職員で子ども達の健やかな成長に向けて、指導や支援にあたっていきます。今年度もどうぞよろしくお願いします。

 

 

3月26日 春休みの宿題

春休みの宿題

Spring Break Homework

  「春休みに宿題?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、4月から始まる学年の漢字プリントを春休みの宿題として出しました。実は、2月の学力テスト終了後から、約1か月間集中して、次の学年で習う漢字の学習を進めてきました。春休み中には、1か月間で習った漢字を、プリントを用いて繰り返し練習して習熟を図って欲しいと思います。そして、4月8日の始業式の次の日に、全く同じプリントを用いて全校一斉漢字テストを行います。

 この方式は、冬休み明けに行った全校一斉漢字テストと同じです。12月中に自分の学年の全漢字を、プリントを用いて繰り返し練習し、冬休み明けに同じプリントでテストをしました。その時の全校児童の習得率は85%でした。

 4月が始まる時に、その学年の漢字を全部習っているということは、どの教科の教科書も読めて、内容理解に時間をかけられるメリットがあります。なお、4月9日に100点を取れなくても心配はいりません。まだ、その学年が始まったばかりなのですから、焦る必要は全くありません!

  次年度の漢字を前年度末に学習する方法は、本校の教育アドバイザーとして児童や教員にご指導くださっている隂山英男先生のご指導のもとで行っています。

 3月6日の隂山英男先生の講演会の中でも、子ども達の学力向上のために、保護者や地域の方に向けて様々なご示唆をいただきました。子ども達のやる気と集中力を高め、人生の選択肢が広がるような教育活動を来年度も行っていきます。ご理解ご協力のほど、よろしくお願いします。

3月25日 修了式

修了式と離任式

Closing Ceremony & Farewell Ceremony

 1年生~5年生までの児童が体育館に会し、令和6年度の修了式を行いました。この一年間を振り返ると、どの児童も大きな成長を遂げました。それぞれの学年において、できなかったことができるようになったこと、得意なことをさらに伸ばしたこと、友達と協力することで達成できたことなど、どの児童も頑張ってきました。

 それぞれの教育活動において、一人一人が頑張ってきた過程を通して、自信をつけ、自己肯定感がアップしたことを力として、来年度に希望と期待を持って進級してくれることを願っています。

  修了式の後には、離任式を行いました。今年度末に転退職される先生方は教頭先生をはじめ9名です。どの先生方も日向小の子ども達のためにたくさん尽くしてくださいました。そのような先生方とお別れすることは大変悲しく、寂しい思いでいっぱいです。子ども達からも残念がる声が上がり、涙を流す児童もいました。

 転退職される先生方におかれましては、ご健康に留意され、今後のご活躍をお祈り申し上げます。保護者の皆様や地域の皆様方にお支えいただきましたことを、転退職職員に代わりまして御礼申し上げます。

 

3月21日 ゲストティーチャー来校

ゲストティーチャー来校

Guest Teacher Visits 

  多和田真希さんというFTMの方をお迎えして、「コミュニケーション×想像=世界が広がる」という授業を4年生を対象に行っていただきました。

 多和田さんは生まれてから高校生まで女性として生きてきました。しかし、大学生の頃に性別違和を感じ、その後、男性という性を選び、現在、2児のパパとして生活しています。その様子をFMTパパとしてYouTube発信しながら、ピラティスインストラクターとして働いていらっしゃいます。

 男性として生きてくことを決めてから周囲の理解を得るまでに大変な苦労をしてきたことや、ネットの心無い書き込みに大変傷ついてきたことについてお話しくださいました。このことを通して、多和田さんは何気なく発した言葉が相手を傷つけることや、相手とのコミュニケーションを取ることで相手への理解が深まることなどについて、子ども達にわかりやすく伝えてくださいました。そして、今日から相手のバックグラウンドに思いを馳せて、相手を思いやりながら言葉を交わすことで、自分自身の世界をさらに広げることができることについて教えてくださいました。

 子ども達からは「最初はただ男の人と思っていたけれど、これまでにすごい努力があって今を生きていることが分かりました。」という多和田さんの背景を想像し、敬う発言がありました。これから生活していく中で、自分の発する言葉の重みを考え、相手を思いやる気持ちを持てるようになってくれることと思います。

 

 

3月19日 卒業式

卒業式

Graduation Ceremony

 令和6年度の卒業証書授与式を行いました。今年度の卒業生は27名。開校以来4回目の卒業式で166名の卒業生を送り出したことになります。

 当日は、御来賓の方々や多くの保護者の皆様の御臨席を賜り、厳かな中にも心温まる式を行うことができました。特に、証書授与では、卒業生の凛とした佇まいに大きな成長を感じ、すでに中学生の雰囲気を思わせる子ども達の姿に胸が熱くなりました。

 在校生からは代表児童による「これまでお世話になりました。卒業生のあとをしっかり引き継ぎます。中学校へ行っても頑張ってください」という送辞と共に、在校生全員による歌「大空が迎える朝」が送られました。在校生の心のこもった歌声は体育館中に響き渡り、卒業生の心に届いたことと思います。

 最後は、卒業生代表児童が6年間の思い出やこれまでの感謝、中学校へ向けての抱負を答辞として堂々と述べ、卒業生全員で体育館に一堂に会す人たちへ歌を送りました。一所懸命に歌う一人一人の顔を見ていると自然と涙があふれてきました。

 卒業生には、自分の無限の可能性を信じ、努力を重ね、たくましく自分の人生を切り拓いて行って欲しいと思います。

3月17日 スリランカの女優さん来校

スリランカの女優さん来校

Sri Lankan actress visits Hyuga Elementary School

    本校のスリランカの子供たちの支援に当たってくださっているサジー先生のご紹介で、スリランカで有名な女優であり歌手でもあるラトナー ラーラニ(Rathna Lalani)さんにご来校いただきました。

 ラトナーさんはスリランカの衣装を身にまとい、2年生の子ども達に歌を披露してくださったり、楽器でリズム打ちをさせてくださったりしました。一番子ども達が喜んだのは、輪になって「だんごむし」という歌を歌いながら踊ったことです。

 本校にはスリランカの子ども達が多く通っているので、お友達の国の文化を知る機会となりました。また、改めて、スリランカの子ども達が母語と共に英語、日本語を話せることにも尊敬の念が生まれました。

 スリランカでラトナー ラーラニさんは、7:30~13:30は学校で音楽や演劇の先生としてご指導なさり、13:30以降は女優さんや歌手としてご活躍なさっています。ちなみに、現在スリランカのドラマ「パータクルッロー(Paatakurullo)」というドラマにご出演なさっています。

3月6日 6年生を送る会

6年生を送る会

The 6th Grade Farewell Party

 お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝える会を行いました。これまで学校のために、下級生のために頑張ってきてくれた6年生に在校生は自分たちの気持ちを届けようと、練習を重ねてきました。

 各学年の発表では、日向っ子みんなが自分の命をきらきらと輝かせながら、6年生に感謝の気持ちを合唱、合奏、劇、呼びかけなどで表現していました。また、見ていた人みんなが頑張る姿に大きな拍手を送っていました。特に、6年生は誰よりも大きな拍手を送ってくれました。これは相手の頑張りを認め、その人の存在を大切に思っている姿そのものです。

 6年生のみなさんには、在校生に向けて劇の中で見せてくれたように、将来の自分に向かって困難な事があっても自分らしく歩んで欲しいと思います。下級生も先生方もおうちの方も地域の方も応援しています。

2月28日 6年生を送る会の練習

6年生を送る会の練習

Rehearsal for The 6th Grade Farewell Party

  3月6日(木)に行われる6年生を送る会に向けて、お世話になった6年生に感謝の気持ちを届けようと、どの学年も合唱や合奏の練習をしています。合唱や合奏、呼びかけなどを通して、一人一人が自分自身の役割を果たしたり、友達と協力して発表を作り上げたりすることで、自信を深め、自己肯定感も向上していきます。特に、5年生は当日の運営を担っていることから、6年生を送る会を成功させようと、クラスみんなで声を掛け合いながら準備を進めています。

 当日は一年間の学習成果の発表の場でもあることから、成長した子供たちの様子をご覧いただけると幸いです。

 なお、6年生を送る会は9:00~11:00、その後、全国的に有名な教育アドバイザーの隂山英男先生をお迎えして講演会「常識を破って子供を伸ばそう」を予定しております。是非、ご参加ください。

 

2月21日 漢字集中速習学習

漢字集中速習学習

Kanji Intensive Quick Study

 学力検査が終わり、あと1か月で子ども達は進級します。この1か月間を、来年度に備えて充実した学びの時間にするために、次学年の新出漢字を授業で行うこととしました。これは教育アドバイザーの隂山英男先生から直接ご指導を受けた教育実践です。(1月21日の校長室からを参照)

 子供たちの「えっ!新しい漢字?」「やってみたーい!」という驚きとやる気の言葉が各クラスから聞こえてきました。学び方は、時間をかけて丁寧に指導して授業を進めるのではなく、「集中速習」と言うくらいスピード感をもってテンポよく、短い時間でどんどん進めていきます。

 最初、その速さに戸惑っていた子供たちも、だんだんスピードやテンポに慣れてくると、どの子も集中してドリルに取り組み始めました。はじめに例文を音読し、その中にある新出漢字の書き順を習って指書きし、その後3回さっと「鉛筆シャープ」という文具を使って練習。再度、例文に戻り、新出漢字のみをなぞり書きして、テストです。

 これまでのゆっくり丁寧な指導によって受け身だった姿勢から、スピードとテンポにより、子ども達が学びに対して主体的になり、「できない」「わからない」という思いを持つことなく、自ら学ぼうという姿勢に変化していきます。4月の初めには、その学年の漢字をざっと読み書きできることで、教科書をスラスラ読めて、学習へのモチベーションが上がることを期待しています。