校長室から

校長室から

11月12日 授業参観(午前)&部活動発表会(午後)

Class visit and club activity presentation

小春日和に恵まれ、新・日向小学校が開校して初めて人数制限をしない授業参観を開催しました。そのためか、これまでのオープンスクールとは異なり、多くの方々においでいただきました。

午前中は、2時間目と3時間目の授業を公開しました。どのクラスも、いずれか一時間は道徳の授業を展開するということで行いました。スマホ等の使い方に関する情報モラルについて扱ったり、自己肯定感の向上につながるような授業を行ったりするなど、各学年・学級の実情に応じた道徳の授業が行われました。多くの学級で、タブレット端末を用いて、自分の考えを発表する姿が見られました。

また、この機会に、本校の通学路の危険個所について記入してもらうコーナーを用意しました。大きく拡大した地図に、多くの方々から貴重な情報を寄せていただきました。これらの情報については、本校内で共通理解を図るだけでなく、必要に応じて、警察等の関係機関にも周知していく予定です。

午後は、部活動の発表会を行いました。特に金管部は、コロナ禍による影響で、今年度も音楽発表会が中止となり、練習してきた成果を披露する場がありませんでしたので、今回が最初で最後の大舞台となりました。

部活動発表会のしめくくりは、球技部VS教員チームの試合で、大いに盛り上がりました。私も夢中になって試合に出場したために写真がありませんが(笑)、代わりに終了後の保護者アンケートの一部を紹介させていただきます。ありがとうございました。

◆保護者アンケートから◆

◎最高過ぎでした!!子供はもちろん、バレーの試合では先生達の本気になる姿も最高でした。コロナ禍で暗くなりがちですが、あんなに楽しく、先生、子供、保護者が皆で楽しめるイベントを考えてくださって本当に感謝です。あんなに楽しい学校に子供を通わせられて幸せです(笑)

◎今日の様な部活動の発表などの場がある事は大変良いと思いました。今後も継続して欲しいです。

◎生徒の皆さん、とても楽しそうに演技や演奏などに取り組んでて部活動に参加させてよかったなぁと思いました。

◎子どもたちの頑張りの成果を発表する場を設けていただいたことがよかったと思います。下学年の参加も、お兄さんお姉さんの演技や演奏を見ることができ、貴重な経験になったと思います。

自分の意見をタイピングで発表

自分と友達との考えの違いを可視化

保護者と共に学区探検の計画立案

通学路の危険個所を記入

体操部による演技

金管部による最初で最後の発表

11月11日③ 校内研究授業(生活科)

 In-School reserh class

1年生を担任している星見教諭が、校内研究授業の一環として生活科の授業を行いました。これまで子どもたちが集めてきた落ち葉や木の実などを使って、遊び道具などをつくったり、使える道具になっているか何度も試したりする姿が見られました。

最初は、紙コップとドングリをタコ糸でつないで「けん玉」をつくって遊んでいた子が、1つでは飽き足らず、糸の長さの違う「けん玉」をつくって遊んでいるうちに、紙コップを重ねて、2つのドングリを同時に入れることのできる「新・けん玉」を”発明”する姿も。

糸の長さの違いで、「けん玉」の難易度はどう変わるのか、その難易度をはかるために、何回中何回成功するのか検証してみる、といったことに気づかせていくことで、単なる遊びに見えるかもしれない活動の中に、「学び」が立ち上がってきます。

今回の校内研究授業は、若手教員の必須の研修としても位置付けており、こうした授業の見方、子どもの学びの見取り方等について、指導教員による指導も行われました。

11月11日② お話ワールド(読書ボランティア)

 Reading Volunteers

絵本の読み聞かせは、学年を問わず、学習的価値の高い時間を提供します。

本校は、読書ボランティアとして「お話ワールド」の方々に、いつもお世話になっています。今日の対象学年は上学年でした。中には、絵本ではなく素話で、子どもたちに語り聞かせてくださる方もいらっしゃいます。

お話に耳を傾け、自分の頭の中で場面の様子を思い浮かべながら、登場人物を動かしていくといった想像力を養うこの時間は、短いながらも貴重な時間となっています。 

11月11日① 後輩から先輩へ贈る言葉(球技部)

 words from juniors to seniors

今年度の部活動の練習は、事実上、本日で最終日。

球技部では、朝練習を終える間際、4・5年生が6年生たちが練習しているところへやってきて、これまでの感謝の言葉を一人一人が述べました。

下級生たちが考えた精一杯のサプライズでしたが、むしろ4・5年生たちの方が緊張しているように見えました。それでも、一人一人がこれまで6年生に優しく声をかけてもらったことや、試合中に勝ち進んでいく先輩たちの姿にあこがれていたことなどを述べることができました。

6年生たちは、ただただ神妙な面持ちで聞き入っていました。

後輩たちから感謝の言葉を聞いたことで、改めて「終わり」を実感したのかもしれません。なんとなく寂しさも感じさせるサプライズとなりました。

11月10日 スリランカからのお客様

 We had a visitor from Sri Lanka.

スリランカ日本教育文化センター事務局長でもあるミーガハテンネ・チャンダシリ僧侶をはじめ、スリランカで幼稚園の先生をされている方々が、本校にいらっしゃいました。

短い時間でしたが、各教室の授業風景をご覧いただきました。

3年生は、ホールにお客様を迎える準備を整えて、スリランカにいる動物や有名な食べ物などについて、たくさん質問しました。一つ一つ丁寧に答えてくださるたびに、驚きの声が上がりました。

また、チャンダシリ僧侶の

「スリランカには、こんなきれいな学校はありません。電子黒板どころか、椅子や机もない学校もあります。電気も通っていない学校もあります。皆さんは、とてもラッキーですよ。こんなすてきな学校で、勉強できるなんて」

という言葉には、子どもたちが驚きながらも、神妙な面持ちで耳を傾けている姿が印象的でした。

業間休みには、体育館で、幼稚園の先生たちが民族衣装に着替えて舞踊を見せてくれました。

 

スリランカと親交が深い山武市。

本校にも10名余のスリランカの児童が在籍しています。彼らは、日々の生活の中で、一生懸命に日本語の習得等に努めていますが、彼らを受け入れている私たちもまた、スリランカのことについて知り、お互いの生活様式や常識等の違いを楽しむことができたらと思います。

カスタネットでリズムを刻む1年生

ホールで質問攻めにした3年生

版画に挑戦する5年生

英語の授業中だった6年生

ポケトークを使って話す6年生

体育館で民族舞踊を鑑賞