校長室から

校長室から

2月14日 学校運営協議会

学校運営協議会

Community School

 第3回学校運営協議会を開催しました。学校運営協議会はコミュニティスクールと言われ、学校と地域が一体となって、特色ある学校づくりを進めていきます。

 今回は、コミュニティスクールから立ち上げた安全検討委員会の進捗状況について、最近の教育活動について、学校評価について、来年度の学校経営に関する承認等について話し合いました。

 安全検討委員会については、児童の登下校の安全確保のために発足した委員会です。実際に、保護者アンケートから登校時に危険度が高いと思われる4つのバス停において、2月10日~14日まで保護者ボランティアの方に安全確保のために立っていただきました。今後はその結果をもとに、どのように登下校の安全を確保していくかを検討していきます。

 来年度の学校経営については、学校評価などから見えた成果と課題を踏まえ、「夢中を楽しみ、みんなの笑顔あふれる学校」を目指していきます。

2月13日 教員研修

教員研修

Teacher Traning

  千葉大学教育学部の松井聰教授をお迎えして、教員研修を行いました。本校の児童の課題でもある「自分の考えを自分の言葉で表現する」ためにどのような方法で行うと効果的かというねらいのもと、主体的に仲間と学ぶ方法「一人から始まる4人組の活動」をお教えいただきました。これは、松井先生が長年実践されてきた手法で、小学生から大人まで有効活用できます。

 はじめに4人組になった後、あるテーマについて、しっかり時間を取って自分の考えをメモします。次に、一人ずつその考えを発表します。ここまでは、どこの教室でも見られる光景ですが、ここから松井先生は、1対1で感想を伝え合うと共に、同時に聞き合いをさせます。これを3回行うことで、全ての人に自分の考えを伝え、相手から感想を聞き、相手に対する自分の感想を伝えることができます。最後はグータッチをして終了です。ここで大切な事は、仲間の考えを主体的に聞き、否定しないことです。

 この手法を用いることで、児童みんなが安心して自分の考えを自分の言葉で表現できるようになれることと思います。

2月7日 保幼小交流会

保幼小交流会

Exchange Meeting with Kindergarten

 日向小学校にかわいいお客様がいらっしゃいました。それは、来年度、本校に入学する日向幼稚園と日向保育園のお友達です。生活科の学習で1年生が、幼稚園と保育園のお友達を迎えて交流会を行いました。お迎えするにあたり、靴箱に花の装飾をしたり、交流会の準備をしたりして、今日を楽しみにしていた1年生です。

 交流会では、3つの班に分かれ、1年生の教室をはじめ、職員室や音楽室、図書室などを案内し、それぞれの部屋の特徴を紹介ました。職員室を紹介した1年生は「ここは職員室です。先生方がお仕事をする部屋です。」と堂々と説明していました。

 学校の中を案内した後は、校歌のプレゼントです。1年生は元気な声で上手に歌うことができました。その歌声に幼稚園生と保育園生からたくさんの拍手をもらいました。

 今から、新しいお友達の入学が楽しみです。

1月30日 調理実習

調理実習

Cooking Lessons

 5年生が家庭科の学習でご飯とみそ汁を作りました。この学習のねらいは、①炊飯の仕方を理解し、ご飯が炊けること、②和食の基本となる出汁や、みそ汁の調理の仕方を理解し、みそ汁を作ることができることです。

 みそ汁については、煮干しでだしを取り、味噌の種類は、赤味噌・白味噌・合わせ味噌等から班で選択し、大根とねぎと油揚げの入ったみそ汁を作りました。

 ご飯は、お米を洗い、しっかり給水させてから火をつけて、透明な鍋の中でお米が炊けていく様子を観察しました。

 家庭科室においしそうな香りが漂い始めると、子供たちは「早く食べたい~!」と口々に言っていました。ご飯とみそ汁が出来上がると、教室で盛り付けをし、班ごとに食べました。

 自分たちが作ったご飯とみそ汁をおいしそうに食べる子供たちは、とても嬉しそうでした。毎日、お家の人がご飯を作ってくださっていることに感謝の気持ちが生まれたことと思います。

 

1月21日 隂山英男先生来校

隂山英男先生来校

Professor Kageyama Hideo Vsits Our School

  「早ね早起き朝ごはん」や「100マス計算」で全国的に有名な隂山英男先生が京都から本校におこしくださいました。子供たちの学力向上に向けて、子供たちに模範授業を行ってくださると共に、校内研修にて教員にご指導くださいました。

 模範授業では、5年生に来年度習う6年生の漢字の授業を行ってくださいました。まずは「エ」「上」「飛」の書き順を確認しました。「エ」も「上」も間違えずに書けた子供たちも「飛」はさすがに様々な書き順で書いていました。その中で「漢字があまり得意ではない」と言った児童が正解だったことで、教室中に拍手が沸き起こりました。

 その後、6つの新出漢字を習いました。その学び方は、素早く漢字を読み、指で筆順を確認し、鉛筆で書く。その後、隣同士で筆順を確かめ合い、最後にもう一度書く。6つの漢字を覚えたら、すぐにテストを行うという流れでした。できた児童から、隂山先生と担任に丸つけをしてもらうと、ほとんどの児童が満点でした。

 6つの漢字を習っていた時間は、たったの15分。これを約30回行うと、6年生の漢字はすべて学習できます。隂山先生から「これを30回やったら、6年の漢字はすべて覚えられるでぇ~」と言われた児童は「たったこれだけ⁉」と驚くと共に、「これなら6年生の漢字をすぐに覚えられる!」、「もっとやりたい!」と言う声が上がりました。学力テストが終わりましたら、隂山先生にご指導いただいた方法で、全ての学年で来年度の学年の学習に入ります。

 ちなみに、冬休み明けの全校漢字一斉テストも隂山先生のご指導を受けて行ったものです。短期間で該当学年の漢字を8割以上習得した児童の割合は全体の85%でした。

 3月には、保護者のみなさまにご講演いただける予定となっております。詳細が決まりましたら、お知らせいたします。是非、お越しくださいませ。