校長室から
9月30日② 5年生・水産業の授業(導入)
Learning about the fisheries industry
本校の丸山先生は、かつて校長先生も務められた大ベテランの先生です。
今年度は、理科(3・4年)、書写(4年)、社会(5・6年)を受け持っていただいています。
「5年生の水産業で、これを使おうと思って…」
といつものようににこにこしながら差し出したのは、魚屋から買ってきたばかりのサバとタイ。
実際の魚を見比べながら、サバのように海の上の方を泳ぎ回る「浮魚」と、タイのように海の底の方に住む「底魚」の生態を知り、それらをどのようにとっているのか、漁法を予想させていくという授業です。もちろん、授業では、子どもたちが、生の魚を食い入るように見比べていました。
子どもたちが喜ぶ顔を想像しながら授業の構想を楽しそうに語る丸山先生の姿は、いつも本校の先生方にとって大いに刺激になっています。
9月30日① 月例テスト
Monthly Test
本校の経営の重点の一つである「学力向上」のための方策として、9月から毎月末に、各学年で月例テストを行うこととしました。
これまで、月例テストをどのように行うことがよいのか、検討を重ねてきましたが、中・高学年においては、文科省が提供するMEXCBT(メクビット)と本校が利用している学習eポータル「L‐Gate(エルゲート)」を活用し、紙で行うテスト(PBT)ではなく、タブレット端末を活用して回答する(CBT)方式で実施することとしました。
5年生は、全国学力・学習状況調査の過去問の一部を学年の担任が選び、出題しました。
今後は、この回答状況を分析し、今後の授業をどう改善していくか検討し、全教員で共有していきます。
9月29日 オンライン社会科見学(3年生)
Social studies field trip through the electronic blackbord
3年生は、ランドロームフードマーケット山武店に、電子黒板を通じて「社会科見学」を行いました。
本校の4組担任の小野先生だけがランドロームに伺い、Zoomで3年1組とつなぎ、スーパーマーケットのバックヤードや店内の状況を中継してくれたことで実現しました。
例年行う社会科見学のスタイルでは、実際に直接店内に入って見学するため、それぞれが注目する箇所が違うので、感想を述べ合う際にも話題が拡散しがちです。しかし、今回のように、小野先生が店内で向けたカメラの先を、みんなで共有するので、その驚きなども共有しやすいという利点があります。
今日の「見学」中も、自動でのり巻きができあがる様子をみんなで見た際には、人目をはばからずに大きな声で「おーっ」という歓声が教室中に鳴り響きました。衛生上も、実際の店内ではできない反応です。
ただ、実際に店内に入ってみないと感じることのできないにおいであったり、温度などについては、Zoomでは伝わりません。また、注目する箇所も教員によって限られてしまうため、大人でも気づかないような店の工夫点を、子ども自身が自分の目で発見するといったことが起こりにくいのも事実です。
デジタルとリアルと。
今後も、それぞれのよさを生かしながら、授業を組み立てられたらと思います。
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9月28日 初めてバッタをつかまえた!
Caught my first grasshopper!
突き抜けるような秋空の下、にぎやかな1年生が校内の畑や芝生などに行って、バッタを見つけては、かごの中に入れていました。
「見てみて~」
と自慢げに差し出すかごの中には、すでにたくさんのバッタやカマキリが…。
今回で3回目となるこの活動で、とうとうバッタにさわることができた女の子もいました。
「今日で、クラスのみんながさわることができるようになりましたね」
という担任の先生の言葉に、自然と拍手も起こっていました。
「さあ、つかまえたバッタさんたちを逃がしましょう。どこに逃がしてあげるといいですか?」
という先生からの投げかけに、友達と一緒に畑や芝生に向かう子どもたち。
「さようなら」
「今までありがとう」
など、ついさっきつかまえたばかりのバッタたちに声をかけながら名残惜しそうに逃がしていました(笑)
9月27日 運動会の振り返り
Reflecting on the Sports Day
それぞれの学年・学級に応じて、大いに盛り上がった運動会を振り返りました。
運動会で楽しかったことや頑張ったことなどについて、絵や文章に表したクラスのほか、「かけぬけろ ゴールテープの その先へ」という今年のテーマをもとに、「ゴールテープの先に何が見えたか」について話し合うクラスなどもありました。
同じ運動会でも、それぞれの受け止め方は様々です。