校長室から
3月26日 春休みの宿題
春休みの宿題
Spring Break Homework
「春休みに宿題?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、4月から始まる学年の漢字プリントを春休みの宿題として出しました。実は、2月の学力テスト終了後から、約1か月間集中して、次の学年で習う漢字の学習を進めてきました。春休み中には、1か月間で習った漢字を、プリントを用いて繰り返し練習して習熟を図って欲しいと思います。そして、4月8日の始業式の次の日に、全く同じプリントを用いて全校一斉漢字テストを行います。
この方式は、冬休み明けに行った全校一斉漢字テストと同じです。12月中に自分の学年の全漢字を、プリントを用いて繰り返し練習し、冬休み明けに同じプリントでテストをしました。その時の全校児童の習得率は85%でした。
4月が始まる時に、その学年の漢字を全部習っているということは、どの教科の教科書も読めて、内容理解に時間をかけられるメリットがあります。なお、4月9日に100点を取れなくても心配はいりません。まだ、その学年が始まったばかりなのですから、焦る必要は全くありません!
次年度の漢字を前年度末に学習する方法は、本校の教育アドバイザーとして児童や教員にご指導くださっている隂山英男先生のご指導のもとで行っています。
3月6日の隂山英男先生の講演会の中でも、子ども達の学力向上のために、保護者や地域の方に向けて様々なご示唆をいただきました。子ども達のやる気と集中力を高め、人生の選択肢が広がるような教育活動を来年度も行っていきます。ご理解ご協力のほど、よろしくお願いします。
3月25日 修了式
修了式と離任式
Closing Ceremony & Farewell Ceremony
1年生~5年生までの児童が体育館に会し、令和6年度の修了式を行いました。この一年間を振り返ると、どの児童も大きな成長を遂げました。それぞれの学年において、できなかったことができるようになったこと、得意なことをさらに伸ばしたこと、友達と協力することで達成できたことなど、どの児童も頑張ってきました。
それぞれの教育活動において、一人一人が頑張ってきた過程を通して、自信をつけ、自己肯定感がアップしたことを力として、来年度に希望と期待を持って進級してくれることを願っています。
修了式の後には、離任式を行いました。今年度末に転退職される先生方は教頭先生をはじめ9名です。どの先生方も日向小の子ども達のためにたくさん尽くしてくださいました。そのような先生方とお別れすることは大変悲しく、寂しい思いでいっぱいです。子ども達からも残念がる声が上がり、涙を流す児童もいました。
転退職される先生方におかれましては、ご健康に留意され、今後のご活躍をお祈り申し上げます。保護者の皆様や地域の皆様方にお支えいただきましたことを、転退職職員に代わりまして御礼申し上げます。
3月21日 ゲストティーチャー来校
ゲストティーチャー来校
Guest Teacher Visits
多和田真希さんというFTMの方をお迎えして、「コミュニケーション×想像=世界が広がる」という授業を4年生を対象に行っていただきました。
多和田さんは生まれてから高校生まで女性として生きてきました。しかし、大学生の頃に性別違和を感じ、その後、男性という性を選び、現在、2児のパパとして生活しています。その様子をFMTパパとしてYouTube発信しながら、ピラティスインストラクターとして働いていらっしゃいます。
男性として生きてくことを決めてから周囲の理解を得るまでに大変な苦労をしてきたことや、ネットの心無い書き込みに大変傷ついてきたことについてお話しくださいました。このことを通して、多和田さんは何気なく発した言葉が相手を傷つけることや、相手とのコミュニケーションを取ることで相手への理解が深まることなどについて、子ども達にわかりやすく伝えてくださいました。そして、今日から相手のバックグラウンドに思いを馳せて、相手を思いやりながら言葉を交わすことで、自分自身の世界をさらに広げることができることについて教えてくださいました。
子ども達からは「最初はただ男の人と思っていたけれど、これまでにすごい努力があって今を生きていることが分かりました。」という多和田さんの背景を想像し、敬う発言がありました。これから生活していく中で、自分の発する言葉の重みを考え、相手を思いやる気持ちを持てるようになってくれることと思います。
3月19日 卒業式
卒業式
Graduation Ceremony
令和6年度の卒業証書授与式を行いました。今年度の卒業生は27名。開校以来4回目の卒業式で166名の卒業生を送り出したことになります。
当日は、御来賓の方々や多くの保護者の皆様の御臨席を賜り、厳かな中にも心温まる式を行うことができました。特に、証書授与では、卒業生の凛とした佇まいに大きな成長を感じ、すでに中学生の雰囲気を思わせる子ども達の姿に胸が熱くなりました。
在校生からは代表児童による「これまでお世話になりました。卒業生のあとをしっかり引き継ぎます。中学校へ行っても頑張ってください」という送辞と共に、在校生全員による歌「大空が迎える朝」が送られました。在校生の心のこもった歌声は体育館中に響き渡り、卒業生の心に届いたことと思います。
最後は、卒業生代表児童が6年間の思い出やこれまでの感謝、中学校へ向けての抱負を答辞として堂々と述べ、卒業生全員で体育館に一堂に会す人たちへ歌を送りました。一所懸命に歌う一人一人の顔を見ていると自然と涙があふれてきました。
卒業生には、自分の無限の可能性を信じ、努力を重ね、たくましく自分の人生を切り拓いて行って欲しいと思います。
3月17日 スリランカの女優さん来校
スリランカの女優さん来校
Sri Lankan actress visits Hyuga Elementary School
本校のスリランカの子供たちの支援に当たってくださっているサジー先生のご紹介で、スリランカで有名な女優であり歌手でもあるラトナー ラーラニ(Rathna Lalani)さんにご来校いただきました。
ラトナーさんはスリランカの衣装を身にまとい、2年生の子ども達に歌を披露してくださったり、楽器でリズム打ちをさせてくださったりしました。一番子ども達が喜んだのは、輪になって「だんごむし」という歌を歌いながら踊ったことです。
本校にはスリランカの子ども達が多く通っているので、お友達の国の文化を知る機会となりました。また、改めて、スリランカの子ども達が母語と共に英語、日本語を話せることにも尊敬の念が生まれました。
スリランカでラトナー ラーラニさんは、7:30~13:30は学校で音楽や演劇の先生としてご指導なさり、13:30以降は女優さんや歌手としてご活躍なさっています。ちなみに、現在スリランカのドラマ「パータクルッロー(Paatakurullo)」というドラマにご出演なさっています。
3月6日 6年生を送る会
6年生を送る会
The 6th Grade Farewell Party
お世話になった6年生に感謝の気持ちを伝える会を行いました。これまで学校のために、下級生のために頑張ってきてくれた6年生に在校生は自分たちの気持ちを届けようと、練習を重ねてきました。
各学年の発表では、日向っ子みんなが自分の命をきらきらと輝かせながら、6年生に感謝の気持ちを合唱、合奏、劇、呼びかけなどで表現していました。また、見ていた人みんなが頑張る姿に大きな拍手を送っていました。特に、6年生は誰よりも大きな拍手を送ってくれました。これは相手の頑張りを認め、その人の存在を大切に思っている姿そのものです。
6年生のみなさんには、在校生に向けて劇の中で見せてくれたように、将来の自分に向かって困難な事があっても自分らしく歩んで欲しいと思います。下級生も先生方もおうちの方も地域の方も応援しています。
2月28日 6年生を送る会の練習
6年生を送る会の練習
Rehearsal for The 6th Grade Farewell Party
3月6日(木)に行われる6年生を送る会に向けて、お世話になった6年生に感謝の気持ちを届けようと、どの学年も合唱や合奏の練習をしています。合唱や合奏、呼びかけなどを通して、一人一人が自分自身の役割を果たしたり、友達と協力して発表を作り上げたりすることで、自信を深め、自己肯定感も向上していきます。特に、5年生は当日の運営を担っていることから、6年生を送る会を成功させようと、クラスみんなで声を掛け合いながら準備を進めています。
当日は一年間の学習成果の発表の場でもあることから、成長した子供たちの様子をご覧いただけると幸いです。
なお、6年生を送る会は9:00~11:00、その後、全国的に有名な教育アドバイザーの隂山英男先生をお迎えして講演会「常識を破って子供を伸ばそう」を予定しております。是非、ご参加ください。
2月21日 漢字集中速習学習
漢字集中速習学習
Kanji Intensive Quick Study
学力検査が終わり、あと1か月で子ども達は進級します。この1か月間を、来年度に備えて充実した学びの時間にするために、次学年の新出漢字を授業で行うこととしました。これは教育アドバイザーの隂山英男先生から直接ご指導を受けた教育実践です。(1月21日の校長室からを参照)
子供たちの「えっ!新しい漢字?」「やってみたーい!」という驚きとやる気の言葉が各クラスから聞こえてきました。学び方は、時間をかけて丁寧に指導して授業を進めるのではなく、「集中速習」と言うくらいスピード感をもってテンポよく、短い時間でどんどん進めていきます。
最初、その速さに戸惑っていた子供たちも、だんだんスピードやテンポに慣れてくると、どの子も集中してドリルに取り組み始めました。はじめに例文を音読し、その中にある新出漢字の書き順を習って指書きし、その後3回さっと「鉛筆シャープ」という文具を使って練習。再度、例文に戻り、新出漢字のみをなぞり書きして、テストです。
これまでのゆっくり丁寧な指導によって受け身だった姿勢から、スピードとテンポにより、子ども達が学びに対して主体的になり、「できない」「わからない」という思いを持つことなく、自ら学ぼうという姿勢に変化していきます。4月の初めには、その学年の漢字をざっと読み書きできることで、教科書をスラスラ読めて、学習へのモチベーションが上がることを期待しています。
2月20日 学力検査
学力検査
Academic Achievement Test
19日と20日に一年間の学習の定着度を確認する学力検査を行いました。子どもたちは緊張の面持ちで、1・2年生は国語と算数、3・4年生は国語・算数・理科・社会の4教科、5・6年生は4教科と共に英語もありました。日頃の単元テストとは異なり、冊子になっているため、問題数がとても多いので苦戦している子もいたようです。
約1か月間の家庭学習強化月間では、教科書・ドリル・プリントなどから課題が出され、高学年はその課題をどのような予定で取り組むか、どの程度行うかを自己調整しながら学ぶ経験もしました。
学力検査の結果が出ましたら、自分の弱点や苦手な点を克服して、進級・進学できるように指導して参ります。ご家庭でも、引き続き家庭学習に取り組めるようにご協力いただけますよう、よろしくお願いします。
2月17日 手作りトンボ
手作りトンボ
Handmade Dragonfly
地域の遠藤益弘様から卒業する6年生に竹で制作した手作りのトンボをいただきました。枝の先に止まるトンボは、4枚の羽根を前方に大きく広げ、実に見事に絶妙なバランスでゆれています。
トンボは昆虫の中でも、飛行能力が高く、前進したり、宙返りしたり、しなやかに飛ぶことができます。ヤゴから成虫へと成長し、今まさに飛び立とうとしている姿は、6年生の姿そのもののようです。
毎年、子供たちの成長を願いながら一つずつ丹精込めた贈り物をしていただき、ありがとうございます。いただいたトンボは、卒業する3月に6年生一人一人に手渡したいと思います。
2月14日 学校運営協議会
学校運営協議会
Community School
第3回学校運営協議会を開催しました。学校運営協議会はコミュニティスクールと言われ、学校と地域が一体となって、特色ある学校づくりを進めていきます。
今回は、コミュニティスクールから立ち上げた安全検討委員会の進捗状況について、最近の教育活動について、学校評価について、来年度の学校経営に関する承認等について話し合いました。
安全検討委員会については、児童の登下校の安全確保のために発足した委員会です。実際に、保護者アンケートから登校時に危険度が高いと思われる4つのバス停において、2月10日~14日まで保護者ボランティアの方に安全確保のために立っていただきました。今後はその結果をもとに、どのように登下校の安全を確保していくかを検討していきます。
来年度の学校経営については、学校評価などから見えた成果と課題を踏まえ、「夢中を楽しみ、みんなの笑顔あふれる学校」を目指していきます。
2月13日 教員研修
教員研修
Teacher Traning
千葉大学教育学部の松井聰教授をお迎えして、教員研修を行いました。本校の児童の課題でもある「自分の考えを自分の言葉で表現する」ためにどのような方法で行うと効果的かというねらいのもと、主体的に仲間と学ぶ方法「一人から始まる4人組の活動」をお教えいただきました。これは、松井先生が長年実践されてきた手法で、小学生から大人まで有効活用できます。
はじめに4人組になった後、あるテーマについて、しっかり時間を取って自分の考えをメモします。次に、一人ずつその考えを発表します。ここまでは、どこの教室でも見られる光景ですが、ここから松井先生は、1対1で感想を伝え合うと共に、同時に聞き合いをさせます。これを3回行うことで、全ての人に自分の考えを伝え、相手から感想を聞き、相手に対する自分の感想を伝えることができます。最後はグータッチをして終了です。ここで大切な事は、仲間の考えを主体的に聞き、否定しないことです。
この手法を用いることで、児童みんなが安心して自分の考えを自分の言葉で表現できるようになれることと思います。
2月7日 保幼小交流会
保幼小交流会
Exchange Meeting with Kindergarten
日向小学校にかわいいお客様がいらっしゃいました。それは、来年度、本校に入学する日向幼稚園と日向保育園のお友達です。生活科の学習で1年生が、幼稚園と保育園のお友達を迎えて交流会を行いました。お迎えするにあたり、靴箱に花の装飾をしたり、交流会の準備をしたりして、今日を楽しみにしていた1年生です。
交流会では、3つの班に分かれ、1年生の教室をはじめ、職員室や音楽室、図書室などを案内し、それぞれの部屋の特徴を紹介ました。職員室を紹介した1年生は「ここは職員室です。先生方がお仕事をする部屋です。」と堂々と説明していました。
学校の中を案内した後は、校歌のプレゼントです。1年生は元気な声で上手に歌うことができました。その歌声に幼稚園生と保育園生からたくさんの拍手をもらいました。
今から、新しいお友達の入学が楽しみです。
1月30日 調理実習
調理実習
Cooking Lessons
5年生が家庭科の学習でご飯とみそ汁を作りました。この学習のねらいは、①炊飯の仕方を理解し、ご飯が炊けること、②和食の基本となる出汁や、みそ汁の調理の仕方を理解し、みそ汁を作ることができることです。
みそ汁については、煮干しでだしを取り、味噌の種類は、赤味噌・白味噌・合わせ味噌等から班で選択し、大根とねぎと油揚げの入ったみそ汁を作りました。
ご飯は、お米を洗い、しっかり給水させてから火をつけて、透明な鍋の中でお米が炊けていく様子を観察しました。
家庭科室においしそうな香りが漂い始めると、子供たちは「早く食べたい~!」と口々に言っていました。ご飯とみそ汁が出来上がると、教室で盛り付けをし、班ごとに食べました。
自分たちが作ったご飯とみそ汁をおいしそうに食べる子供たちは、とても嬉しそうでした。毎日、お家の人がご飯を作ってくださっていることに感謝の気持ちが生まれたことと思います。
1月21日 隂山英男先生来校
隂山英男先生来校
Professor Kageyama Hideo Vsits Our School
「早ね早起き朝ごはん」や「100マス計算」で全国的に有名な隂山英男先生が京都から本校におこしくださいました。子供たちの学力向上に向けて、子供たちに模範授業を行ってくださると共に、校内研修にて教員にご指導くださいました。
模範授業では、5年生に来年度習う6年生の漢字の授業を行ってくださいました。まずは「エ」「上」「飛」の書き順を確認しました。「エ」も「上」も間違えずに書けた子供たちも「飛」はさすがに様々な書き順で書いていました。その中で「漢字があまり得意ではない」と言った児童が正解だったことで、教室中に拍手が沸き起こりました。
その後、6つの新出漢字を習いました。その学び方は、素早く漢字を読み、指で筆順を確認し、鉛筆で書く。その後、隣同士で筆順を確かめ合い、最後にもう一度書く。6つの漢字を覚えたら、すぐにテストを行うという流れでした。できた児童から、隂山先生と担任に丸つけをしてもらうと、ほとんどの児童が満点でした。
6つの漢字を習っていた時間は、たったの15分。これを約30回行うと、6年生の漢字はすべて学習できます。隂山先生から「これを30回やったら、6年の漢字はすべて覚えられるでぇ~」と言われた児童は「たったこれだけ⁉」と驚くと共に、「これなら6年生の漢字をすぐに覚えられる!」、「もっとやりたい!」と言う声が上がりました。学力テストが終わりましたら、隂山先生にご指導いただいた方法で、全ての学年で来年度の学年の学習に入ります。
ちなみに、冬休み明けの全校漢字一斉テストも隂山先生のご指導を受けて行ったものです。短期間で該当学年の漢字を8割以上習得した児童の割合は全体の85%でした。
3月には、保護者のみなさまにご講演いただける予定となっております。詳細が決まりましたら、お知らせいたします。是非、お越しくださいませ。
1月17日 授業の様子
授業の様子
Scenes from The Class
本日は、オープンスクールの予定でしたが、先週から発熱やインフルエンザによる欠席者が増加し、学級閉鎖になるクラスが複数あったことから、感染拡大防止の観点から中止とさせていただきました。電話でも、おうちの方がインフルエンザになっていたり、家族みんなが発熱していたりというご連絡もいただきました。どうぞ大事になさってください。
さて、予定していた授業について、各クラスの様子を写真に撮りましたので、本校のHP「学校と家庭のページ」にアクセスしていただき、ログインIDとパスサードを入力してご覧ください。これまでの教育活動の様子も合わせてご覧いただけますと幸いです。
なお、本日予定していた外部講師にご来校いただく授業は取りやめ、Zoom配信で可能な授業は行いました。
1月10日 全校一斉漢字テストの結果
全校一斉漢字テストの結果
Results of the All-school Kanji Test
冬休み明けの1月7日に行った全校一斉漢字テストの結果が出ました。冬休み中のおうちの方の声かけや丸付けのおかげで、どの学年も習熟率が8割に到達しました。特に、1年生と6年生は9割越えという結果を残しました。ご家庭のご協力に感謝申し上げます。
子供たちからは、この漢字書き取りの学習が楽しかったという声がたくさん聞かれました。また、おうちの方からは、実際に丸付けをして自分の子供の実態がよく見えたのでよかったですというお話も伺いました。
子どもたちは12月から冬休みにかけて自分が努力して学習してきたことが、目に見える結果として表れたことで、自信につながったようです。今回、残念ながら8割を超えなかった児童につきましては、習熟を目指してサポートしていきます。引き続き、ご家庭でも声掛けをお願いします。
なお、1月後半からは語彙を増やすことをねらいとした熟語の学習に入ります。
さて、明日から3連休に入ります。本日から学級閉鎖のクラスも出たことから、手洗いうがいを徹底していただくと共に、十分な睡眠と栄養をとるように心がけてください。よろしくお願いします。
1月7日 全校一斉漢字テスト
全校一斉漢字テスト
All-school Kanji Test
3時間目に全校一斉漢字テストを行いました。12月を漢字習熟月間とし、冬休みの課題として、問題と答えが分かったプリントを渡しました。そのプリントと同じ問題を、本日のテストとしました。
担任の「はじめ」の合図と共に、たくさん練習してきた成果を発揮しようと、どの子も前のめりになって漢字を書いていました。冬休みに入る前に1度行っているテストですので、今回は12月よりも良い成績を目指しての取組です。
漢字力が上がると、学力が向上すると言われています。1月の後半からは、履修した漢字を使って熟語の学習を進めます。熟語の学習のねらいは、語彙を増やすことにあります。語彙が増えることにより、子どもたちの思考が深まり、学習への意欲もさらに高まることを期待しています。
令和7年1月6日 始業式
3学期始業式
Opening Ceremony
本日から3学期が始まりました。たくさんの荷物を抱えながら登校する子どもたちは、お友だちと会えて、とても嬉しそうでした。
始業式では、3学期の日向っ子の2つの共通目標について話しました。
1つ目は「自分の考えを自分の言葉で言えるようにする」です。頭で考えていることを言葉にすることは難しいものです。なかなか言えずに黙ってやり過ごしてしまうこともあります。しかしながら、これからの社会では、自己表現できる力が求められており、小学校段階から自分の考えをしっかり述べられるようにし、他者と話し合いができる経験をたくさん積むことが大切となってきます。
2つ目は何度も伝えている「挨拶と返事」です。本校が一番大事にしている「人権と命」にかかわる目標です。「挨拶」は相手の人権を大切にしている姿の表れであり、「返事」は自分の存在、つまり自分の命を大切にしている姿の表れです。
この2つの目標の達成と共に、3学期の教育活動に教職員一同一丸となって、子供たちの指導・支援に当たっていきます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
12月24日 終業式
終業式
Closing Ceremony
おかげさまで、本日、2学期の終業式を迎えることができました。終業式は、感染症の拡大予防のため、オンラインで行いました。
校長の話では、大きく2つのお話をしました。まず、1つ目は2学期の始業式に話した「頑張る3つのこと」について振り返りをしました。3つのこととは「挨拶と返事」、「時間を守る・意識する」、「人として正しい行いをする」です。子供たちに問いかけ、自分の行動を考えてもらいました。これらの3つのことは、日ごろの生活で大切な事柄です。冬休み中の生活でも実践できるようにと伝えました。
次に、「楽しい冬休みにするために」ということで、「この数はなんでしょう?」というクイズを出しながら話をしました。
第1問は「12」です。これは「冬休みの日数」です。あっという間に過ぎてしまうので、計画的に時間を使い、しっかり学んでたくさん遊びましょうと伝えました。
第2問は「1」です。これは「命は1つ」ということです。事故やケガなどに気を付けて、安全に過ごすようにと話しました。
第3問は「9」です。これは「睡眠時間」です。小学生の脳は9時間以上の睡眠を必要としており、寝ている間に脳の機能が育つそうです。このことについて説明しました。
最後は学年ごとに異なる数です。「1年生は80,2年生は160、3年生は200、4年生は202、5年生は193,6年生は191」です。子供たちは素早く反応し「覚える漢字の数!」と答えられました。12月に入り、全クラスで問題に答えの漢字が書いてあるプリントを用いて復習しました。
冬休み明けの1月7日(火)3時間目に12月のプリントと同じ問題による「全校一斉漢字テスト」を行います。漢字はすべての学習の基礎となります。漢字力が上がれば、全教科の学力が上がってきます。冬休みの間、おうちの方のお声掛け等のご協力をいただけましたら、幸いです。
皆様にとりまして来年も良い年となりますように祈念しております。よいお年をお迎えくださいませ。