校長室から

校長室から

1月11日 避難訓練(火災を想定)

Evacuation Drill   ーassuming fire

火災を想定した避難訓練を行いました。

今回は、3年生以上は、脱出シューターや消火器などの防災設備を実際に使用してみる訓練も行いました。事前に脱出シューターの準備をしていると、突然窓の外に現れた「異物」に反応した低学年の子どもたちが「何だ? 白龍!?」と大騒ぎでした。

脱出シューター体験については、6年生の約40人が一人ずつ3階から滑り降りたのですが、実に18分間かかりました。

報道によれば、年明け早々に起こった飛行機事故379名もの人命がすべて救出されたとのことでしたが、その時間も同じく18分間だったそうですので、改めてそのすごさとすばらしさを実感したところです。

日本国中の小・中学校で、毎年行われている避難訓練は、学校だけでなく、今後、どの場所にいても地震や火災が起こった時に、落ち着いて行動することができるようにするためのものなのだということも、今回の飛行機事故での「奇跡の救出」とあわせて子どもたちに話しました。

 「白龍だ!」ーいいえ、脱出シューターです 約4分で全員校庭に避難完了
 おそるおそる脱出シューターに身を任せる6年生 一人ひとり受け止めます
 3~5年生は消火器体験 鎮火!

1月10日 身体測定

Physical Examination

今年度、3回目の身体測定を行いました。

年末年始にインフルエンザ等に罹患した子が多かったせいなのか、それとも育ち盛りで消費するエネルギーに対して摂取エネルギーが追いついていないのか、全体として、体重が軽くなっている子がやや多い傾向が見られました。

前回の測定結果と比較して、あまりにも体重が減少していた子には、もう一度測定を行ったうえで、結果については、全校一斉に17日にお知らせする予定です。

風邪等が流行しやすい季節ですので、しっかりとバランスのよい食事と十分な睡眠がとれるよう声をかけていきたいと思います。

 事前の説明を聞く1年生たち

身長と体重を測りました

1月9日 始業式

Opening Ceremony

年明け早々から、痛ましい災害や事故、事件等が続きました。改めて、このたび尊い命を失った方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げますとともに、今なお休日返上で復旧作業等に尽力されている方々に心を寄せ、私たちもできる限りの支援をしていきたいと思います。

さて、本日から3学期が始まりました。始業式では、冬休みに入る前に確認した「ふ・ゆ・や・す・み」が実行できたか振り返るとともに、こうして始業式を迎えることができることの幸せをかみしめながら一日一日を大切に過ごすよう話しました。

どの子どもたちも真剣に聞き入っており、頼もしく見えました。

1~5年生は52日間、6年生は49日間と短い期間ですが、充実した3学期になるよう努めたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 久しぶりに一堂に会して校歌斉唱  1年生を迎える黒板

12月22日 終業式

Closing ceremony of the second semester

今学期は、熱中症対策や感染症対策等に追われましたが、おかげさまで、ほぼすべての行事や教育活動を行うことができ、無事に2学期の終業式を終えることができました。

生徒指導主任からは、冬休みの過ごし方について「ふ・ゆ・や・す・み」の5つについて話がありました。

ふ…ふだんどおりの早寝早起き朝ごはん

ゆ…ゆだんしないで車に注意

や…やりすぎ注意ゲームやスマホ

す…進んでやろうお手伝い

み…みんな元気に始業式

式後、各学級で、さらに冬休みの過ごし方について確認したり、身の回りの整頓等を行ったりして過ごしました。

6年1組は、かねてより計画していた「逃走中」ゲームが、学級閉鎖等で延期になっていたため、最後の最後に実施し、明るい笑顔で下校しました(笑

よいお年をお迎えください。

冬休みの過ごし方について
逃走中(追跡中)

12月21日 全校集会

School Assembly

学級閉鎖等の影響で、予定していた全校集会が延期が続いており、あわや幻に消えてしまいそうでしたが、インフルエンザ等の影響も収まったおかげで、なんとか本日、無事に開催することができました。

今回の全校集会では、栽培美化委員会と保健給食委員会の子どもたちによる、日頃の仕事の紹介や委員会からのお願いなどの発表会でした。

栽培美化委員会は、体育館の大スクリーンに、仕事内容をまとめたスライドや、掃除用具の使い方などを伝えるための寸劇を撮影した動画などを映し出しながら発表を行いました。

保健給食委員会は、○×クイズを盛り込んだり、手の洗い方に関する実験結果を写真とともに映し出したりして発表を行いました。

手の洗い方の実験とは、

 ①水だけで洗う

 ②石けん+ハンカチでふく

 ③石けん+ハンカチでふく+手指消毒

 ④石けん+服や髪の毛でふく

 ⑤手を洗わない

という5つの場合に分けて、それぞれ直接手で食パンをさわったあと、どれくらいカビが生えるかという実験でした。

ほかのものと比べて、⑤手を洗わない場合のカビの多さに、会場から「げーっ」という悲鳴にも似た声が上がりました(笑)

集会後、発表した子が「(あの反応を見て)マスクの中で、ニヤニヤしちゃった」と満足気な表情が印象的でした。

ご家庭でも、子どもだけでなく大人も、年末の大掃除をすみずみまで行いながら、終わった後は「③石けん+ハンカチでふく+手指消毒」で、しっかりと手洗いをして健康管理をしていきましょう。