校長室から

校長室から

5月12日 心電図検査

Test with EKG

1年生と4年生が、心電図検査を行いました。

「しんぞうのこえがきこえやすいように、しずかにしましょうね」

という担任の先生との約束を守って、1年生も静かに、少し緊張しながら順番を待っていました。

来週は内科健診、再来週は耳鼻科健診と、毎年のことではありますが、健診が続きます。

5月11日 隠れた名所⁉

Hyuga Elementary School reflected upside down 

日向小の野球場は、雨水が流れ込んできやすい地形になっています。おかげで、日向小の運動場は、どんなに大雨が降っても、すぐに干上がって使える運動場になります。

丸一日以上降り続いた雨によって、野球場は水に浸かって湖のようになり、水面には「逆さ富士」ならぬ「逆さ日向小」が映し出されました。一日半以上経って、ようやく水がひきました。

隠れた名所⁉

大雨の後、水に浸かった野球場に映る逆さ日向小

ようやく水がひきました

5月10~11日 歯科健診

Brush your teeth the right way!

2日間にわたって、歯科健診を行いました。健診後、お医者様から教えていただいたことの一端をご紹介します。

「大人になっても、『インプラントにすればいいから』って軽く考えているような人がいますが、それは義手や義足に取り換えるようなもの。今までおいしく食べていたものの歯ごたえだったり、肉や野菜をかみしめたときの味わいを失うことが、どれだけさみしいことか。失ってみて分かるんですよね。そうなってからでは、もう遅いのに。」

「今のように、歯が生えかわる時期がとても大切なのに、虫歯を放っておく人がいますね。虫歯になると、その歯だけでなく、周りにも影響してきちんと順番に生えてこなくなってしまうというのに。」

「今日、歯が汚れている子に『磨いてきた?』と聞くと、みんな『磨いてきた』と答えるんですね。磨いたつもりになっている子が、思いのほか多いようです。特に、歯の付け根、歯と歯の間は、丁寧に磨いてほしいですね。下の前歯の裏側を磨くときには、歯ブラシの柄が上唇に当たるような角度で磨いてほしいんですが…」

「歯みがき」は、子どもたちが自分の健康を自分で守る行動として、最もわかりやすいものです。ご家庭でもこの機会に、きちんと磨くことができているか、確かめてみてはいかがでしょうか。

5月10日 日本語指導(オフ会)

OFF-line Japanese language instruction

前回のオンライン授業とは違い、今回は千葉大学から先生方や学生さんたちが、直接、本校の日本語教室に訪れ、オフ会とでもいうべき「再会」を果たしました。

学生さんたちが、予め考えてくれていたゲームは、大変盛り上がり、

「もう一回! もう一回!」

とねだる子どもたちが続出しました。

今後もまた、オンラインで行う日本語教室を活気づけるには、十分なひとときでした(笑)

5月8~11日 アセスの実施(3~6年)

ASSESS

おかげさまで、新年度が始まって1か月が経ちました。今年度も、3~6年生を対象に、アセス(学校適応感尺度)を活用し、学級や学校、家庭も含めた生活全般について、子どもたちの不安感や安心感等を測定し、その結果を参考にしながら、さらに一人一人に応じて指導や助言を行っていきます。

この結果だけで判断するわけではありませんが、学級担任の見立てと重ねることで、よりきめ細かな支援を行っていくことができるようになります。

7月には、すべての保護者を対象に個人面談を行います。その際に、必要に応じて、アセスの結果等を踏まえ、どのような指導を行ってきたか、その結果どのような変容が見られたか等についてお話することもできます。その後、11月頃に2回目を実施し、さらにどのような変容が見られたか、年度末に向けてどう指導していくかについて方針を立てていきます。

学級担任一人だけの見立てだけでなく、少しでも客観的なデータを利活用しながら、よりよい学校・学級生活を送ることができるようにしていきたいと考えています。

 

5月2日 なかよし遠足

A field trip to get to know each other

さわやかな5月の風が吹く中、全校で「なかよし遠足」に出かけました。行先は、昨年度と同様、さんぶの森公園。片道約5kmの道のりを、1年生は6年生と、2年生は5年生と、3年生は4年生とともに仲良く手をつないで歩きました。

途中出会う近隣の方々からも「行ってらしゃい」とあたたかい言葉をもらいながら、元気よく最後までみんな歩きました。

広場に着くと、代表委員の子どもたちが、これまで準備や練習をしてきたゲームなどを進行し、「1年生を迎える会」を大いに盛り上げてくれました。

コロナ前の時のように、上級生と下級生が一緒にお弁当を食べた後は、アスレチックや広場で、楽しく遊ぶことができました。

帰りは4台のバスで、あっという間に学校に到着。みんな満足の一日になりました。よいGWを!

風薫る5月

なかよく遠足

しっかりと手をつないで歩きます

途中の木陰で水分補給しながら

代表委員が1年生を一人一人紹介します

1年生への歓迎の言葉

猛獣狩りゲーム

早くこっちに来て!

楽しく進行してくれた代表委員たち

〇×問題で先生の取り合い

楽しくて体も勝手に動き出す

ついつい先生に甘える姿も

盛り上がったじゃんけん列車

2年生から朝顔の種のプレゼントをもらう1年生

兄弟姉妹学年でお弁当

午後からはさらにパワーアップ!

さまざまなアスレチックで遊ぶ

終了時刻ぎりぎりまで遊ぶ

5月1日 クラブ活動

Club activities

4~6年生が、第1回クラブ活動を行いました。4年生にとっては初めてのクラブ活動です。

これまで各学級で希望を募り集まった各クラブで、6年生を中心にこれからのクラブ活動の内容を話し合い、さっそく活動を楽しみました。

午前中は雨模様でしたが、午後のクラブ活動の時間には、すっかり晴れて外での活動も十分に楽しむことができました。

 ドッジボール  体育館でできる活動を話し合う
 オセロなどのテーブルゲーム  スライムづくり
 卓球を楽しむ  自分のPCを使ってプログラミングやイラストづくり

4月28日 見つけた「春」をデータ化する4年生

4th-graders datamining the spring they found.

 昨年度、日常的に各自のタブレット端末を活用してきた4年生が、理科の授業で日向小の周りの「春」を探していました。

もちろん子どもたちの手には、カメラ機能を起動させたタブレット端末。

「あ、カエルだ~」

の声に、一斉に駆け寄って観察しようとする子どもたち。

タブレットを片手に花壇の周りを駆け抜ける姿を見て、落としたりしないかヒヤヒヤしている私をよそに、

「もっと画質がいいといいのにな~」

などとぼやきながら写真を撮り続けていく子どもたち。

 

…参りました(笑)。

 珍しいウラシマソウを見つけて写真を撮る  タブレットをもって春を探す

4月27日 ロング昼休み

Long Lunch Time

原則として、毎週水曜日に予定されているロング昼休み。ロング昼休みの日は、清掃の時間をつぶして昼休みを35分間確保します。

あいにく昨日の水曜日は雨だったため、本日に延期しました。昨日とは打って変わってさわやかな晴天の下、ほとんどの子どもたちが運動場に出て、サッカーやドッヂボール、鬼ごっこなどをして遊びました。

今年の夏は、平年より暑いという予報が出ています。今のうちから、運動をしたり、お風呂にしっかり入ったりして、汗を流す練習をしておくことが、熱中症対策にもなるようです。

水分を取り、日焼け止めクリームを塗るなどの日焼け対策も行いつつ、梅雨入り前に汗をかく習慣をつけて、お互いに暑い夏に備えましょう。

 給食を しっかり食べる 1年生  「見て~」あっという間に上まで
 いろんな学年が入り混じってドッヂボール  チャイムが鳴る前に遊び終えて帰る子どもたち

4月26日 オンライン日本語教室の開設

Establishment of online Japanese language classes

山武市では現在、急増する外国人児童生徒のために、様々な取組がなされているようです

本校にも、日本語指導が必要な子どもたちが13名います。ほとんどがスリランカやパキスタンから来日しており、多くは英語が話せず、タミル語またはシンハラ語、ウルドゥー語等を使用しています。

彼ら・彼女らが在籍する学級で、日本語で国語や算数の授業を理解するのは難しく、担任の先生たちが空き時間を利用して個別に指導にあたったり、週2回来校する日本語指導教員による取り出し指導をしたりしている状況です。

過疎・高齢化が進む地域において、外国人児童の日本語指導を充実させるにはどうしたらよいかという課題は、山武市に限らず、今後、日本中で抱える大きな課題の一つになると思います。

そこで今年度、本校では、国の「リーディングDX」事業を活用し、ICT機器を使ってオンライン日本語教室を独自に開設することとしました。

開設にあたっては、昨年度からご指導いただいている千葉大学国際教養学部の准教授・小林聡子先生を中心にご協力いただき、今日は、その学生さんたちと本校児童とのオンライン顔合わせになりました。

来週は、実際に学生さんたちにご来校いただき、子どもたちと直接交流し、今後の個別支援のためのタブレット端末をセットアップしたり、学習の見通しを持つ予定です。

みんな、新しい取り組みに、生き生きと授業に取り組んでいる姿が印象的でした。

今後も、子どもたちが、日本語を話す必要性を感じながら、楽しく日本語学習ができるように様々な工夫を行っていきたいと思います。

聞こえますか~?という問いかけに手を振って応える  電子黒板には大学の先生や学生さんが並びます

画面の前に立ち、日本語で自己紹介する子どもたち

 好きな食べ物などについて自己紹介しています