校長室から
1月17日 発電・蓄電に興奮⁉
Excited about power generation and storage!
6年生の理科の授業では、手回し発電機を使って、コンデンサーに蓄電し、豆電気をつけたり、ブザーを鳴らす実験に取り組んでいました。
教室に入るや否や「ここに電気がたまって、このボタンを押すと、一気にこっちに流れるんです」と、尋ねてもいないのに興奮気味に説明してくれる6年生たち。
やはり実感を伴う実験は、頭の電気も発電させるようです(笑)
1月16日② クラブ見学(3年生)
Observed Club Activities
クラブ活動は、4~6年生が行っています。
今日は、3年生が、来年度から始まるクラブ活動に備えて、見学をしました。
すでに心の中でクラブを決めている子もいれば、どれにも参加したくて決められないという子もいましたが、楽しそうにクラブ活動に取り組むお兄さんお姉さんたちの姿を、行儀よく参観していました。
バドミントンクラブ |
茶道クラブ |
1月16日① 机の運び方に見える成長
Growth visible in the way desks are carried.
掃除の時間。いつものように、それぞれの仕事分担の場所へ移動し、掃除をしています。
下学年は、「そっち持って!」などと声をかけ合いながら、2人がかりで一つの机を運びます。
上学年にもなると、当然のことのように黙って1人で一つの机を運びます。また、教室以外の掃除場所の掃除を終えて帰ってきた子どもたちも、その様子を見て、黙って手伝います。
いつもの光景で、子どもたちにとっては、それぞれ当たり前のことかもしれませんが、こうして学年をまたがってみると、小学校生活の中での子どもたちの成長を感じます。
2人で協力し合って机を運ぶ下学年 |
何も言わず黙って一人一つずつ机を運ぶ上学年 |
1月13日② ちばっ子学びの未来デザインシート
Measures to Improve Academic Achievement in Chiba Pref.
これまでの小・中学校では、国語や算数・数学の授業後に、それぞれ教科別にテストを行い、その習得状況を確認していましたし、それは現在も続いています。
しかしながら、一昨年の全国学力・学習状況調査の算数の「直角三角形の面積を求める」問題に対する正答率の低さが話題になったように、子どもたちは、教科書や練習問題の「よくある形式」を覚え、機械的に数字や公式等を当てはめていく「作業」を行うことを、「学習している」と勘違いをしているようだということが明らかになりつつあります。しかも、こうした「作業」する力をつけていったとしても、近い将来、人間には太刀打ちできないほどAIの精度がより高度になっていくことで、いずれ多くの仕事がAIにとって代わることも指摘されています。
このような時代だからこそ、子どもたちが国語科や算数・数学科、理科や社会科を通して学んだ内容が、日常生活で生きて働く力として習得されているのか、また、そもそも学校で行っている授業自体も、実生活から切り離された形で行われていないかといったことを振り返る必要があります。
こうした背景を踏まえ、今年度、千葉県教育委員会では小学校3年生~中学校2年生までの約半数15万人を対象に、「ちばっ子学びの未来デザインシート」という実証事業を行っており、本校もこれに参加しました。
教科別に行うテストではなく、これまで様々な教科等で学んできた知識や経験を総動員し、タブレット端末を使って解くという新しい形式のテストです。
本日は、3年生が行いましたが、今後、6年生まですべての児童が順次行っていく予定です。実証事業のため、問題等の詳細については控えますが、動画を使った問題など、これまでの紙媒体では考えられなかったような、タブレット端末ならではの問題もあり、まさに学びの未来を予感させる取組でした。
今回の結果を踏まえ、子どもたちの学ぶ意欲の向上や、教員の授業改善につなげていきたいと思います。
1月13日① お話ボランティア(最終日)
Volunteer storytelling (last day)
本校は、お話ボランティアの方々に、朝の8時15分から8時25分までの10分間という短い時間を使って、絵本の読み聞かせや朗読などをしていただいていました。
今日は、その最終日ということで、全学年・全教室で同時に読み聞かせを行い、その後、ボランティアの方々と一緒に、今年度の振り返りを行いました。
毎回、どんな風に本を選んでいるのか、選書についてお話を伺うと、「卯年ということで、今日は、因幡の白うさぎを読みました」「私は、毎回、自分の好きな本を選んできます」「おおきな木という絵本を、いろんな学年に読んで聞かせて、その反応の違いを楽しんでいます」などなど、その理由は様々でしたが、皆さんがこの活動を心から楽しんでおられる姿が尊く、改めて感謝をお伝えしました。
今日の振り返りの中では、「私自身のための時間をつくりたいと思って、参加しています。今思うと、自分のために読んでいるところがあります」といった言葉も聞かれました。実際、私も子どもたちに絵本の読み聞かせをするたびに、子どもたちの反応からパワーをもらっている実感がありますので、この言葉にも納得・共感できました。
現在、このボランティアには、計15名の方々(うち保護者は3名)にご参加いただいています。来年度も引き続きお願いする予定となっています。
もし、絵本の読み聞かせや朗読などのボランティアに、少しでも興味・関心がございましたら、いつでも遠慮なく本校にお問い合わせください。お待ちしています! ℡ 0475-88-0580